巌窟王 第1巻 [DVD]

監督 : 前田真宏 
出演 : 中田譲治  福山潤  平川大輔  小杉十郎太  井上喜久子  中原麻衣 
  • メディアファクトリー
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感想 : 60
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  • / ISBN・EAN: 4935228034208

感想・レビュー・書評

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  • ・アルベールを愛したフランツ、その愛情によって伯爵の復讐に支配された心を受け止めたアルベール
    ・そんなアルベールを受け止めてくれるであろうユージェニー。
    ・伯爵を慕った部下、エデ、アルベール。伯爵は最後に元の自分を取り戻した。
    ・序盤〜中盤アルベールはアホなやつだなーと思って見ていたけど、いろんな事を経験するにつれてだんだん頼もしくなっていったな。
    ・opの曲とあらすじの曲がいい。
    ・フランツの手紙が良い(第20幕)アルベールは伯爵のように自分の大切なものを奪った人を恨まなかった。恨まない道を選んだのだと思った。
    「アルベール、いいか。決して誰も恨むな。俺思うんだ。愛する気持ちも憎む気持ちも最初は人を想う気持ちから生まれたんだって。悲しいことに思いは時として相手に届かず愛が憎しみに姿を変える事もあるだろう。そんな時は子供の頃を思い出してほしい。傷ついても傷ついてもまっすぐにしか愛せなかったあの頃を。どうか生き続けてくれアルベール。傷つくことを恐れず。まっすぐに人を愛して。お前に出会えて本当に幸せだった。」

    ・豪華絢爛さがカオスでたまに吹いた。

  • 夜中たまたま起きてたら一話が始まった。今までにない感じのアニメで、のっけからのBLのオーラを感じ取りハマる。その時ちょうどパリに行く機会があって本当に楽しめた。良い思い出。フランツが愛おしくてたまらなくなる。待てしかして希望せよ!

  • 【ネタバレしてます!】
     二日かけて一気に見てしまいました。とても面白かったし、映像も美しかった。

     前半の、次はどのような復讐が展開されるのかといった面白さは、やはり原作の力が大きいではないかと思います。
    ・・・原作は読んでないので偉そうなことは言えませんが。

     後半のオリジナルストーリーに進んでいくところでは、明らかにご都合主義的な場面が多くなり、残念でした。

     物語に安心を与えてくれる唯一のマクシミリアンが去り、「決闘」でフランツが死ぬところがある意味、面白さの頂上であり、あとは「答え合わせ」のような感じがしました。


     よく分からなかったところもあります。
     なぜ、アルベール(だと思ったフランツ)を惨殺する必要があったのでしょう?(私がフランツを好きということもあって、疑問が残ります!)
     フェルナンへの復讐のためにアルベール(と思ったフランツ)を惨殺したのなら、あそこにフェルナンを呼びこそすれ、なぜメルセデスしかいなかったのでしょう。
     それとも、アルベールに両親への恨みを持たせることが目的だったのでしょうか。(だとしたら惨殺する意味は?)
     ただ単に、懲りないアルベールをずたずたに殺してやりたかっただけなのでしょうか。

     この物語を、アルベールの伯爵への愛を中心テーマとして見ると、前半のうざったいまでの伯爵への陶酔ぶりがある程度、説明できるように思います。
     それにしてもラストのダンテス救済のハグ&キスシーンはちょっとあっけなさ過ぎるように思いました。
     しかし、愛をテーマにすると、「待て。而して希望せよ」が上手く最後まで生きていないようにも思います。「希望」がメインテーマではなかったのか、と肩すかしをくらいます。伯爵を主人公とすると「希望」をメインとしたお話ができるように思うのですが、やはり、原作と違い、アルベールを主人公に持ってきているため、アルベールの成長と友情、そして愛する人を最後まで信じる心がメインテーマとなってしまうように思うのです。
     
     まとめると、やはり一見の価値ありのアニメだとおすすめします。
     映像は美しいし、伯爵の魔性の魅力にみとれてしまいます。(この魅力、優雅さはとても南仏の田舎者のエドモンには出せるものではない、と思うのですが・・・)
     また、決闘の惨殺シーンは他の方も言っておられるように、フランツの息づかいだけでとても心揺さぶられます。(私は泣きました!)フランツの決意と犠牲、友情からは、なぜか「走れメロス」を思い出しました。
     やはりフランツ大好きなので、この時ほど、ロボットに乗って叩く人間とロボットが「シンクロ」するという条件を憎んだことはありませんでした。「痛い」のは見ていて本当に辛かった!

  • TUTAYAで借りて一気にみました。
    服が若干チカチカしましたが、独特の世界観が好きです。
    あぁ、フランツ。

  • 今さらになって全話見ましたが面白かった! 後半の盛り上がりが熱い。譲治さんマジ伯爵。みんな好きだけど主役二人の演技に本当に感動した。

  • 原作をこどもの頃に読んでいたけど、ストーリー・映像共に楽しめた。ラストが少しいまいちかな?

  • ここ最近一番ハマったアニメ。
    まず映像美。
    キャラクターの髪や服にはテクスチャが貼られており、
    それが画面全体でキラキラと光り、
    まるでクリムトの絵のようです。
    うっとりと見入ってしまうこと間違いなし。
    SF設定はビジュアルの味付け程度です。

    若く世間知らず気味の貴族の少年アルベールと
    自らを田舎貴族と語る謎の男、モンテクリスト伯爵を中心に進んでいくシナリオも秀逸です。

    幼なじみとの友情、初めての恋。
    アルベールの青春は少しずつ、
    憧れの人である伯爵によって狂わされていく。


    おじさん好きは伯爵がたまらんキャラクターになること間違いなし。
    本当にこれは…!やばかった…!!

    15話あたりがピークで
    ある時点からは説明が続き
    このまま終わるのかな〜と思ったら、
    最後に一番の萌えシーンが待っていた…
    最後まで観て本当に良かった。

    おすすめです!

  • アニマックスで見た。
    今までに見たアニメで最高です。嫁と一緒に夢中になってみてました。
    アニメキライな人にもお勧め
    絵は好き嫌いありますが、非常にGood

  • 巌窟王とは、フランスの文豪アレクサンドル・デュマ作『モンテ・クリスト伯爵』の日本語訳タイトル。
    それを元に、SF要素と近未来的IT文化を追加しリメイクしたのがこのアニメです。

    どれだけお金をかけたのでしょうか……。と考えてしまうくらい、背景も発想も逸脱で、スタッフ全員が最上質だと讃えます。

    髪の毛、衣装、装飾品にはテクスチャーが施されていてキラキラした螺鈿のようなテクスチャーから布地のようなものまで組込まれています。日本の浮世絵を貼付けていた時はおもわず「おぉ!」となりました。

    仮にも芸術の国、フランスが舞台ですから、美術を学ぶ身として見ても背景美術は興味深かったです。
    クリムトのような金色を基調とした画面、実写と思しきステンドグラスの組込み、藤城清治のような影絵の効果的使用。BGMもクラシック・オペラのオマージュにより作品を重厚にしています。

    GONZOらしいなぁと、思ったのは3Gの使い所。決闘シーンではどこぞのロボアニメかと思う程。

    最終回のユージェニーと若きメルセデスの服のテクスチャーは、若い女性に人気の服飾ブランドANNA SUI監修の異例のコラボです。


    見て損はないとは、まさにこのアニメ。
    中田譲治さんの演じるモンテ・クリスト伯爵の虜になること間違いなし。

    (全24話)

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