わらの犬 [DVD]

監督 : サム・ペキンパー 
出演 : ダスティン・ホフマン  スーザン・ジョージ  ピーター・ヴォーン 
  • 角川映画
4.05
  • (21)
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本棚登録 : 113
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111280794

感想・レビュー・書評

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  • 暴力が嫌いな弱々しい男がキレちゃった。
    田舎のDQN共を殺してやれー。
    いっちまえ。やっちまいなー。と観ていてなってしまう。
    暴力はいけないと断固譲らない結果が暴力という矛盾。
    しかし、DQN共を殺すカタルシス。
    観るものに暴力を肯定させてすっきりさせることで、それが後味悪く残る。

  • 言わずと知れたサムペキンパー監督の名作で、過去に何度も見たことがあるつもりだったのに、何年か振り(何十年か振り??)に見たら記憶の中のストリー設定とあまりに違っていてびっくりした。おおよそのあらすじは同じなのだけれど、なぜかただの行きずりのならず者に突然襲われたような設定で覚えていたのですよね。なぜなんだろう・・・・。それにしても衝撃作。終盤の畳みかけるようなバイオレンスと、ダスティンホフマンの豹変ぶりがとにかくすごい。いったい彼は何を守りたかったのか。何にこだわったのか。帰り道がわからなくなるほどの「目覚め」は人間の奥底に誰にでもあるものなのか。中盤で猫の死骸が発見されて以降はもう片時も目が離せない。大傑作としか言いようがない。

  • 前置きが長く感じた(神父さんは何のため…!?)。

    少佐が簡単に家に入って来られたのもチト不思議。

    そこから先は文句なし。
    こういう役をさせたらダスティン・ホフマンの右に出る者はいないな…

  • 2017/4/15
    ダスティンホフマン、良い。

  • CSムービープラス無料録画[HDリマスター版]>1971年米。有名所の作品を何の前知識もなしに(初)。
    凄いなぁ。。中盤~後半(輪姦シーン),そして後半~(籠城戦開始)の畳掛ける怒涛展開に圧倒されたwww何でこうなっちゃったの!?って位、気弱な新参者のD.ホフマンがどんどん壊れて沸点が行き着いた時には笑っちゃう程。
    何故そんなにノーブラにこだわるw?チャラくていかにもおつむ弱そうな若妻。故にあんな目に遭っちゃうのよねぇwww明らかに挑発してるもん。
    目線映像が多い所為か、始めから何となく閉塞した暗~い片田舎の不穏な空気感が一杯。絶対これは何か嫌な事がおっ始まるんだろうと予測される。不気味に笑う気持ち悪い鼠駆除男。こいつら皆只者じゃない感。
    家に襲われる様は何だか要塞警察みたいだったわww
    気弱なダスティンが気が触れて暴力おっ始めちゃう~皆殺しな展開は何だかこちらも爽快な気分に…でも何だかスッキリしないわ(^^ゞ。。

  • 湯気が立つような不穏な空気全開、次々と起こる暴力の連鎖が、バイオレンス描写に慣れていても不愉快にさせる凄まじさを持っている。それは常に理不尽な理由で苦境に立たされるからで、物語の整合性とはわずかに違うパラレルで惨状が描かれているようにも思えてくる。しかし、夫婦には序盤から死、陵辱の予感や欲求が潜在的に表れているようにも見える…。ホフマンの職業が数学者というのも、精神のバランスが崩れていく様、知力で打開するのに打ってつけの設定。間接的な描写が戦慄を誘う怪作ですが、キツすぎて再見は避けたいところ(^q^)

  • サム・ペキンパーの初めての長編現代劇。お得意のフラッシュバックやスローモーションが多用されている。特に印象だったのは、妻エイミーがレイプされるシーン。最後のデイヴィッドの満悦そうな顔も忘れられない。

  • (1971年作品)

  • やや古いし、映像も派手ではないが、ストーリーに引きこまれた。この映画のテーマは暴力性。主人公の内なる墓力性と共に観客自身のそれが暴かれるような作りになっている。「冷たい熱帯魚」のポスターはこの映画のオマージュになっているらしい。共に主人公の内なる暴力性が発露しまくる最高に恐ろしい映画だと思う。

  • スーザンジョージ演じる奥さんに尽きる。ペキンパー得意のスローモーションは少しギャグっぽく感じてしまうが。

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