NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体III 遺伝子DNA DVD-BOX

アーティスト : 久石譲 
出演 : 谷川俊太郎  古屋和雄  山根基世 
制作 : 大滝秀治 
  • NHKエンタープライズ (2003年10月24日発売)
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988066135866

感想・レビュー・書評

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  • スペシャルの ある人物に焦点を当てて、
    物語を紡ぐ手法は、実に優れている。
    わかりやすいのである。なぜか、そこに危険があるような。

    第1集
    イタリア北部、アルプスの山中にリモネ村という人口1000人の小さな村。
    不思議な遺伝子をもつ世界でたった38人の人たち。
    ポルタトーリ遺伝子。
    染色体の11番目。普通の人が、CGCなのに対し、ポルタトーリは、TGCに。
    動脈硬化を抑制する遺伝子がある。
    コレステロールを除去する能力がある。
    子供に受け継がれるのか?を物語風に。
    そして 1653年にうまれた オトコの子孫であり、受け継がれた。

    マスターキー遺伝子。それが ホメオテック遺伝子。
    エドワードルイスが発見し、ノーベル賞をもらう。
    このタンパク質が、骨の分化を決めていく。
    指の融合が遺伝する。
    ペンシルバニアの 女教師ローズさんのたくましさも驚くばかり。
    日本では、ありえないのではないかと思った。
    11人兄弟のうち8人が 指の異常があった。
    それが、受け継がれる。子供を産まないと思ったが、
    夫のすすめで、二人の子供を産む。そして、遺伝された。
    がんは 遺伝子の異常である。
    それを受け継いでいく事が、生き方なのだ。
    結婚し、子供を生むかどうかは、自分で決める事だ。

    第2集
    ここに登場する リンデルさんが、すごいなぁ。
    子供の頃から、がんを患い、4度の手術をする。
    顔の変形さえも起こっている。
    1歳半、14歳、32歳、35歳と がん治療をする。
    それでも、がんに立ち向かい、子供3人を育てる。
    更に、看護士になろうとするのだ。
    そして、自分がガンになりやすいのは、遺伝子の問題だった。
    ラス遺伝子。P53遺伝子が P53タンパク質。
    P53遺伝子を組み込んだ アデノウイルスで
    遺伝子治療をする。

    エイズにならない遺伝子の変異をもっている人。
    それは、700年前に変異したと思われる。
    それは、ヨーロッパを襲った ペストだった。
    人口の30%近くが 死んだのだった。

    XP 色素性乾皮症。
    太陽の光線で皮膚がんとなる。
    ラファイエル君の 
    「こういう病気になったのも理由がある」
    という言葉が重い。

    第3集
    アイヌは 縄文人だった。
    アイヌと沖縄は ずいぶん離れていた。
    加納と言う青年が、20歳の頃に 自分がアイヌであったことを知る。
    そして、アイヌになろうとする。
    日本人のルーツを探っていく。
    そして、どうやって、モンゴロイドが広がっていったのか?
    アンデスのミイラの遺伝子と現在につながる。

    日本は 縄文人 そして 弥生人とされていたが、
    弥生人も 多様であり、遺伝的に言えば 単一とは言いがたかった。

    5300年前のアイスマンは、オーストリアのアルプスで見つけられた。
    ミトコンドリアの遺伝子を解析する事で、現在の人に受け継がれているのか?
    オーストリアに 15人ほどその特異な遺伝子をもっていた。

    第4集
    寿命遺伝子 テロメア。
    歳をとるのが、自然現象とされていた。
    秦の始皇帝は、不老不死をのぞみ 徐福に探させた。
    果たして、人の寿命を延ばす事ができるのか?
    長生き遺伝子というものが 存在するのか?
    沖縄 100歳をこえた 老人の血液の遺伝子を分析。
    HLA遺伝子。DR1があり、DR9が、ない。
    アルルカルマンさん 120歳。
    アポE遺伝子 E2+E3は、OK。E4は、アルツハイマーになりやすい。

    早期老化の子供。
    なぜ、子供なのに 老化するのか?
    それを遺伝子で解明していく。
    なぜ 酵母は テロメアを選んだのか?

    第5集
    新規検索が好きな人は、遺伝子も関与しているのだった。
    染色体11番目。
    イスラエルで、調べてみた。ある遺伝子がくり返されて長い。
    水木しげるの遺伝子も調べてみた。
    普通の遺伝子だったのだ。

    双子である事で、遺伝的に同じであるが、
    性格が どう変化するのか?
    環境によっても 神経は変化していくのである。
    韓国の一卵性三兄弟。二人は デンマークに。
    一人は、韓国にいたのだ。
    テコンドーを3人ともやっていて、型が同じだった。

    自殺する人 テロトニントランスポーター。
    テロトニントランスポーターが少ない事が 不安をおさえきれない。

    第6集 パンドラの箱。
    ハンチントン舞踏病。
    それは、遺伝子から起こっているのだ。
    遺伝子情報は 国家が管理していいのか?
    遺伝子情報によって、保険加入を断る事ができるのか?

    遺伝子病の遺伝子組み換えによる治療。
    それは、許される事なのか?

    遺伝子をめぐる 技術的な解明の進展は
    眼を見張るものがある。
    いかにわかりやすく 説明するかを 工夫し
    アニメ化した 見えるかにも 拍手だ。
    こういう ドキュメンタリーは 
    知的レベルをあげる為に必要だね。 

  • 人体の第三弾。遺伝子にスポットを当てたもので、なかなか興味深く見られると思う。第二弾もはよDVDにして欲しい・・・!

  • [○2007/09/25鑑賞]Vol.1
    [○2007/10/09鑑賞]Vol.2。RASタンパク質。P53遺伝子。マクロファージ、ケモファインレセプター。遺伝子治療。
    [○2007/09/30鑑賞]Vol.3
    [○2007/10/06鑑賞]Vol.4。アポトーシス。テロメア。この回、切ないというか希望というか。
    [○2007/10/06鑑賞]Vol.5。ドーパミン第四レセプター。新規探索傾向。セロトニントランスポーター。
    [○2007/10/08鑑賞]Vol.6。遺伝子操作。神経幹細胞。ES細胞。DNAチップ。デコード社/アイスランド。
    【感想】最高の出来だと思います。まず取材している生身の人間ドラマに心をうたれます。一方サイエンス番組として見ても非常に分かりやすく説明されています。NHKにはCGIでこの分野の最先端研究を常に表現し続けてもらいたいです。研究者を目指す大学生にはぜひ推薦したいです。分子レベルの仕組みがこのようなCGIで表現されれば、いつかきっと日本にも理系に興味を抱く若者も増えてくれるのでは?と期待できます。続編が出ることを大期待しています。

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