オーシャンズ 12 [DVD]

出演 : ジョージ・クルーニー  スティーヴン・ソダーバーグ  ブラッド・ピット  マット・デイモン  ジュリア・ロバーツ  アンディ・ガルシア  キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135555670

感想・レビュー・書評

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  • 刑事の彼女に、泥棒ということが、
    もうバレると判るや否や逃げ出すブラピの、
    逃げ足の速さに笑いました。

    前作でオーシャンズ11から1億6千万ドルを盗まれたベネディクトに、ダニーとテスの家が見付かる処から始まります。
    10人の仲間も次々と見付かり、盗んだ金を利子を付けて返すよう脅されます。

    オーシャンと仲間達は返済のためコツコツ仕事(=盗み)を始めます。
    命懸けでベネディクトを倒すとか、でかく稼いでとかでなく、現実的に出来ることからコツコツと、というところが面白いです。「スティング」に似て現実的に描くことで物語に説得力を付けています。

    どうしても侵入不可能の家に、杭を仕込んで下から持ち上げて盗み出すことに。出鱈目な発想をやりきってしまう面白さはルパン三世を思い出しました。

    音楽がイカしてます!
    ファンキーでオシャレでカッコ良くて、
    ちょっとワイルドで、遊び心もあって、
    オーシャン達の流儀に合ってます。

    物語は゛ナイトフォックス゛という名うてのフランス人の大泥棒が絡んで来ます。
    世界一を自認する大富豪のナイトフォックスは、
    オーシャン達の評判が気に入らないのでした。
    ベネディクトにオーシャン達の居所を密告したのも、返済活動を邪魔したのも、ナイトフォックスの仕業でした。
    全てはオーシャンと勝負するため。

    「ひとつだけどちらが一番か決める方法がある。
    それは、同じものを盗むことだ。
    楽しそうだろ?」
    「傲慢だな。
    自己顕示欲のために人を巻き込むとは。
    後悔するぞ。」
    「私の挑戦に勝ったら、
    ベネディクトの借金は払ってやろう。」
    斯くして48時間の泥棒競争が始まるのです。

    ゛シューマンスペシャル゛゛密入国天国゛
    ゛ベイビー・ジェイン゛゛次男坊゛
    ゛踊る牧師゛゛クレイジー・ラリー゛
    ゛なで肩゛゛パン屋の1ダース゛
    ゛鼠落とし゛゛野次馬&おめでた作戦゛...
    過去の盗みの方法、作戦に個性的な名前があり、
    泥棒仲間が使っているのも面白いです。
    ひとつの業界みたいで。

    「ダニーはいつから留置所?
    どこが無事なのよ!嘘吐いたのね!」
    「だからそれは無事に時間も無くなり
    金も無くなって、
    借金だけ増えてるってことさ。」
    またもやナイトフォックスの密告で、
    オーシャン達は警察に捕まってしまいます。
    逃げ切ったメンバーは少ない人数で作戦続行の為
    ダニーの妻テスを仲間に加えます。
    その作戦は...野次馬&おめでた作戦!
    テスがおめでた中のジュリア・ロバーツに
    扮装して野次馬を集める作戦です。
    「やっぱり声もそっくりだよ!」
    「いやぁもっと南部(=田舎)訛りじゃないと
    南部訛り出来る?」
    そりゃそっくりですよね。
    だってテスはジュリア・ロバーツ本人ですから。
    南部(=田舎)者いじりも洒落てますね。
    ついでにちょい役でブルース・ウィルスまで
    引っ張り出してました。
    ジュリア・ロバーツが入ったホテルのロビーで
    女の子と逢い引きしています。
    「ジュリア?」
    「私はテリーサよ。」
    「あぁ勿論さ。わぁかってるよぉ。
    友達の女性だった気がして。」

    テスはまだジュリアに扮することに抵抗します。
    「いい加減にしてよ!こんなのもういや!
    不安なのよ。」
    「それでいいよ。ジュリアっぽいよ!
    女優はみんな不安なんだ。」
    「不安なんかじゃなくて、もうパニックなの!」
    「それだ!それ!ジュリアそっくりだ!」
    「あなたと違って、
    私は実在の人間の真似なのよ!」
    「それってモラル的に?」
    「いいえ、いえ...そう!
    あでも、そういうことじゃなくて...
    実在の人間になりきるなんて相手に悪いわ。」
    「嫌なら話さなくてもいいから。
    ニッコリ笑って
    カメラに手を降ってくれればいいんだ。
    本人もいつもそうしてる。」
    突然ブルース・ウィルスがジュリアの部屋を訪ね
    家族付き合いの話をし出して皆慌てたり、
    電話でジュリア(=テス)がジュリアと話したり
    結局ブルース・ウィルスにもばれませんでした。
    そりゃそうだ。本人ですもの。
    本作品の一番の可笑しいシーンでしょう。

    すんでのところでイザベルに見抜かれますが、
    それも折り込み済み。
    FBIに扮したライナス坊やの母親が、
    全員を逃がします。

    そして本当の大ネタバラシは、
    ナイトフォックスの師匠であり、
    引退したとも既にこの世にいないとも言われる、
    誰もが認める伝説の大泥棒ルマーク。
    彼とダニーが手を組んでいたのでした。
    ダニーはナイトフォックスが盗み出す前に
    既に本物の王冠を手に入れ、見事勝負に勝ち、
    ベネディクトに金を返しました。
    ルマークは、別れた娘と再会を果たしました。
    ラスティの彼女で、フランス刑事で、
    最後にオーシャン達の仲間になったイザベル、
    その人です。

    11、13のようなバレたら即殺されるかも、
    というようなヒリヒリはありませんが、
    大人の泥棒の流儀というか、熟練者の醍醐味、
    裏をかく、ネタを仕込むとはどういうことか、
    という上手の手口を楽しめる作品でした。

  • キャストが豪華すぎることはわかった。

    ストーリーは...ちょっと無茶かな?
    テスにジュリアロバーツ役をやらせるとか(本人だから似てるのは当たり前)、
    ラスティーを追ってる刑事のイザベルが実は師匠ルマークの娘で、最終的には簡単にラスティー側についちゃうし、
    トゥルアーのレーザーのかわし方とか現実味がなかった。
    でもヴァンサン・カッセルの魅力は十分伝わった!

    あとキャサリン・ゼダジョーンズは本当に美しかった。
    自分がキャサリンだったら自分にうっとりして1日が終わりそう。

    オーシャンズは暴力的なシーンやラブシーンもないので、安心して楽しめるシリーズだね。

  • 最初からハッピーエンディングになることはわかっていても、観客としてはスカっとだまされたいわけで。ジュリア・ロバーツがジュリア・ロバーツを演じるネタも面白いけど、反則っぽいし、ユーロポールの捜査官があれでコロリと立場を変えちゃうのも、いいのか?って感じ。なんといっても特技をもつメンバーたちの見せ場がなくて、カタルシスないよね・・・。シリーズ1作目が楽しかっただけに、ぱっとしない2作目という魔のパターンか。

  • ちょっと出の紳士なブルース・ウィルスがカッコ良かった。

  • 11のほうがわかりやすくて面白かったかな。

  • 楽しめた。
    展開がテンポよく、飽きない。
    ただテンポよすぎてついて行けてない感あり。もう一度見ると、「ああ、そういうことか!」となるところがたくさん出そう。

  • オシャレでスマートな映画だ。
    俳優も役柄もストーリーもかカッコいい。
    ブルース・ウイルスが本人役で出たり、ジュリア・ロバーツ演じるテスがジュリア・ロバーツ本人になりすましたり。
    でも、スマートに仕上げて余計な説明がないだけに、観る側の理解力が必要か。
    キャサリン・ゼタ・ジョーンズが綺麗&カッコかわいい。

  • 私は11より好き。何回も巻き戻すけど…

  • Amazon Primeで。おしゃれで、トリックも凝ってていい。

  • "TOO MUCH MOVIE"

    I can name this one just like that. It doesn't mean I didn't like it, though. There were so many famous actors/actresses who plays very very tiny roles. The "Julia Roberts" part of script was also too much.

    It reminded me "Shin-Shun Kakushi-gei" TV program, which has been aired during new year celebration period in Japan, back in.... many years ago : ) On that program, many Japanese celebrities play bits and pieces of tiny roles just to be parts of celebration. Just like this title.

    I liked young version of Catherine Zeta-Jones. I can't believe that this must have been shot after she gave birth to her son.

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