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- / ISBN・EAN: 4988013646605
感想・レビュー・書評
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2002年香港
アンディ・ラウ、トニー・レオン、サミー・チェン
なかなか面白いのでは?
この手のアウトロー的なお話はあまり観ないんだけど、、
ハリウッドみたいに派手なアクションがあるわけでもなく、ちょい地味に人間的でいい感じ。
アンディもトニーもかっこいいわ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青年時代と成人時代の役者があまりにも顔が似ていないために、どちらがどちらかかなり混乱するw
それ以外は文句なしの傑作! -
切ない。その一言に尽きると思います。
三部作になっていますが、個人的には一作目だけで十分楽しめました。むしろ二部と三部はない方が・・・もにゃもにゃ。派手な銃撃戦とかがあるわけではなく静かな印象を受けますがその分最後まで中身に引き込まれていました。最初から最後まで目が離せなかったです。 -
夫「冒頭のスピーカーのシーンが香港への気持ちを再燃させます。また香港行ってロケ地ツアーしようね」
妻「そうだね。初めて香港マフィア映画を観たけど面白かった。意外と知能戦なんだね」
夫「トニーがサムの目を盗みながらモールス信号を送るシーン、そしてその信号を怪しむアンディ・ラウ。本当に一進一退の攻防だよね。眼が離せない」
妻「最後、二人の間に友情が芽生えるかと思いきやアッサリ殺すね・・・このへんがマフィアだなあ」
夫「ノワール映画は香港のが一番秀逸かもしれないと感じさせる一作」 -
やっぱり香港版のほうがはるかに面白い。
伏線もきちんと描かれていて、いろんなことがすとんと落ちる。
理由が書かれていない謎のままだと、もやもやしてすっきりする。
とにかく自らを偽って生きることの苦悩が描かれ、ドラマ。
トニーとアンディー・ラウの対比もすばらしい。仕事ぶりやら恋人やら。
そして敵同士のはずの二人が少しずつ心を通わせ会っているのもいい感じ。オーディオ・ショップでの出会いが最後のシーンにパンチを効かせている。
ラウの善人か悪人かという問いは、今作の大きなテーマ。物語らしいテーマ。スター・ウォーズみたいに。
ラウの恋人の小説もいい。28?もの人格を持った男の話。それを聞くラウの表情がたまらない。
今作の一番いいところは、登場人物の気持ちが直接的に表現されないこと。つらいだとかさみしいだとか。それをまわりの人間との関係性やアイテムで表現しているところが秀逸。こういうところは本当、参考になります。結局、ラウの正体が分かってしまったラウの恋人は「もう小説の続きは書けない」と言って去っていく。素晴らしいです。
過去を想像させるセリフもよし。トニー・レオンと昔の恋人の会話や、ウォン警部とボスの会話、トニー・レオンとウォン警部のそれまでを感じさせる時計をプレゼントしたときの会話とか、ムダがないです。素晴らしい。
すれちがいだとか、こんなはずじゃなかったという苦悩が、暗いタッチではなく書かれていて、「人生の難しさ」を感じられます。
が、「自分の生きる道は自分で決めろ」と言ったボス、ボスの言葉を信じて実行したラウもよし。東洋らしい師弟関係を描いているのも面白いです。 -
10年に渡りマフィアに潜入した警察官と警察に就職し潜入したマフィアの交差を描く。
三部作と記憶していたが、この一作だけで一応ちゃんと完結している映画だった。Ⅱが前日譚でⅢがおまけと後日談。
完成度として見るとこのⅠが一番いい。この作品はアンディ・ラウとトニー・レオンの顔、存在感がメインの映画だ。二人の共演でお腹いっぱいになれる。
あと、やたら香港のビルの屋上がいい画。最初のオーディオ屋のシーンも印象的。 -
善人は早くして死ぬ
俺はあいつに、なりたい -
海外旅行の飛行機でたまたま見て衝撃を受けた映画。ちなみに潜入捜査は日本では違法。
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再視聴
心、だいぶ調子が戻ってきたように思う。昔好きだった映画を見ようとチョイス。大筋しか覚えていなかったので、ストーリーにハラハラ面白く見ることができた。
香港マフィアに潜入している警官、警察に侵入しているスパイの攻防、自分はどちらなのだろうとの葛藤を描く、エンターテイメント映画としておすすめの1作。
「恋する惑星」のトニー・レオンさんが見られるのも楽しい。