スチームボーイ 通常版 [DVD]

監督 : 大友克洋 
出演 : 鈴木杏  小西真奈美  中村嘉葎雄  津嘉山正種 
  • バンダイビジュアル
3.19
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感想 : 128
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569621450

感想・レビュー・書評

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  • 映像はピカイチ。これだけは見る価値がある。
    しかし、いかんせん脚本がへぼすぎる。非常に残念。
    冒険活劇にしたかったのか、科学との向き合い方を考えさせたかったのか、どれも中途半端。
    でも、映像が良いので、何とか最後まで観られた。
    いやー、もったいない。

  • 迫力ある映像に現実と虚構のうまく混じりあった世界観と、それなりによかったけど、不満な点も多々。まず声優がへた。演技力以前に滑舌が悪くて聞き取りづらい。次に、科学をめぐる見解をしゃべらせすぎ。説明くさくてテンポが悪いし、台詞に魅力がなければやり取り自体も特におもしろくない。さらに、「科学は何のためにあるのか」的なテーマがあるわりに、科学の負の面ばかりが目立って恩恵や魅力的要素はほとんど描かれていない。そんな中で主人公が特に葛藤もせず、大惨事と家族内の不和を招いた科学に対して肯定的な見方を変えないというのは、違和感を通り越してかなり無理があると思う。
    総評として、子ども向けアクションアニメ映画としては及第点、大友克洋監督作品としては残念でもったいない出来だった。

  • 何か「へい、お待ち!」てセリフつけたくなるパッケージ。やっぱキャラクターの魅力が薄い感じ。

  • 「AKIRA」の大友克洋への期待度の高さゆえに本作の評判は良くないようですが、元々「AKIRA」にはさほどの思い入れがないこともあり、個人的にはこちらのほうが好みです。

    近未来の東京を舞台にしたサイバーパンクが、19世紀ロンドンを舞台にした冒険活劇になってしまったわけですから、その落差にがっかりした人の気持ち理解できます。中盤までのストーリー展開の退屈さ、どこまで行っても家族喧嘩の話に終始してしまうスケールのショボさなど、欠点も見受けられます。

    それでも、文字通り「スチームパンク」のビジュアルにカッコ良さと作画レベルの高さ、崩壊するスチーム城から脱出するスリリングなクライマックス。賞賛すべき点は多々あります。制御できない大きな力を得ようとする人間の愚かさを描くという点では「AKIRA」と通ずるところはあり、SFとしての批評性も見てとれます。私は結構好きです。

    BS12「日曜アニメ劇場」にて。

  • TVにて
    蒸気で動く機械類の描写に圧倒される.

  • 僕は、未来を、あきらめない。
    見どころ
    科学が作りうる未来のため、「スチームボーイ」となったレイは、大空に飛びたつ!
    ストーリー
    ある日、祖父からレイに「スチームボール」が届けられた。スチームボールを持つレイは、そのためにオハラ財団から逃げることになってしまう。そんな中、彼はスチームボールが歴史を塗り変える力を秘めていることとオハラ財団の目的を知る。

  • シーンのいくつかには大変印象に残りました。典型的な大友さんのキャラクターの表情。巨大なメカ。なんでしゃべりと口のアニメーションがあってないんだろう。そういうところが気になることってあまりなかったんだけど。

  • エンターテイメント性は高いと思ったけど、その分ストーリーやキャラの深みが失われてるかなあと思ったり。

  • 期待値が高かったせいか多少は面白かったが今一感が強い。

    どこかにも書かれていたが、声優陣が酷いと自分も感じた。
    サイモンは良かった気もするけどw
    爺ちゃんが浮きまくってて何回も気になった。

    一時期、有名人だからという理由で声優をやるのがどうとか
    話題になったけど、こういうことなんだろうな。

    話の内容は普通。映像は綺麗。アクションは今一。
    スカーレットは始めイラつくキャラかと思いきや
    そこまででもなく、ラストの方では可愛く思えたw

  • 映像は凄かったけど、ストーリーや終わり方等、所々「うーん」という感じが無くも無い。
    その後のイメージイラストが流れるエンドロールも悪く無いけど、出来ればそういう所までアニメーションとして動かして欲しかった。

    機械のデザインは嫌いじゃない。
    城の内部のパイプが張り巡っている感じや、単独で飛行する装置(?)が良かった。

    それとキャストには主に声優ではなく俳優を起用していたけど、自然なイントネーションが上手くマッチしていた点も良かった。

著者プロフィール

漫画家・映画監督。宮城県出身。
1973年「漫画アクション」にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。
1988年、自ら制作したアニメーション映画『AKIRA』は日本国外でも高い評価を受け、海外における日本アニメムーブメント(ジャパニメーション)のさきがけとなった。
2013年、日本政府より紫綬褒章。2014年、フランス政府より芸術文化勲章オフィシェ。
2015年、第42回アングレーム国際漫画祭・最優秀賞(フランス)。

「2023年 『銃声』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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