In the Court of the Crimson King

アーティスト : King Crimson 
  • Discipline Us
4.01
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本棚登録 : 269
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 0633367050120

感想・レビュー・書評

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  • 完全随一のプログレッシブ・ロック。ピート・タウンゼント曰く「恐ろしいほどの傑作」とのこと。いや、全くその通りだ。ジャケットといい、全てが完璧。

  • 聴了
    1回目 2022.8.4

  • 複雑怪奇、それでいて流麗。わかり辛くもわかりやすい。「プログレッシヴ・ロックとは何か」を理想の形で体現している作品。

  • 大変な傑作。


    1曲目。大まかに分けてA→B(ソロあり)→C→B→A→Dのような構成。
    数式を展開してから因数分解したようだが、ただ進行させるだけでなく、エネルギーを持続させるどころか次第に増加させている。
    最初のAと最後の方のAでは、同じフレーズでもB→C→Bを通すことで最後の方がより力強くなった感覚になる。それはB→C→Bのテンポ、時間的な長さ、音の選び方、構造、疾走感を失わないようなフレーズなど色々な要因からくるものだろう。それが曲全体としてバランス良く繋がっている。
    最後のDも重要で、今までを受けて変にしっくり終わらせない形となっている。

    後の曲は物凄い展開があるわけでないが、フルートやメロトロンの音が幻想的だったり、フリージャズの要素を持ち合わせた箇所があったり。曲の雰囲気も壮大なものから傍で演奏してるようなものもあるが、全体として流れがとても良く、統一感もある。

    前の曲からタイトル曲の入り、タイトル曲の部分部分の移行のさせ方。上手すぎ。

  • 1975頃
    FMで録音したものを繰り返して聴いていた。
    ”21st"の印象が強烈だったがその他の曲もじんわり心に響く名曲揃い。
    2006/12/15
    久しぶりに聴こうと思っていたがカセットテープ・デッキを全て処分した後で、テープでしか持っていなかったことが判り、中古CDを見つけて購入。
    時代は感じるが、30年以上たってもイイものはイイ。
    でもVirginなんだ…。
    ”In the Court of the Crimson King” King Crimson
     Virgin Japan VJD-28001 CD 1988

  • クリムゾン・キングの宮殿

  • プログレッシヴ・ロックの雄、キング・クリムゾンのファースト。語りつくされているので内容はともかく、本棚に映えるのでとりあえず選択。

  • 【King Crimsonの代表作にしてプログレの最高傑作】

    表紙に圧倒されるが、内容は本当に素晴らしい。とにかく一生に一度は聞いておきたい名盤。聞き続けていくうちにこの作品の虜になってしまった。

    最初の"21st Century Schizoid Man(邦題「21世紀の精神異常者」")を始めて聞いたときは、正直衝撃としかいいようがなかった。しばらくは頭の中に残って離れない程。

    2曲目の"I talked to the Wind"は全曲とは異なり、G.Lakeの甘い声が響く美しい曲。静かなハーモニーがいい。

    3曲目の"Epitaph"は個人的に大好きな曲。G.Lake の甘い声がたまらなくいい。悲しげな音色もいい。

    4曲目の"Moon Child" もこれまた美しく、この辺りでの安らぎは絶頂。

    5曲目の"Court Of The Crimson King"で最高頂に達し、また聞いてしまいたいという欲望に駆られてしまう。

    プログレの入門としてもオススメだが、聞き続けたら、もうこの作品の虜になっていると思う。

  • レコードコレクターズ増刊「ROCK ALBUM BEST 100 -(1960-1989)-」で、クリムゾンの1stが四位に選ばれていました。

    1--3位は同誌らしく------American Rockの名盤と呼ばれる物が並び、BritishからRock好きになった身としては、「ん--っ」な感も否めないのですが・・・

    さて、件のクリムゾンの1st。

    ゼッペリンの1stと並び、ビートルズの60年代からロック多様化の70年代への架け橋として重要なアルバムであり、Rockアルバム歴代ベスト選的な企画があると、ほぼ上位に位置するものであります。

    かくゆう私(わたくし)も後追いですが、ビートルズの次に購入したLP(もう一枚はCSN&Yのベスト)ですし、CDでも買いなおしましたし、Rockに嵌り込む大きなきっかけとなったことは、間違いありません。夏の日の夕方、新宿は靖国通り沿いを花園神社から駅への道を歩いていると道沿いの店の中から「エピタフ(EPITAPH)」が聞こえてきた時(おそらく有線)のちょっとした高揚感は今でも思い出しちゃったりするのです(有線放送であんな重っ苦しい曲が流れるなんて!)

    ですが、21世紀を迎えた頃からターンテーブルに乗らなくなってきたことも事実です。

    代わりにクリムゾンなら「太陽と戦慄(Lark's Tangues in Aspic)」や「アイランド(Islands)」は、今でも聴き返しますし、発売当時「なんだ-、どうしちゃったんだぁ--」だった「ディシプリン(Discipline)」が、とても格好いい音に聴こえてきました。

    だから、このアルバムの時代的な価値は十分理解しているつもりですし、選出されることも認めるのですが、ビートルズもストーンズも抑えての第四位、しかもBritish Rockに限れば第一位(!)は、少し評価が高過ぎないかと思うのです。

    こういったベスト選的なものは、Rock初心者というか「次は何を聴いてみようかな」な人のためのガイドブックの役割を果たしていると思われます。「オイラBritish好きだし、あちこちで評判いいみたいだし、CMで使われた◎◆△は、格好いいし、いっちょ聴いてみよか」な若いRockファンに、2007年のこの時点で推薦する筆頭とは、ちょっと思えないのです。

    要は、現在(いま)の僕の感性とはズレてきただけことなのですけど。





    ちなみに1stの丸っきりの焼き直しみたいに言われる「ポセイドンのめざめ(In the Wake of Poseidon)」ですが、実は、1stより好きでこれは今でも聴いたりします。

    このアルバムの楽曲やアレンジのほうが、その後のクリムゾンMusicの試金石になっているような気がします。

  • ファースト・アルバム『クリムゾン・キングの宮殿』
    グレッグ・レイク(Greg Lake)- Bass & Vocals
    イアン・マクドナルド(Ian McDonald)- Windwoods, Keyboards & Vocals(後に「フォリナー」結成時のメンバーに)
    マイケル・ジャイルズ(Michael Giles)- Drums & Vocals
    ピーター・シンフィールド(Peter Sinfield)- Words

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