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感想・レビュー・書評
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2014年9月9日、宮内庁はこの度完成した『昭和天皇実録』の公開を開始した。「文藝春秋」10月号では、「『昭和天皇実録』の衝撃」と題して半藤一利、保阪正康、磯田道史の3氏による鼎談を掲載している。昭和天皇の幼少期についてなど未発表資料に基づく記述も多く興味深いが、当然ながら殆どの記述は既発表資料に依拠しており、政治史的には目新しいものは少ないらしい。むしろ関心は、昭和21年3月から4月にかけて側近が昭和天皇の回想を記録したという「聖談拝聴録」に向けられている。今回「拝聴録」の存在が初めて公式に確認されたが、『実録』編纂のための調査においてもその所在を確認できず、参照することはできなかったという。一方、「文藝春秋」が1990年12月にスクープした「昭和天皇独白録」は、今回『実録』で引用されたことで宮内庁のお墨付きをもらう形になった。この「独白録」は「拝聴録」の一部とされており、「拝聴録」全9冊の再探索・公開が望まれるところである。
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朝日新聞の慰安婦誤報に対して、週刊誌に対して月刊誌では、まだ時間的に(バッシング)体制が整っていない感じ。
塩野七生「朝日新聞の告白を越えて」の前向きな提言が良かった。 -
朝日批判。
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「ポスト安倍」は本当にいないのか
御厨 貴/後藤謙次/古市憲寿 -
ポスト安倍は石破さんだろうな。
でも今度の幹事長は谷垣さんで、今の1年生議員のほとんどは谷垣さんが連れてきた -
アベノミクス批判。代替案はないんじゃない?
ピケティの新自由主義への反証。新自由主義は、格差拡大を内在している。拡大の理由がよくわからない。 -
OK