フジファブリック [CD EXTRA]

アーティスト : フジファブリック 
  • Universal Music (2004年11月9日発売)
3.72
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感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988006194236

感想・レビュー・書評

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  • 「赤黄色の金木犀の香りがして たまらなくなって
    なぜか無駄に胸が騒いでしまう帰り道」

    昔聞いてた音楽って、聞いていたそのころを思い出して
    恥ずかしくなったりするのだけれど、
    もしこのアルバムを十代のころに聞いていて
    久しぶりに聞いたら きっとこっぱずかしい気持ちになり
    悶えただろう、と思う。
    聞いた時は20才を超えてたけれど。


    季節の匂いをうまく歌詞のなかに織り交ぜて、やるせないような感傷的な気持ちが入り混じり、
    なんとなくその季節、その景色のなかに
    自分があったかのような既視感を感じてしまった。

  • わたしがこのアルバムを聴いたのは高校2年の頃。フジファブリックもその頃はまだ出たての、フレッシュでちょっと不思議なニューカマーだった。シングルカットされた四季盤の3曲がとても好きで、わくわくしながらアルバム聴いたら仰天した覚えがある。変な曲ばっかで(笑)お地蔵さんがどうの……っていう曲とかカオスすぎる!!ちょっと怖い!!(「打ち上げ花火」)と。でも、変なの変なの…って思いながらなんだかんだで全篇通して結構よく聴いてた。一番好きだったのは「赤黄色の金木犀」。下校するときの鉄板ソング。学校から駅、駅から家。この曲、短くてすぐ終わっちゃうんだよね。だから何度も何度もボタン押して繰り返して。今でも曲を聴いただけで下校時に通ってた田舎の風景、少しだけ物寂しく不安な心象、とても寒い時期だったこと……などがいやでも鮮明に蘇ってきて、ちょっと泣きそうになる。

  • 出かけ先で赤黄色の金木犀が流れた瞬間、人目惚れならぬ人耳惚れした。
    当時本当に本当に大好きだった。

  • わずか数分の曲の中でこんなに色彩豊かに四季を描けるバンドは他にないと思います。
    赤黄色の金木犀は毎日寝る前に聴いています

  • 初めて聴いた、フジファブリック。
    赤黄色の金木犀が大好きで。
    気付いたらどっぷりとフジファワールドに浸かっていました。

  • 人生で初めて、自分のお金で買ったアルバム。

  • フジファブリック、記念すべきメジャーデビューアルバム、ですね。2004年11月10日リリース。うわあ、もうそんな昔なんですね、、、

    ま、フジファブリック好きとしては、名盤ですよねえ、というしかない名盤ですね。贔屓の引き倒しですけども。

    個人的な意見ですが、志村さん在籍時のフジファブリックのメジャーアルバム、5枚の中で思うと、この1stが、一番、和の雰囲気感じるけどもロックンロール、って感じですねえ。あと、いっちゃんグロい、って気がします。全然正しい表現ではないと思うのですが、うん。いっちゃんグロい、って正にそんな感じ。そんな感じがするの!俺は!

    んで、ねじくれていてひねくれていて不穏で焦燥感あっておとぼけもあって、いやあ。一癖も二癖も三癖も、無くて七癖がっつりガシガシもあるぞ、って事は間違いないと思います。思っちゃうんだなあ~。

    ①桜の季節
    ③陽炎
    ⑨赤黄色の金木犀
    シングル3曲。どれもこれもウルトラ名曲。個人的には⑨が一番好きかなあ?って感じですね。というか⑨か「若者のすべて」か、いっつも、どっちかがマイ心のフジファブベスト曲、になるかなあ、って思います。ちなみにPV的にも、この三曲のなかでは、⑨が一番好きですねえ。

    「赤黄色の金木犀」の何処が好きか?というと、
    ・音楽の、静と動の素晴らしい対比
    ・なんとも情けなくも、それでいて不思議な力強い歌詞
    ってな所でしょうか?いや、それだけでは全然ないんですが、他にもありとあらゆる箇所が好き、サビの疾走感とかホンマ好き!というくらいの感じなのですが、いやもうホンマ名曲ですねえ。好きすぎますな。

    ④追ってけ追ってけ
    「ほら手と手 手と手」
    の時の、曲のリズムの変すぎる変化が堪らなく好き。あのリズムは一体何なの?あれ、曲を聴いていて自然と体がリズム取っていても、絶対あっこでつんのめって「うが!?無理無理ムリ!なにこれ!?なんなのコレ!?」ってなる。おっとろしい。
    で、3回、その歌詞が繰り返される?気がするんですが、最初が最もリズムが変、2回目がなんだかやっぱり変、で、3回目は、リズム、あってますよ、、、ね?この細かいアレンジ?とか、マジ凄い。大好き。

    ⑤打ち上げ花火
    このスタジオ音源版も好きですが、でもでもやっぱり、こりゃもうね、何がどうあっても、ライブDVDの「Live at 日比谷野音」を観て欲しい聴いて欲しい!そっちがちょっと圧倒的にアレすぎて凄いんで。良い意味で、最高に変態だし最高に狂ってるし、本当に最高にカッコいい。神がかってますあの日比谷野音の音と映像は。でもこのスタジオ音源版も好きよ。

    ⑥TOKYO MIDNIGHT
    これもまあ、、、アホやなあ、、、狂ってるなあ、、、って感じですが、それもまた好きなの。「パジャマでパヤパヤ」って何やねん、って感じですが、凄くこう、、、ええんだなあ、、、なんだろう、この、三周くらい回って大好きになる感じ。謎過ぎる。

    ⑧サボテンレコード
    二つの曲調の曲を無理やりくっつけて一つにしてしました、みたいな歪なイビツな感じがもう堪らない。奇形、って感じはするのですが、いやもう名曲だなあ、っていう。凄い。うーん。凄い。

    アルバムジャケットも、意味わかんないですよね。なんだ?このジャケットのセンスと意図は?とか思ってしまう。微妙に溶けかけた?5人の男たちのイラスト。間違いなくバンドメンバー5人のイラストだと思うのですが、誰が誰だか全然わからん。

    目から虹の怪光線を発しているのが志村さんだと思うのですが、なんで目から虹の怪光線を放射しているのか?謎過ぎる。意味わからん。というか志村さんなのかホンマに?

    全然褒めてない気もするんですが、そんなもう、このアルバムのグログロした不気味におっとろしい感じ。でもあまりにも美しい感じ。全てひっくるめて、最高のアルバムだと思います。こんなとんでもねえアルバムがメジャーデビューアルバムなんだもの。ホンマ凄いよフジファブリック。

  • 1. 桜の季節
    2. TAIFU
    3. 陽炎
    4. 追ってけ 追ってけ
    5. 打上げ花火
    6. TOKYO MIDNIGHT
    7. 花
    8. サボテンレコード
    9. 赤黄色の金木犀
    10. 夜汽車

  • 中学で初めて知って、その後の青春(笑)のほぼ中心にいた。初めて欲しいと思って買ったCDも初めて行ったライヴもフェスも。懐かしいです。

  • ノスタルジックな歌詞に自然な歌声。メロディはかっこいい。

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