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- / ISBN・EAN: 4959241949882
感想・レビュー・書評
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1964年アメリカ作
友人が『メリーポピンズ リターンズ』上映に向けて『メリーポピンズ』を観ておきたいと言うので、仲間3人と集まりDVD鑑賞しました。知ってたつもりなのに、メリーポピンズが家庭教師だった事だけが当たってて、中身はほとんど忘れていて唖然とした3人!考えると当時小学生だったから映画館に行ってるはずがない。
舞台は1910年のロンドン、桜通り17番地のバンクス家。ジョージ・バンクスは厳格な銀行家、妻ウィニフレッドは男女同権を訴え女性の選挙権獲得に燃えています。予想しないはじまりでしたが、実写とアニメが合成されたウォルトディズニーの50年前の作品に取り込まれてしまいました。いろんな物が次々と出て来る不思議な鞄、散らかっていた部屋が指ならしでたちまち綺麗になったりは、今に通用するアイテムばかり。『コメットさん』や『奥様は魔女』のテレビ番組が登場して虜になったのを想いだします。『ドラえもん』のポケットにも通じます。
メリーの友人バート(ディック・ヴァン・ダイク)は大道芸人で、彼と一緒に子供らは次々と不思議な体験をします。絵の世界に入って冒険したり、笑いが止まらず宙に浮いている人とお茶をしたり。「お砂糖ひとさじあれば苦い薬も飲めちゃう!」は名言です。真正面から頑張って苦いお薬を飲むことに挑まずとも、心持ち方ひとつでできちゃうこともある。
日常生活のなかに不思議な出来事が紛れ込む形式を「エブリデイ・マジック」と云うのらしいですが、大人にも「エブリデイ・マジック」は欠かせません。
「チム・チム・チェリー 」が本作でも謳われていてびっくりでした。
厳格な父の愛情を疑う子どもたちに、バートが「きっと父親のジョージは職場の銀行で悩みを抱えていて誰にも打ち明けられずに苦しんでいるのだろう」と諭す場面に胸打たれました。
風が変わり西風になった時にメリーポピンズはバンズ家を去ります。「いつまでいるの?」の問いに「風がかわるまで」と答えていた約束どうりに・・・。メリーは、窓から見えるバンクス一家の幸せな散歩姿に寂しそうな表情を一瞬見せますが、笑顔になり傘をさしバンクス家を去ります。子供にとって家族が何よりというのが一番大切なことだと知ってるからでしょうね。
原作は「風にのってきたメアリーポピンズ」で続編がちゃんとあります。「帰ってきたメアリーポピンズ」では小さかった長男君が大人になっているらしいのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディズニーの中で一番愛してる!!!子どものころの影響ってすごいな。もし美女と野獣ラバーだったらちがった人生だったんだろう
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不思議な魔法使いのベビーシッターを通して、厳格な父親が大切なものは家族であると気が付く。
まあ、有名だから見てみただけですが、やっぱり有名になるのは理由があって、すごく明るくて気持ちがいい。 -
幼い頃、母にビデオをプレゼントされて以来、大好きな作品。 指パッチンで部屋を片付けたり、絵の中に入って、メリーゴーランドに乗ったり、ペンギン達と踊ったり…、夢を与えてくれました。 スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!
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子どもたちの悪戯で乳母が辞めてばかりの家に、
若い魔法使いの乳母がやってくるという物語。
指を鳴らすと散らかっていた部屋が片付いていったり、
絵の中へ入って動物たちと楽しい時間を過ごしたり、
魔法でこんなことができたらと想像しそうなことが描かれていて素敵でした。
絵の中に入るところは実写とアニメが合成されているのですが、
息がピッタリ合った動きで驚かされました。
ペンギンとダンスをするシーンが好きですね。細かく動きを合わせていて凄いです。
ダンスだと屋根のシーンも見応えがあって印象強いですね。
バート役のディック・ヴァン・ダイクの表現力や演技は素晴らしいと思いました。
また、ミュージカル映画なので歌も数多く使われています。
チム・チム・チェリーはメロディーを思わず口ずさんでしまいますね。
メリー・ポピンズを演じるジュリー・アンドリュースの歌は、
子どもにいつか聞かせてあげたいなと感じました。
あと、ジェーン、マイケルの歌が可愛らしくて和みます。
2時間以上の長い映画ですが、退屈せずに見ることができました。
大人から子どもまで、幅広い世代にお薦めしたい映画です。 -
子供の頃に見たかった。