たたり [DVD]

監督 : ロバート・ワイズ 
出演 : リチャード・ジョンソン  クレア・ブルーム  ジュリー・ハリス 
制作 : ネルソン・ギディング 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ (2003年8月8日発売)
3.63
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本棚登録 : 36
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135542199

感想・レビュー・書評

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  • 1963年。1999年に「ホーンティング」としてリメイク。
    監督ロバート・ワイズといえば「市民ケーン」編集、「キャットピープルの呪い」「地球の静止する日」「ウエスト・サイド物語」など。
    原作「山荘奇談」のシャーリイ・ジャクスンといえば「くじ」「たたり」「ずっとお城で暮らしてる」などのいやーなミステリ。

    高校の頃?に見て、いい印象を持っていた。
    モノクロの怪奇映画が好きという印象とともに。
    が、今回期待して見直して、なんだかがっかり。
    ショッカーシーンの有無多寡ではなく、悪い意味で古臭い感じに。
    特に「ストップしたモノローグの多さ」から連想されるのは、デヴィッド・リンチ「デューン/砂の惑星」の間抜けさ。

  • 「ホーンティング」も観たので本家も。
    比べちゃならんのだろうけど、こっちの方が怖い。
    特にネルがいっちゃってて怖い。
    その他相違点多々あり、原作確認せねば。

  • 幽霊屋敷モノ。ホラーのわりに落ち着いた、なんともいえない暗さのある映画。幽霊そのものは出てこないし派手さはないけれど、装飾過多な屋敷がゴシックホラー調のいい雰囲気を醸し出している。(モノクロでなかったらゴチャゴチャしてそうな舞台設定だ)
    心霊現象はラップ音だのドアが閉まったりガンガン揺れたりだのと地味で、怖くはない(もちろん、そういうものの方が怖い人もいるだろうけれど)
    たぶん、今時のホラー映画が好きな人には退屈。怪奇現象の原因もはっきりしない。この映画は主人公が自分の居場所を求めるあまり、屋敷に魅入られていくのを怖いと思えるかどうかで評価が変わるんじゃないだろうか。

    ということで私の評価としては細かくいえば☆3.5ぐらいかな。

  • 原題:The Haunting
    レンタルで観賞。

  • <私的ホラー映画祭⑫>家に帰りたくない度が恐怖をも上回った、エレナーのモノローグが怖い。屋敷ポルターガイストものだが、亡霊は一度も出てこない。その点では、「回転」に一歩劣るだろう。屋敷そのものが恐ろしいという着地になった。

    【ストーリー】
    ニューイングランドの人里離れた寂しい地区に、大きな館がぽつんと立っていた。人々は「丘の家」と呼んでいるが、誰も住みつかないほどのいまわしい噂があり、持ち主の寡婦サナーソン夫人も、館に住む気持ちなど全くなかった。それほど、呪われた不吉な家だった。

    こんな家に借り手がついて夫人を驚愕させた。人類学教授ジョン・マークウェイ博士(リチャード・ジョンソン)だ。奇怪な幽霊屋敷こそ、心霊研究格好の場所と考えた。博士はこの心霊調査のため、10歳の時、不思議な経験を持ったというエレナー(ジュリー・ハリス)と、超感覚的な優れた感受力に恵まれた、セオドーラ(クレア・ブルーム)の30前後の女性2人を助手として選んだ。

    グループがこの建物で顔を合わせた最初の夜、女たちを超自然的現象が脅かした。だがエレナーはその恐怖の中にも、拒むことのできない魅力にとらわれた。翌日博士の夫人グレースが突然やって来た。その夜、この家の霊の巣食う所と目される育児室に1人で寝たが、夜半異様な胸騒ぎにエレナーが駆けつけると、夫人の姿がなく大騒ぎになった。博士をはじめエレナー、セオドーラ、ルークたちは館から庭と夫人を探し回った。行方は分からない。

    そのうち、この家に巣食う霊はエレナーにいよいよ迫ってきた。危険を感じた博士はエレナーをここから出すことにした。が、エレナーは孤独な家に帰りたくなかった。博士に無理矢理出された彼女は、車を運転して庭を猛スピードで走り回った。そして、その前方に彼女は一瞬、夫人の姿を見た。急ブレーキ。車は横転、エレナーは死んだ。霊はついにエレナーを犠牲にしたのか・・。謎はついに解けることなく終わった。

    「ウエスト・サイド物語」のロバート・ワイズが制作並びに監督にあたったスリラー、もしくは恐怖映画である。原作はシャーリー・ジャックソン女史のベスト・セラー小説「丘の家の怪」で「私は死にたくない」などワイズ作品に協力したネルソン・ギディングが脚色した。撮影はデイヴィス・ボウルトン、音楽はハンフリー・シアール、特殊効果は「バグダッドの盗賊」のトム・ハワード。出演者はブロードウェイの舞台女優で、「エデンの東」やTVで活躍しているジュリー・ハリス、「チャップマン報告」のクレア・ブルーム、「戦雲」のリチャード・ジョンソン、「渚のデイト」のラス・タンブリンなど。

  • なんとも奇妙な味わいの映画です。お化け屋敷の話のようで、実はエキセントリックな女性の妄想世界を語るのか、と思いきや、やっぱり霊的なものが出てくる。怖いのは屋敷なのか、それとも人間なのか。中途半端といえば中途半端。
    でも、途中で出てくる扉がたわむシーンはかなり強烈に怖かったね。

  • 最近ホラー映画をよく見てますがモノクロで古いホラーって実はあんまりないのかも。やっぱ古いテイストは自分に向いてるかも。ホラーの中では割とピンと来ました。

    本作は63年作。監督は「ウエストサイド物語」のロバート・ワイズ監督。主演は「エデンの東」のヒロインで有名なジュリー・ハリス。
    代表作を見る限りでみると「えっホラーやっちゃうの?」という感じではありますがそんな心配は無用。

    本作はモノクロならでは怖さが存分に堪能できます。
    ゴシックなお屋敷の怪奇現象がじわじわと押し寄せる恐怖。こんなにぞわぞわ来るとは思わなかった。血も出ないし幽霊が出てくる訳でもないしやっぱ本作はモノクロならではがすごく生かされてる。
    真っ暗なゴシックなお屋敷ってモノクロで見た方がずーと気味悪いですよ。
    なんにもないシーンでも背景や部屋の装飾が気になったりいちいち怖いってすごい。

    それに人物描写がすごく丁寧で繊細。とくにジュリー・ハリス演じるヒロイン良いです。
    彼女はエデンの東を見た時から不思議な魅力のある女優さんだなぁと思っていましたが本作の繊細なキャラクターにすごくピッタリで彼女以上にネル役に合う女優ってこの先にも前にも絶対ないだろうなぁと思いました。
    妖艶でミステリアスなセオを演じたクレア・ブルームもすごく良かった。
    彼女らの妖しい感じを醸しているやり取りが良かった。
    この二人の女性は女性からみるとより共感的に思える魅力的なキャラクターだったと思うなぁ。

    良作ですね。

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