ライフ・オブ・デビッド・ゲイル [DVD]

監督 : アラン・パーカー 
出演 : ケビン・スペイシー  ケイト・ウィンスレット 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン (2003年11月28日発売)
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本棚登録 : 287
レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560128828802

感想・レビュー・書評

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  • 話は面白かった。
    思想としてはクソ
    人の命に重きを置くから死刑制度反対してるはずのなのに
    自分たちの命を軽く扱うという矛盾
    確信犯ではなく愉快犯にしか見えない

  • 死刑反対運動家が死刑判決を受けるという皮肉なシチュエーションから意外な真相が導かれるプロットは秀逸。

  • ◆ネタバレがありますのでご注意ください


    ヒューマンドラマかと思っていたらサスペンスだった。アラン・パーカーといえば『エンゼル・ハート』のラストで「おいおい、サスペンスかと思ってたらホラーかよ!」とずっこけたのが印象的だが、この映画もそれにちょっと近いものがあった。

    別にずっこけたわけではないが、ラストのどんでん返しとしてはよくできているのだが、逆にそれが強すぎてそれまでに積み重ねてきた死刑の是非などがいっきに吹っ飛んでしまい、どんでん返しだけの映画みたいな印象になってしまった。最後にぬいぐるみの中に入っていたすべてのカギを握るテープを、なぜ「自由への鍵」と書いていたのだろう? またそのテープを見た記者のビッツィーはただオロオロと泣くばかりだったが、本当であればこのテープを世間に公表するかどうかこそ、作品の重要なテーマとなりえたのではないか?(だからどんでん返しメインという印象になってしまった)。

    ラストちょっと前、ダスティが金の入ったトランクをスペインにいるデビットの別れた妻に届けたときに、トランクの中には金と一緒に<なんでもする女学生>からの「後悔しています」と書かれたハガキが入っていたが、それを入れたデビットの意図は? 最初は一方的に出て行った妻に「真実はこうだったんだ」という復讐みたいなものかと思ったが、よく考えたらやっぱり本当のことをわかってほしかったからなんだろうか? でもそもそも別れるまでにも公然と不倫をしていたわけだし、二人の間の愛情というものはとくに描かれていなかったように思う。息子への愛情は死刑執行前の最後の食事のメニューにも表れているが。だからこそ金は息子のため、妻には復讐のハガキ、と思ったのだが果たして?

    またその後ダスティが観劇しているオペラでは自殺した同僚役の女性が主役として舞台に立っており、自らナイフで自分を刺すという役を演じていた。これはどういう意味なのか? 多分上演されていたオペラの内容が関係あるように思うのだが、パンフレットを見てもとくに触れられていなかった。

  • 脚本がいい
    物議を醸し出す記憶に残る最高の政治的サスペンス
    主軸になるケヴィン、ケイト、ローラの3人の役者の相性や演技に魅せられた
    ケイトは役者としても人間としても好きなひと

  • やられました。
    最後あんぐり。
    どんでん返し系と聞いてみたので
    最初から疑ってたのですが
    どこでどんでん返しになるんだ?
    という疑問の中まんまと騙され
    モヤモヤさせられた。
    どんでん返しでもハッピーエンドを望むので
    この終わりはきついと思ってたけど
    結局はすっきりさせられました。
    死刑制度という重めの話が軸で
    内容もずっしりとした流れなのに
    引き込まれました。

  • いや~ビックリした。
    アラン・パーカーは「ミッドナイトエクスプレス」と「バーディ」で決まり、と思っていたが、実に素晴らしい映画だった。ドンドンドンドン引き込まれてしまった。
    ケビン・スペーシーはまあ当然のように素晴らしい演技だが、ローラ・リニーの存在感がこの映画に重要なスパイスになっている。ケイト・ウィンスレットは「タイタニック」では綺麗な女優さんだなという印象しかなかったが、観客目線での道先案内人という難しい役割を見事に演じていた。良い映画は脚本が素晴らしいのは当然だが、処女作でこの脚本は圧巻。監督よし、脚本よし、俳優陣よし、もう観るしかないでしょ。
    さあ、もう一回観ようっと。

    PS.製作にニコラス・ケイジっていうのがまたいいね。「バーディ」もまた観たくなった。

  • 確かに予想外のラストではあるけど、どんでん返しではない。生命を賭して訴えるなんて、きっと憤る人もいる。だけどその彼らの意志がすきだ。

  • 友人のススメで観てみた。
    面白かった。
    とても考えさせられる映画だった。
    個人的には、最後の結末は、違うほうが良かった。違う結末が観たかった。
    でも普段あまり観ないジャンルの映画だったので面白かった。
    最近は、ついつい自分の好きなジャンルのモノを観てしまっていたことに気付いた。
    昔はいろんなジャンルを無意識に観てた。
    今度からは、たまには普段観ないようなモノも観てみたいと思った。

  •  デビッド・ゲイルの死刑(LIFE)を追うサスペンスが、次第にデビッド・ゲイルの生き方(LIFE)を見せるドラマになるという独特な展開。 二転三転というよりは、最初からすべてが疑わしく、ある程度オチが見えている部分もあったので、展開に対する驚きは少ない。 ただ、前半の謎追いは決して退屈ではなく、大筋のアイデアも新しいので、そこそこ楽しめる。 何より、全てがわかった後に、過ぎたシーンの意味が深まり、なかなかしみじみさせられるところがよい。

     もっとメリハリつけた展開だったら倍以上楽しめた気がする。 「隠すべきは隠す」「信じさせるべきは信じさせる」と、しっかりサスペンスのノリで作っていたほうが、もっと面白かったし、泣けたのではないだろうか・・・。

  • 【メモ】
    ゲイル講義にて
    「哲学者ラカンが喜ぶぞ。“夢想は非現実的でなければならない。実現するとたちまち興味が失せてしまう。生きるためには夢は決して叶えられてはならない。我々が欲するのは『それ』ではなく『それの幻影』。欲望が叶うはずのない狂おしい夢を育む”」
    「パスカルは言った。“人は将来の幸せを夢見る時だけ幸せである”、”狩りの楽しみは追っている間”、“高望みに注意”、“それが叶ったら二度とそれに目を向けないから”」
    「夢を生きがいにすると決して幸せは得られない。知性と理性を持って夢が叶うか叶わないかで、人生の価値は決まらない。大切なのは一瞬の誠意。思いやり、知性の輝き、そして自己犠牲。人生の価値を究極的に決めるのは、他人の命を尊んだか否かなのだ。」
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    講義の言葉が今作のテーマであり、あらすじと結末をなぞった全てである。サスペンス映画ではよく使われる手法で、『セブン』もこの手を使って冒頭で結末を晒していた。
    ヒントを散りばめて無駄を作らないサスペンスは面白いけれど、慣れた人には恐らくこういうストーリーの蛇足的なヒントは要らないのかもしれない。

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