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- / ISBN・EAN: 4988021118750
感想・レビュー・書評
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ほっこり子ども映画かと思いきや、
キリスト教とユダヤ教の
宗教の話。
子どもが主人公なので、難しくは無いが、
色んな宗教が普通に存在する国ならでは。
日本じゃあまりピンと来ないか?
それでも純粋な子どもが天国について
真剣に考え、行動し、ストーリーが進む。
宗教の仕組みが分かる人ほど、じーんとするかなぁ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夏休みのレモネード、タイトルが秀逸です。
まさしくその名の通り、爽やかな涙が流れました◎
その宗教を信仰しているか、そうでないかで 態度を変えられてしまう経験をしているので
神はシンボルにすぎないという8歳のピートの言葉に感動しました。
みんながピートのように押し付けの信仰を持たなくなれば世界はもっと幸せになれるのにね〜、
これいい話だねと妹と話してました。
すごく好きな作品でした -
白血病の親友が天国に行けるように、10つのことに挑戦する少年。
生きるためじゃなくて天国に行けるようにってところがいいねー -
深かった
大人が無意識に何かに閉じ込められている
それに純粋な子どもが疑問を投げかけて
私が気づいたこと
なんだかすごく悲しくて
見たあと何日間かぼーっとしてた -
宗教の違う2人の少年の友情を通して心の成長を描くハートウォーミング・ストーリー。
非常に考えさせられるお話でした。信仰心に薄い日本人のわたしにはよく理解できない部分もあったけれど、重いテーマをきれいに清清しく爽やかにまとめていたと思う。切ないほど実直に天国への「探求」の為に改宗を試みたり、天国へ行く為にはどうしたらいいかを考えたりするピートの素直さは微笑ましかった。子供ながらの発想はすごく柔軟性に富んでいて、だけどそれをくだらないとただ否定するだけの大人と受け入れる大人と2種類が描かれていて、またきれいに諭す神父とラビの言葉にとても感動した。信仰とは何か、天国とは何か、なんて日本人のわたしはほとんど考えたことがなかったけれど、よい意味で考える機会を与えてもらったこの作品にはとても感謝している。いいことや正しいことは人によって受け取り方が違うこと、だけど何を以って正しいとするかは信じることにかかっているということを感じた。ラストはすごく泣いたけれど、でも最後はとても気持ちが良かった。お気に入りの作品になりそうな予感。 -
解説:
1976年、シカゴ。カトリックの家庭に育つ8歳のピートは消防士のパパ、優しいママ、そして7人の兄弟に囲まれて元気に暮らしていた。
2年生の終わり、夏休みの前にシスターから“悪魔の道を選ぶか神の道を行くかは今年の夏の行ないで決まります”と言われ気にするピート。
そんな時、兄シェイマスから、異教徒をカトリックに改宗させれば聖人になって天国に行ける、と聞き、早速ユダヤ教の教会堂へ通い始めるピート。
やがて、教会のラビと顔馴染みになったピートは、ある出来事をきっかけにラビの息子ダニーとも仲良くなるのだったが…。 -
ピートとダニーがきらきらしてて、それだけでなんだかよかったなあ。
ラビの考え方が好きだったな。
「信仰って何?」
「答えに困ったら使う言葉さ」 -
子供使って泣かすな!!!
いい作品だから、ま、いいか。
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1976年、シカゴ。8歳の少年ピート・オマリーは、アイルランド系カトリックの大家族の中でのびのび育っている。いつも人の心配ばかりして何事にもひたむきな彼は、そのぶん失敗も多く、学校のシスターにしょっちゅう叱られては「地獄行きになりますよ」と脅かされる毎日。
夏休みのある日、ユダヤ教徒の少年ダニーと友だちになるが、ダニーは白血病に冒されているという。ダニーをキリスト教徒にさせれば、ぼくは聖人になって天国に行けるし、ダニーも天国に行ける! かくしてピートとダニーの“天国への道”大作戦が始まる。 -
2001年公開。マット・デイモンとベン・アフレックプロデュースで一般から公募した作品の映画化です。カトリックの少年ピートと白血病を患ったユダヤ教の少年ダニーとの切ない友情物語。宗教を扱ったテーマですがあくまでも子供の目線で描かれているので、あざとくなることも重くなることもなく信じることの大切さを教えてくれます。宗教の違いから、死んでも天国に行けないというダニーのために必死で『壁』を越えようとするピートの純粋な心に号泣必至!
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最後、教会で親友のパパへ向けた言葉がすべてだと思う。
神様がいないなら、神様を信じられないなら、神様を消してしまうなら、この映画にあるすべての人のすべての感情が、無意味だ。
宗教は強制されるものじゃないし、集団のものだからきっと嘘もある。
でも、信仰は自分のもので、それは誰にも変えられない。
何も信じられないっていうのは甘えで嘘だ。
何かを信じようとすれば、それは容易い。