S.W.A.T コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : クラーク・ジョンソン 
出演 : サミュエル・L.ジャクソン  コリン・ファレル  ミシェル・ロドリゲス  LL・クール・J  オリヴィエ・マルティネス 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.07
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本棚登録 : 432
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462006783

感想・レビュー・書評

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  • 予想と違って、アクション映画というより人間ドラマでしたね。悪くはないですが、派手な戦闘アクションを期待してると肩透かしを食うかも。それだけに「これSWATじゃなくても、普通の刑事でいいんじゃない?」と思わなくもない。ラストとかもびっくりするくらい地味。

    あと「俺を脱獄させたら1億ドルやる!」と犯人がテレビでアピールするシーン。このギミックが本作の目玉のはずなんですけど、生かしきれていないんですよねぇ。カネ目当てに群集が押し寄せてカオス!みたいなのを期待してたんですがw 実際にはカネに目が眩んだ身内が1人裏切るだけという、これまたセコいスケール感…。

    ジェレミー・レナーが最後に敵方として登場するのも見え見えだし、なんか、あっと驚くケレン味が欲しかったですね。

  • [鑑賞日:レンタルDVDにて2009年8月26日]

    S.W.A.T.
    2003年 アメリカ
    日本公開日:2003年9月27日
    監督:Clark Johnson
    出演:Colin Farrell、Samuel L. Jackson、Michelle Rodriguez、LL Cool J、Brian Van Holt、Jeremy Renner、Josh Charles、Olivier Martinez...他
    [英語]

    ■あらすじ
    任務中、SWAT隊のストリートとその相棒ギャンブルは命令に背いて、人質救出に向かった。ギャンブルはSWATを辞め、ストリートは武器保管室に移動。半年後、ホンドー巡査にストリートはSWAT隊に戻される。国際指名手配されていた麻薬王アレックスが偶然にも逮捕され、囲まれた報道カメラに「自分を逃がしてくれた奴に1億ドル払う」と宣言。報酬目当ての人間が街中に現れ、護送を任されたSWATたちに危険が迫る。ストリートと同じチームのT・Jはアレックスの誘惑に負けてしまい、彼の逃走をギャンブルと共に手引きする…。

    ■感想
    昨年だったかWOWOWで一度途中から観て、映画の内容自体はどうも好きにはなれなかったが、この時ギャンブル役の俳優さんをみそめてしまったのだった。でもこの時は前半しか出ていない脇役だと思っていた。(ギャンブルは前半、SWAT隊を辞めるまでしか出ていないと思っていた。ところが同一人物だと思っていなかったのか、後半、敵に回って出ていたのに、DVDを見直して驚いた。)

    ギャンブル役が誰なのかを知ったのは、WOWOWで『28週後…』を観た時。ドイル役の格好良さに惚れてしまったのだった。彼がそのギャンブルを演じたジェレミー・レナーだった。

    ……で、WOWOWでもう一度この『S.W.A.T.』が放送されるのを待っていたが、いつになっても放送されず。とうとうレンタルで借りてきてしまった。

    先にも言ったように、私はギャンブル(ジェレミー・レナー)がSWATを辞めるまでしか出てないと思っていたが、後半はストリート(コリン・ファレル)の敵役になってしまっていることに少々悲しくなってしまった。まあ、どちらにしても後半にもギャンブルが出ていたのだから良しとしよう(どんなけ、ミーハーなんだ、私?)。

    実際、映画の内容は正直退屈だ。中盤は中弛みが酷く、眠気さえ押さえ切れなくなってくる。ちょっとこの映画の批評を読んでみたが、だいたい命令を破って独断で動くSWATなんて有り得ないようだ。まあ、そのためにギャンブルが辞める(クビ)はめになってしまうわけだが、現実的ではないってことを念頭に入れておいたほうがいいようだ。

    この映画のテーマは、「正しければ」か?「命令厳守」か?ってことのように見えるが、いまいち、曖昧な気がする。正しいことだと信じて発砲したギャンブルは、命令違反と見なされSWATをクビ。「正しいことは正しいことなんだ」で、命令違反などなんのその、結果オーライで済まされたホンドー(サミュエル・L. ジャクソン)。ストリートはその場その場に甘んじて流されて、一番意志の弱さを露見させた感じ。お前、それでいいのか?と違った意味の判断力の良さに呆れてしまう。一番悪いのは自分の立場しか考えないフーラーだけどね。お前がこの騒動を起こした元凶だろう? クビにするべきだよ。

    それと、驚いたのは、報酬金目当ての奴らのアレックス救出作戦の計画立てるのが早っ! あれだけの規模と人数をいつどこでどうやってまとめたのか? 武器もどうやって揃えたの? みんなマフィア絡み?

    それとコリン・ファレルが、ぱっとしない。抑えた演技と言ってしまえば聞こえは良いが。アクション映画なのに、気だるい感じがする。それはこの後の主演映画『マイアミ・ヴァイス』と同じことが言える。風貌で損しているのかなあ?

    本来なら繰り返して観るに値しない作品だが、好きな俳優さんが出ているので、癒しのためにこれからも観るだろうね。

  • 派手なアクション、豪華な俳優陣の演技、映像と、どれをとっても1級品といった感じのアクション映画です。ストーリーも、いろんなテーマを盛り込まれてていて良かったのですが、逆に盛り込み過ぎて、印象に残る深いシーンが少なかったかなぁという印象です。もう少し、役者陣の個性が表現できてれば、もっと面白かったと思いました。

  • そもそもイントロダクションが面白い。「俺を逃がしてくれた者には1億ドル出す」と言って民衆から仲間を募る。現実世界ではきっと怒らないであろうが、妙にリアルさがある。
    劇中の世界ではメディアによってこの麻薬王の発言が広まる訳だが、その割には全体的にあっさりしている。これは内容もそうだが、登場人物の肉付けが甘かった故であろう。もう少しSWATと敵両者の内面描写を徹底すべきであった。

  • 見て損はない

    2023年7月再視聴
    犯人を逃がせば1億ドルの報酬・・って報酬の受け渡し方法も実行犯の確認も定かでない中で、犯罪に手を染めようとするアホな犯罪組織という致命的な欠陥を抱えた脚本が萎える。

    『S.W.A.T.』は、2003年公開のアメリカ合衆国のアクション映画。1970年代に同国で製作されたテレビドラマシリーズ『特別狙撃隊S.W.A.T.』のリメイク作品。
    題名通り、SWATに所属している警察官の活躍を描く。SWATの新チーム結成と訓練をリアルに描写する前半と、麻薬王の護送任務に端を発する大がかりな市街戦が展開される後半との二部が描かれる。

    あらすじ:
    ロサンゼルスで自動小銃で武装した銀行強盗事件が発生し、パトロール警官だけでは対処できないため、ロサンゼルス市警察はSWATを出動させる。警察は交渉人を使った解決を第一に考え、SWAT隊員を要所に配置し建物を封鎖した上で電話による交渉を始める。ところが配置についていた隊員の一人であるギャンブル巡査は、一緒に行動していた同僚のストリート巡査の忠告も聞き入れず、待機命令を無視して独断で店内に進入してしまう。そして突入部隊への射撃許可が出ていないにもかかわらず勝手に犯人に向け発砲し、しかも人質の女性を誤射して負傷させる。ギャンブルに引きずられるように行動したストリートが犯人を銃で制圧し、なんとか事件は解決したものの、命令無視と人質を負傷させた責任は重かった。SWATの責任者であるフーラー警部は二人を呼び出し、その責任について厳しく問い詰める。二人の直接の上司であるベラスケス警部補がフーラーに嘆願し、SWATからは外されずスカンク・ワーク(武器庫の管理及び銃器調整、オリジナル装備開発担当)への異動という寛大な処分になったが、ギャンブルはこれを不服として警察を依願退職する。一方ストリートは左遷を受け入れ警察に残るが、自分と一緒に警察を辞めなかった彼をギャンブルは責め、二人の友情もそこで終わる。
    ストリートがスカンク・ワークで働き始めて半年後、ホンドーことダン・ハレルソン巡査部長がチューンナップを頼むためにSWATにやってくる。ホンドーは海兵隊フォース・リーコン隊員としてベトナム戦争に出征した経験を持ち、かつてSWAT隊員であったが、フーラーとの対立の末にSWATをやめた経緯があった。しかし警察、とりわけSWATに対する非難が相次いでいることから、てこ入れとして再び呼び戻されたのだ。ホンドーはパトロール警官のディークとサンチェスをスカウトし、それに現隊員のボクサーとT.J.、隊員に復帰させたSEALs出身のストリートで自分が指揮する突入班を作ろうとする。彼らは厳しい訓練と試験を乗り越え、正式にSWATの突入班として認められた。
    同じ頃、フランスからロサンゼルスにやってきた麻薬組織のボスの息子・アレックスは、組織の金を横領したLA在住の叔父を殺害し、組織を自分の支配下に置く。その後叔父の車に乗って市内を移動していると、たまたま車のテールランプが故障していたことから白バイ警官の職務質問を受ける。警官がナンバーを照会すると叔父に逮捕状が出ていたことがわかり、その車を運転していたアレックスは警察署に連行され、そのまま身柄を拘束される。偽造パスポートを所持していたため彼の本当の身元が判明せず、拘束期間は延び続けた。やがて業を煮やしたアレックスは、部下を使って脱獄することを思いつく。
    それからしばらく後。ホンドーの突入班が、パンツ一枚で散弾銃を乱射しながら住居に立てこもる男の逮捕に見事成功した直後、ベラスケスが新たな任務を命令する。アレックスの身元がついに判明し、彼が国際指名手配中の麻薬組織の幹部であることがわかったのだ。その時アレックスはロサンゼルス郡保安局の護送車に乗せられ移動中だった。ホンドーらはこの護送車と合流し、彼の身柄を引き受けて連邦刑務所に移送することになった。しかし既にアレックスは部下に手を回し、市警察に偽装した彼の部下が護送車からボスを取り戻そうとしていた。本物のロス市警察と勘違いした保安官は護送車を停止させてしまい、部下らは銃で保安官を射殺、アレックスを連れ出した。まさしくその時、ホンドーらが護送車に追いつく。路肩に並んで停止しているパトカーと護送車に警戒しつつ近づくと、偽警官の男がサブマシンガンをホンドーらに向けて発砲する。すぐに応戦し偽警官らは制圧され、偽パトカーで逃げようとしていたアレックスも逮捕される。
    一時拘留のため市警察に連れてこられたアレックス。テレビのリポーターがフェンス越しにインタビューを試みると、アレックスはテレビカメラに向かって「俺を逃がしてくれた者には1億ドル出す」と公言。このコメントがテレビを通じて大々的に報道されてしまい、それを見て真に受けた悪人どもはアレックス奪取のために蠢動し始める。そして1億ドル目当てのギャング集団と、ホンドーらSWATの「戦争」が始まった。(ウィキペディア)

  • 2003年(アメリカ)
    原題:S.W.A.T.

    監督:クラーク・ジョンソン
    脚本:デヴィッド・エアー、デヴィッド・マッケンナ
    音楽:エリオット・ゴールデンサール

    出演(日本語吹替):
    サミュエル・L・ジャクソン(玄田哲章)
    コリン・ファレル(竹若拓磨)
    LL・クール・J(西凛太朗)
    ミシェル・ロドリゲス(安藤麻吹)


    製作:ニール・H・モリッツ、ダン・ハルステッド、クリス・リー

    ----------------------------------------

    自身の解放に賞金をかけた容疑者を連邦刑務所まで護送する任務を帯びたロス市警特殊部隊に密着したストーリー。

    特に変わりばえしないアクション映画だったけど、数分おきに大規模な戦闘アクションシーンがあったので、それなりに楽しく観賞出来ました。

    • MANUさん
      2019/08/20 加筆修正
      2019/08/20 加筆修正
      2019/08/21
  • 人間関係の描き方が下手なこととストーリーがもう一歩。主人公含め感情移入できないところか残念。ハリウッドらしく映像が派手なだけにもっと良くできそう。
    コリンファレルは若い頃もセクシーでかっこいい。

  • 優秀なSWATであるが、なぜか、評価されない。
    あまり、語らないし、自己アピールもしない。
    そんな不器用なSWAT隊員/ストリート/コリンファレルは、
    命令に従わなかったとして、
    武器管理部にまわされて、マジメにシゴトをしている。
    確かに、コリンファレルは、SWATのイメージがなく、
    管理する人間の風貌をしている。
    一方の相棒/ギャンブルは 警察を辞めてしまう。
    そして、ストリートはゴマスリだと思う。

    サミュエルジャクソンは、SWATの教官であり、
    あたらしいSWATをつくることになる。
    ストリートの能力を評価している。
    上官の現場をきちんと見ない姿勢に批判的であり、
    ストリートをSWATに入れることに、自分の進退もかける。

    国際指名手配犯/麻薬王アレックスが、
    テールランプのついてないクルマで捕まって、
    その犯人の不気味さと「自分を逃がしてくれた奴に1億ドル払う」
    と言うことで、護送中にアレックスを逃がそうと多くの人が、
    襲いかかる。SWATは たくみに 護送する。
    しかし、SWATの隊員のひとりが、アレックスを逃そうとする。
    その隊員は ギャングと結託していた。
    そして、逃がす方法が ビジネスジェット。
    刺すが、アメリカである。
    ビジネスジェットに乗っている女の大げささがどうもね。
    ストリートは、アレックスを確保して、ギャングと闘う。

    派手さがないが、警察の管理的手法と現場の反発と言うのが
    そのもの語りのメインになっているのが、面白い。

  • すごい観たくてビデオに録画したのに、もう1年以上放置していた作品。
    なんか、微妙でした。。。
    映像はメッチャクールでカッコイイんだけど、ストーリーはいまいちでした。

  • 初回観たときも思ったのが、それでいいのか。というオチとしてどうもスカッとしない感じ。
    コリン・ファレルにハマっていた頃は割合楽しく観られたが、客観的に観るとどうもな。
    出だし~前半なんか面白い組織モノが始まりそうな感じなのに、メンバー集める辺りからはもうご都合主義丸出しのトラディショナルなアメリカしいアクションものだからな。

    エンディングテーマの持って行き方が、完全に、君たちこれで全部なんとか水に流せると思ってるでしょ。という感じなんだが、
    あまりにマッチしていてなんとなくエキサイティングな映画を観たような気持ちにされてしまう。内容のない映画でよく発生するパターンである。

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