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- / ISBN・EAN: 4988113817349
感想・レビュー・書評
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イーライ・ロス監督の長編デビュー作。観たかった。
この頃から、グロさと人間のどうしようもない身勝手な残酷さ全開。そして何よりこの監督の魅力はやはり、いちおうホラー映画なのに真顔で笑わそうとしてくるところ。
いったんそちらのスイッチが入ってしまうと、すごく可笑しいのに眼の前では凄惨な状況が展開していて、自分の感情をどう取り扱ってよいのかわからない状態になる。
本作は人里離れた山小屋に泊まりにきた男子学生3人、女子学生2人が次々と感染症に見舞われる話。プラス近辺で出会う人みな、どこかヘンで凶暴性むき出しな感じで、何か起きたらタダではすまない感じがみなぎってる。そしてじっさいタダではすまないわけだけれど。
最後の最後までどす黒いユーモアに満ちていてた。ただでさえ凄惨なのに、さらにはるかに凄惨な事態が生じるだろうことを仄めかして本作は終わる。
(ストーリーとは関係ないけど、ホラー映画とコントラバスの相性ってすごくいい。コントラバスの不協和音のうえに、金属的なバイオリンの単調な音が入ってくるとヤバい。身構える)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ホラーあるあるを集めたような映画なのでストーリー的にもどこかで見たような内容に。強引に閉鎖的状況にもっていく(近くに家あるし、町まで歩いて助けを呼びにいくことも可能なのになぜかトラブルがおきて脱出のチャンスをのがす)けれど、おバカ映画として笑えるほどのパワーはなく、登場人物たちの変さもただの嫌な人止まり。過去の有名なホラーをオマージュした作品で出来がいいものが他にあるのでインパクトが薄い。全くの駄作ともいえないだけになんとも中途半端な作品。
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田舎の山小屋にやってきた若者達が謎の伝染病に襲われる。
イーライ・ロスのデビュー作。
伝染病の怖さ、それに対するパニックを描くのかと思いきや、いわゆる田舎に行ったら襲われた系の要素も加えてよく分からん展開になっていくのはイーライ・ロスらしさが出てる。ゴアは控えめ。
ゴチャゴチャし過ぎて物足りない感じかなぁ。。。
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イーライ・ロス監督のデビュー作との事ですがイマイチでした。
ホラーだけと全然怖くない(伝染病は怖い)
何故か雑貨店の店主が殺しに来たり訳分かんない作品でした。
店主の子供の「パンケーキ、パンケーキ」も、はぁ?ってなった・・・
ラストのオチだけ良かったです。 -
親戚の使っていない山小屋でパーティする若者なんてどーにかなってしまえ!っていう話だからそら面白いわ。
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ようはB級臭さを楽しめるかどうか評価が分かれる作品なのかな、と思いました。
田舎の店主しかり、パンケーキしかり、ポールの豹変しかり、いかれた保安官補しかり…。
自分としては、全然コメディではないはずなのだけど、こうストーリーを反芻するとどうにもコメディにしかならない、そんな絶妙なキワどさが好みです。 -
久々にうっかりみてしまったら、やっぱり面白くてバカ受け。誤射までの一連のアホストーリーも去ることながら、夏に向けてキャンプ前にはぜひともみておきたい
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キャビン・フィーバー(02米)
小屋に宿泊に来た若者達が奇病に感染したことにより人々と対立するサスペンス。テンポが悪いというのが第一印象。展開に制作の意図が露骨に感じられるのもマイナス。もっと自然な展開にしてほしかったと思う。古い映画のような終わり方はよかった。76点。 -
未知の病気への怖さとか閉鎖環境の怖さとか田舎の怖さとかいろいろ少しずつ入ってて全体的には中途半端かも