ホームドラマ [DVD]

監督 : フランソワ・オゾン 
出演 : エヴリーヌ・ダンドリイ  フランソワ・マルトゥレ 
  • パイオニアLDC (2003年1月24日発売)
3.35
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102857219

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  • 『ホームドラマ』
    一見寓話っぽいが、リアリティ溢れるホームドラマ。アメリカン・ホームドラマへのパロディ、風刺であり、強烈な皮肉でもある。

    衝撃的な冒頭から、過去に遡る。よくある「一見幸せそうな家族が実は様々な問題を抱えていて、、、」とは違う。どっからどう見ても、歪んでいる。しかし崩壊に向かっている気配はない。寧ろ、悩める家族はそれぞれ自分の生きる価値を見出し始める。しかし馴染めない父。究極な形で、エディプス・コンプレックスが立ち現れるかのような。

    音楽の使用は少ないが、タイミングと選曲が良い。上からの俯瞰ショットや固定カメラを多用しており、洗練されている。そこが家族の不和を対比され、不気味さ・不安定さを醸し出している。

    最後のオチがとにかく巧い、唸らされる上質なフレンチ・ホームドラマだ。

    『小さな死』
    オゾン的。自叙伝のような。醜いものへの憧憬から、エクスタシーに達する瞬間を収めるゲイのカメラマン、ポール。死の近い父との確執は、そこにある。死に際の父の写真を撮り、父に「赤ん坊の写真も無断だろ」と吐き捨てる始末。父との再会は、恋人との確執をうむ。そして姉の本音も露になる。

    父の死、そう小さな死。しかしそこにある主人公の大きな感情を、あくまでオゾンは冷たい視線で捉える。しかし最後は優しい。自己救済かのように、オゾンは余地を与える。

    短篇ながら、秀逸な作品だった。

  • ポップで黒。

  • かなりコメディ…。オゾンって作品観るごとに好きか好きじゃないかわからなくなるなー。今回はちょっと4に近い3。オゾンって基本的にあたしの中では3が多い。

  • ショートフィルム界の巨匠、フランソワ・オゾンの長編デビュー作。どたばた喜劇ですが深層には深い意味のメッセージがこめられているのかも。

  • このラストは、正直言って怒って帰っちゃう人もいると思うんだよ。
    ただ、個人的には、その無茶苦茶なところが大好きなんだな。

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