華氏 911 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : マイケル・ムーア 
出演 : ドキュメンタリー映画 
  • ジェネオン エンタテインメント (2004年11月12日発売)
3.41
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  • 本棚登録 :490
  • レビュー :103
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102041533

感想・レビュー・書評

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  • {2004年・アメリカ}

    『9・11陰謀論』を耳にして観てみたくなり、今更ながら鑑賞。
    2001年当時、国際情勢にさほど興味も無かったし、イラク戦争も仕方ない事のように思っていた。
    これが真実だとしたら、ブッシュ…というよりアメリカはとんでもない国だと思う。
    戦争をする事で、一部の人が莫大な富を得る代わりに、末端の人々は苦しむ。怖いのは、若い兵士がイラクを“音楽を聞きながら、まるでゲームのように”攻め落としていた事。自分のやっている事が正しいと信じて疑っていない様子も、とても違和感があった。
    ムーア監督が議員にお子さんを軍隊に!と勧めていたけれど、ごもっともだと思う。

    2004年に、よくこんなドキュメンタリーが作れたなと関心してしまいました。
    戦うジャーナリスト・マイケル=ムーア、よく知らない風変わりな監督…と思っていましたが、見る目が変わりました。

  •  決してブッシュを批判しているだけの映画ではない。
     このドキュメンタリーから伝わるのは、メディアの恐ろしさ。
     全てのメディアは、それぞれにひとつのベクトルを持って情報を流す。
     それらのベクトルは、時に他方向に広がり、たったひとつの真実を見えにくくする。
     しかし、もっと恐ろしいのは、それらのベクトルが、真実とは違う場所に集結し、別の真実を作ってしまうことだ。
     情報ベクトルの拡散によって一度実体を失った「真実」は、メディアの力で、簡単にまったく違う姿に変えられてしまう。
     「真実」は以外にもろい。
     僕らは注意深くならなければならない。

  • 2度目。冷戦時代も湾岸戦争もイラク戦争も遠い出来事にしてはならない。

  •  マイケル・ムーア作品2つ目。これを見てると、誰もそんなことは一言も言ってないが、ブッシュは911テロを知ってて、何も対応しなかったのではないか、と思ってしまいました。第一撃をさきにやらせて、その報復戦争で自分が関与する軍産複合体をもうけさせるために。
     でも、アフガン戦争後に何の関係もない、イラクに対して戦争をしかけてるから、そんな回りくどいことはしないですかね。
     前半で、ブッシュの大統領当選の無効を訴えてた、下院議員の方々。しかし後半、イラク戦争に自分の子供を出征させているのは、たった一人だけ、という事実が明るみに。ムーアの執拗なインタビューから逃げまくってました。

  •  ご存知ドキュメンタリーコメディ(?)の雄、ムーア監督の最新作。
     就任から9.11、イラク戦争までのブッシュ大統領の迷走と嘘をユーモアたっぷりの編集と突撃取材で描く。

     この映画で描かれているアメリカのここ数年の裏の部分は本当に救いようがない。しかし、ムーアはブッシュという道化を通して、時にユーモアを交えてそれを伝えている。
     9.11まで休暇取りまくりのブッシュ。
     テロの直後うろたえて何もできずとりあえず子供たちに絵本を読み続けるブッシュ。
     アメリカ中で飛行機が飛べない中ビンラディンの一族の出国を許可してしまうブッシュ。
     テロとの対策を国民に呼びかけた直後に、ナイスショットしてるブッシュ。
     核ってちゃんと発音できないブッシュ。
     ブッシュは本当に主演賞に値する働きを見せてくれている。
     そしてだんだんと話はブッシュだけでなく、富めるものとそうでないものとの間の話になっていく。
     今回のテーマは本当に救いようがない。 ラスト、ムーアが議員達に向かって子供の出兵を呼びかけるシーンは、前作ボーリングフォーコロンバインのラストでケーマートでの弾丸発売を止めたシーンと比べてあまりに不毛で成果がない。
     だがそれは今回のテーマが本当に厳しいものであったからだと思う。彼のドキュメンタリーの本質は目に見える成果よりもどうにもならないもどかしさを伝えることにあるのかもしれない。

  • 学生時代に見たものをもう一度見返した。

    この映画では、イラク戦争はブッシュ家とオサマ一族の繋がりを隠蔽するためにでっち上げられたものとして描かれ、さらにその戦争に駆り出された息子が戦地で死亡したことに悶えるほどの悲しみを表す母親を映し出す事で、ブッシュの犯罪的行為とその罪深さを告発した。

    今振り返ってみても、マイケルムーアの鋭さを感じさせてくれる作品だと思うのだが、レビューを見てみると意外と低評価なものが多く、ちゃんと読み取れていないんじゃないかと疑ってしまう。

    作品を作品としてみれば絶対に外せない映画。
    ☆1なんてありえない。

  • 「資本主義」を見たかったのだけれど無いと言うことで
    すでに十分に裏を知っているはずの911を見ることにした
    しかし彼の視点は少し違っていた
    映画を見る人に土俵に上がらずに賢くなれと見本を示している

    アメリカの政治を暴力をむさぼる実業界と経済界がどれほどの腐れ縁でつながり
    限りなく嘘を付き通して国民を操っているか
    そして国民をいかに純情で単純で弱虫で愚かでだまされやすいか
    スターにあこがれるように金持ちと地位を救世主のように尊敬しその言葉を信じ
    愛を語る詐欺師に身を任せてしまう

    今もなお懲りずに兵隊に志願し
    金融産業の強奪戦争の特攻兵になっている姿が描き出されている
    こうなるとまだしも徴兵制の方が外人部隊よりもマシかもしれないと
    思えてさえくる

    日本はそこにどっぷりとはまり
    未だに空手形の安保が有効だとしがみついて
    お金で引きとめようとして先払いし続けている
    国内にも民主的と言う名の下に
    その殺伐としたあきらめと競争システムを持ち込んでいる

    民衆が自分の手で賢くなって彼らが仕組んでいる競争社会から降りない限り
    蟻地獄は益々巨大化していく
    恐怖に怯えてしまえば共生可能な対岸に這いあがれずに
    親子兄弟ですら殺し合わなければならない状況に追い込まれるだろう
    共食いがひどくなるその前に
    一人一人が自分の本心に気付いて自分を取り戻して
    皆でリズムを合わせて柔らかくて温かい社会を創らなければ
    取り返しがつかないことになる

  • 映像というのは、作り手の気持ち一つでどうとでも描ける。すべてをこの映画のみの情報で鵜呑みにはできないが、興味は広がるし、強い憤りも感じる。

    1、2000年のアル・ゴア氏との大統領選
    2、ブッシュ親子とオサマ・ビン・ラディン、ビン・ラディン一族との関係=金
    3、2001.9.11の対応→アフガニスタン紛争(2001年~)…戦争による富?!
    4、次の戦争が必要→「テロ対策」という名の殺人→2003.3.20イラク戦争開始(悪の枢軸国=イラン、イラク、北朝鮮)・イラクへ行ったのは貧困層の若者達…石油利権?!

  • 戦争撲滅運動の一環?アルカイダとブッシュの利害関係。

  • アメリカ同時多発テロ事件へのジョージ・W・ブッシュ政権の対応を批判する内容を含むドキュメンタリー映画。

    明らかにブッシュ批判で、公平性のかけらもないのは歴然としてます。
    ただ一欠けらでも事実であるならば、人間不信に陥りたくなる、やるせない、やりきれない、重いです。

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