壬生義士伝 [DVD]

監督 : 滝田洋二郎 
出演 : 中井貴一  三宅裕司  夏川結衣  中谷美紀  村田雄浩  佐藤浩市  塩見省三 
  • 松竹
3.81
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感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105026773

感想・レビュー・書評

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  • 感涙の傑作です

  • 小説が原作であるからか細部までよく調査がされてるように思えた
    新選組にも使えない奴がいたり
    斎藤の糞袋という表現だったり

    あと音楽がとてもいい
    セリフのように聞こえる


    最後の腹切りの時に無音になったのには息が止まりそうになった

  • 中井喜一がすごくいい。すごくいい。

  • 中井貴一ってこんなに演技上手いんだ、と驚きました。
    時間おいて、また観たい。原作も読んでみたいと思いました。

    自分にとって1番大切なものは何か。・・・・考えさせられました。

  •  新撰組を貧しい家族を助けるための出稼ぎの場としていた吉村貫一郎を描く。

     志で動く新撰組の中にあって給料が上がると大喜びの吉村貫一郎。理想ではなく死に場所を求めてるかのような斉藤一。ひたすらに生を求める吉村と死を求める斉藤。 でも、時代は吉村を殺し斉藤を生かした。晩年の藤田(斉藤)が何とも言えずいい。
     吉村はただの守銭奴じゃない。家族の為に国を裏切った。だからこれ以上の不忠はできないと固く決めている。その為には命をかけて戦う、非情になる。 普段の南部なまりのひとなつっこさと戦いの時の非情さのギャップがいい。
     そんな吉村が最後に恥を忍んで藩屋敷の旧友に助けを求めるのがせつない。吉村を助けたくても助けられない。死ねっていわなきゃいけない。 生きること、死ぬこと、戦うこと、全て単純でなく複雑に絡まっている。

     団体の理想より個人のわがままの方が崇高に見えることもある。そんな映画。

  • 同名の小説、浅田次郎の「壬生義士伝」の映画である。

    盛岡藩の脱藩浪士で新選組隊士の吉村貫一郎という、マイナーなキャラクターを主人公に据え、幕末の時代を描いている。田舎くさい方言を使い、守銭奴のような生活を送る彼であるが、剣術は非常に達者だった。そんな彼を非常に嫌ったのが、斉藤一であった。死に場所を求めているような斉藤一と、家族への仕送りのために生きて金を稼ごうとする吉村。あまりにも正反対な二人は、反発しあいながらも、少しずつ心を通い合わせていく。もちろん、無言で。

    配役も、かなり好みだったが、もう一人の主人公斉藤一のキャラクターが、どちらかといえば土方歳三に近いのが気になる。話の進行上、「明治まで生きている」という条件から、斉藤が重要な役割をになっていることはわかるのだが、そのせいか、実際の土方の存在感があまりなく(一般的な土方のイメージと被っていて)、登場シーンからしばらくは彼を土方だと勘違いしていた。

    とはいえ、個人的には某ドラマよりも配役もしっくりきて、新撰組好きならば一度はみたい映画に仕上がっているといえる。胸がいっぱいになるので、観賞した後もしばらく幕末情緒に浸ること間違いなしである。

  • 映画と原作。 どちらが先でも、普通は最初に見た(読んだ)方が面白いんだけど、 本作は例外。原作を読んだ後に見たこの映画は、原作以上に感動の出来栄え。

    激動の幕末を舞台に歴史に翻弄をされる男たちをドラマチックに描く。主演は超演技派の中井貴一に佐藤浩市。これだけで面白くないわけはないのです。

    そして、とにかく泣ける! 観るのこれで3度目ですが、何度見ても泣ける。一番泣けるのは「旦那様、ご苦労さんでござんした」と妻のしづが泣くシーンかな。終盤は、吉村が自害するシーン、息子が函館に旅立つシーンと涙、涙で畳み掛けてきます。もうダメ…。

  • 南部弁がイイ!日本人の美学を放り込んでぐつぐつ煮詰めてゼラチンで固めたような映画。

    ただし、新撰組賛美のような印象が強いが、そこは脚色ということに注意したい。

  • なにはなくともまずこの作品。

    映画館で4回見ました。

    最高記録です。

    そんで毎回泣きました。

    いまだにこの作品に出た方はチェックしてます。

    そのくらい大好き。

  • 泣く!すごい泣く!新撰組の話です。

  •  義のために生きた南部武士、吉村貴一郎の一生。

     最近泣かせる映画ばかり見ている。中井貴一が格好良く見えた。顔とかじゃないんだよ、男なんだよ。

     音楽がずるい。やっぱり久石譲だよ。ずるい。

  • 号泣……。
    家族のために戦った父親の話。
    中井貴一が凄い。

  • 私にとって、この映画は邦画の最高傑作の1つです。

    心に深く残る、素晴らしい映画です。

    生きる事の泥臭さ、かなしさ、いとおしさ、
    儚さ、素晴らしさ。

    それが全てこの映画にあります。

    そして男の生き様の、なんと美しい事かと
    心から思うのです。

  •  

  • 原作が良すぎなこの作品。でも映画版も大好きです。主演二人の演技にたまらなく泣かされる!久石譲の音楽も素敵。

  • よく、「映画よりも原作のほうがおもしろい」っていう話を聞きます。でも、この作品に関しては、映画も原作もおもしろい、と思います。観て損はありません。

  • 幕末の京都・新撰組のお話です。
    盛岡の南部藩出身の男(吉村貫一)を中井貴一さんが味のある演技し脱帽!家族への想いが描かれた心に響く作品でもありました。良かったなぁ、中井さん!また見たいな♪

  • 吉村先生は盛岡の人です。おもさげながんす。

  • きいちの名演!

  • 家族愛がステキでした。
    一緒にいたいのにいられない…切ないです。
    一番好きな時代劇映画です!

  • きいち!なんていい演技をするんだ・・・

  • 原作浅田次郎さんの有名な小説をもとにしています。
    ・・原作はやっぱり長いので、映画はショートカットしているみたいですが。

    でも、映画もイイ!
    劇場にいってみましたが、涙でました!

    主演の中井貴一、いい。
    佐藤浩市がしぶーい。

    時代は幕末。
    新撰組に流れ込んだ南部藩の浪人が1人。
    そして描かれる新撰組の隆盛。

    最近は、グローバリゼーションとかで、いろいろとアメリカナイズされている
    日本ですが、武士道ってなんだったっけ?家族愛ってなんなんだっけ?
    ってのをワスレがちな方々にオススメです。

    この映画を見た後は、同僚と南部弁(主人公は南部藩出身の武士)
    ばっかりしゃべってました。笑

  • 幕末の混乱の中「生きて大切な人たちを守る」という事に命をかけた武士の話。昨今のサムライ映画の立役者だと思う。邦画では久々の感動作でした。あの時代生き抜くことにも強さが必要なのだと思えた一作。

  • 堺雅人=沖田総司がピッタリ。
    「銭っこ」←これ名言。
    とにかく守銭奴の私にとって共感できた逸作。

  • 泣けます
    お父さんを大事にしましょう

  • 渡辺健のテレビ版も良かったけれども、この映画の方が感動しました。大和魂に訴えてくる、汚職官僚・政治家に見せたい。

  • 映画館で観ました。<br>
    時代物ってあまり見なかったけど、これからは観ようと決心させた作品です。<br>
    大変感動させられました。とにかく凄く良かったと思ったことを覚えています。<br>観終わった後は興奮していたなぁ。<br>
    これを観てからだろうか。<br>
    40代の俳優たちがかっこよく見えるようになりました(笑)<br>私が年取ったからか(爆)

  • 泣きました!
    泣いたのはいつ以来でしょうか?
    ストーリーをうまく書けないので今回はコピペです^^;手抜きですんませ〜ん
    中井さんは最近いいなぁ〜うまいなぁ〜と思い出した俳優さんなんですけど、このビデオ借りてよかったです!
    ☆5つです!
    面白いなぁと思ったのはこの映画、全員がいい役なんです^^
    嫌味な奴や悪い奴がいないんです。それでもってしょっぱな5分後には釘付け状態になってしまうんです。
    ラストの中井さんのセリフがちょっと長いなぁ・・と感じたものの、その後の締めくくりにOK牧場♪でしたね^^
    邦画嫌いな方にも是非お勧めです。
    素直に泣ける映画ですよぉ〜

  • すごいよかった!原作からだいぶ端折られてるけど、これはこれでかなり泣ける。剣戟がすごい。

  • 地元の岩手が出てくるので、贔屓目に見てしまう・・・。方言が懐かしい感じがして最後の方は感動しました。

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