百色眼鏡 [DVD]

監督 : 番場秀一 
出演 : 小雪  小林賢太郎  椎名林檎  大森南朋 
  • EMIミュージック・ジャパン
3.61
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本棚登録 : 669
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988006944244

感想・レビュー・書評

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  • ひたすら林檎ちゃんの世界観。

    椎名林檎が好きかどうか次第だけど、あの大正ロマンな雰囲気だけで私は満足できました。

  • 美人女優と、その影を探る探偵の話。
    大正浪漫。

  • 本作は小林賢太郎プロデュース公演(KKP)「LENS」から繋がっている作品である。

    推理小説志望の天城の元に刑事から一つの依頼が舞いこむ。
    それは、女優「葛城楓」の本名を調べる身辺調査である。

    天城が彼女に近づき調査を進めているうちに、謎の女性が登場する。
    その女性は花魁の様な格好で男性に耳掻きをしているようで、天城はその姿を壁の節穴から覗いている。
    謎の女性は毎夜男性に耳掻きをしている様だが、ある日その女性が知るはずの無い事を知っている事に気づく。

    それは、天城が葛城に対して行った事。
    その事を知っているという事は、ひょっとして謎の女性は葛城の夜の一面ではないか?と推測できる

    誰しもが持つ二面の顔。
    昼と夜、芸名と本名、陰と陽。

    昼の女優に対して夜の花魁。
    彼女にとって、どちらが陰で、どちらが陽であるのか。


    で、結局は不明のまま作品は終わる。
    謎を残した作風が椎名林檎や小林健太郎っぽくて良いと思う人もいるかもしれないが、正直残しすぎて訳が分からない。

    まず、節穴から覗いている家は何処かのか。
    前後の情景がなく、いきなり夢現の状態で節穴を覗くシーンになるので、夢なのか、現実の夜なのかが不明。

    次に、身辺調査をした理由は何なのか。
    作品の冒頭に依頼要綱として挙がって来るが、その後詳細は一切語られない。

    30分という限られた時間で表現しろというのが無理があるのかもしれないので、短編映画ではなくせめて90分位のボリュームで観てみたい。


    謎の残しすぎや情景の不説明さを引いて、コバケンの演技力を加味して★3つという所だ。

  • 椎名林檎の世界観を映像化したショート・ムービー。出演は小雪、小林賢太郎、椎名林檎ほか。

  • 雰囲気がとても魅力的。

  • それこそおよそ十年振りに観直した。十年…!
    監督は番場さんなんすね。原作もある、と。
    ではこの世界観は一体誰のものなのか…?

  • 画面下から上に向かって木花が伸びる冒頭部分がとても好き。
    物語の部分、赤の印象が強いセットも素敵。夜の色との対比でよりきれいに見える。

  • 椎名林檎の「茎」の世界観に
    小林賢太郎・大森南朋・小雪を招いた短篇キネマ。

    前日譚であるKKPの「LENS」を観る前と後では
    大分人物の肉付き等が変わってくると思います。
    大正浪漫で書生で袴の小林さんの変態具合が絶妙。
    伊賀大介さんは良いお仕事をなさる。

  • 映像美という言葉がまっさきに浮かびました。
    これは一つの芸術ですね。
    少し怖い・・・。

  • 賢太郎さんの多才さを知らしめる映画です。
    茎は賢太郎さん見るために歌います。

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