タンポポ [DVD]

監督 : 伊丹十三 
出演 : 山崎努  宮本信子  役所広司  大滝秀治 
制作 : 伊丹十三 
  • ジェネオン エンタテインメント (2005年9月22日発売)
3.87
  • (68)
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本棚登録 : 413
レビュー : 82
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102033330

感想・レビュー・書評

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  • 1985年公開。

    今は亡き
    伊丹十三監督の最高傑作にして、
    日本映画史上に残る
    コメディ映画の金字塔♪


    トラック運転手の男たちが
    つぶれかけたラーメン屋の未亡人タンポポに惹かれ、
    日本一の店にするために奮闘する
    人情コメディです(^_^)

    でコレ、
    なぜか日本より
    アメリカで
    カルト的人気を誇る作品なんスよね〜(笑)
    (一躍ラーメンブームが起こったそう)


    自分はこれを観ると、
    いても立ってもいられないくらい
    とにかく激しくラーメンが
    食べたくなります(笑)!!


    日本一の店にするため奮闘する
    タンクローリーの運転手ゴローに扮するは
    山崎努、


    仲間の運転手には
    若き日の渡辺謙!


    しがない女ラーメン屋の店主タンポポには、
    もちろん宮本信子♪



    実は本編とは関係ない
    食べ物をめぐる
    サイドストーリーが
    めちゃくちゃ面白い映画で(笑)、

    冒頭の正しいラーメンの食べ方のシーンなんて
    何度も真似したなぁ〜♪


    他にも
    フランス料理店での
    笑えるエピソード、

    死にかけのお母さんが作る
    チャーハンの話
    (泣けます!)、

    津川雅彦の
    スーパー店長VS
    なんでも揉み揉みするおばあちゃんの話
    (爆笑です!)、

    チキンライスにオムレツを乗せ、
    中を開くと
    トロトロの卵が出てくる
    タンポポオムライス、

    グルメなホームレスや
    食べることが大好きなご隠居などなど、


    印象的な名シーンが
    ズラリ!!(^O^)



    ラーメンと
    ウェスタンを繋げた発想が
    とにかく素晴らしく、
    まるで西部劇の名作
    『シェーン』のように目的を遂げ
    またブラリと去っていく男たちに
    シビれること間違いなしです!(>_<)



    あとコレは
    伊丹監督がかなり確信犯的に撮っていると思うけど、

    全身白のスーツに身を包んだ
    まだ若き役所広司と
    黒田福美の、
    卵の黄身を使った
    エロチックなラブシーンに代表されるように、

    実は食べることって
    エロティックだと教えてくれたのも
    この映画でした(笑)(^_^;)



    食べ物が出てきて
    幸せになれる作品が好きなら、
    是非是非♪

    • まろんさん
      安全地帯から、危険をかえりみずに、飛び出していく勇気。。。
      そんなすばらしい意志が込められたお名前だったとは!

      でも、それこそ円軌道の外さ...
      安全地帯から、危険をかえりみずに、飛び出していく勇気。。。
      そんなすばらしい意志が込められたお名前だったとは!

      でも、それこそ円軌道の外さんらしいネーミングだなぁ、
      と、すごく納得してしまいました(*^_^*)

      ちなみに、円軌道を体感しようと、
      説明してくださった通りに右足を軸に回転しようとして
      よろけて、猫たちに白い目で見られたのはヒミツです。。。
      2012/05/29
    • 円軌道の外さん

      あはははははは(笑)
      ↑笑いすぎ?


      分かるなぁ〜それ(^O^)



      自分はクイックルワイパー
      ダンス大会なる...

      あはははははは(笑)
      ↑笑いすぎ?


      分かるなぁ〜それ(^O^)



      自分はクイックルワイパー
      ダンス大会なるものがあれば
      絶対優勝する自信あるくらい(笑)
      あの掃除道具を持つと
      マイクスタンドや
      ギターに見立てて
      必ず踊ってしまいます(^_^;)


      お気に入りの
      ノリノリロックかけて、
      クイックルを
      ギターに見立てて
      腰をフリフリ
      ワンマンショー♪


      それを
      ウチのヤミクロが
      (黒にゃんこです)

      冷たぁぁ〜い視線で

      『なぁーに
      やってんだかっ(-_-;)』

      って
      アクビしながら見てます(笑)


      変なヤツ〜って
      思ってんやろなぁ〜(汗)


      2012/05/31
    • まろんさん
      ぜひ、円軌道の外さんの「クイックルダンス♪」を
      YouTubeにアップしてもらいたいなぁ!

      もちろん、冷たい視線を投げかける
      ヤミクロちゃ...
      ぜひ、円軌道の外さんの「クイックルダンス♪」を
      YouTubeにアップしてもらいたいなぁ!

      もちろん、冷たい視線を投げかける
      ヤミクロちゃんの映像つきで♪
      2012/06/01
  • BSで鑑賞。
    『タンポポ』が放送されるってことでここ数日めちゃくちゃ楽しみでした。
    昔、中学か高校の頃観て、すごく面白かったんだけど
    当時は『くっそえろい・・・』とかそんな感想しかなかった。
    10代男子ってそんなもん。
    伊丹作品って大概エロシーンがあるもんね。
    ラバースーツ切ったりとか(笑)。

    小学生の頃は伊丹作品全盛期で、さんざん『○○の女』シリーズを観た。
    (今はもう忘れちゃってるけど。エロいとこ以外)
    面白いんだけど「好き」ってのとはちょっと違って
    何だろな、あの頃のバブルの空気感が嫌いなのかも。
    でも監督が死んだ時はショックでした。

    だから『あまちゃん』の宮本信子はほんと最高なんです。
    ババァ役でも美しい。
    蟹江敬三をいそいそと待つ夏ばっぱ・・・かわいすぎるやろー!!
    宮本さんの演技ってクセがあって、首が動くんだけど
    そういうとこもかわいい。
    ブレイクが40前後なので、当時からおばちゃんだったけどね。


    この『タンポポ』は'85年で、バブルに入るか入らないかの時期。
    日本のひとつのターニングポイント。
    『美味しんぼ』は'83年から始まってるんだけど、
    一般的なグルメブームはたぶんもうちょっと後。
    だから目線が庶民的で、そこが良い。

    この映画についてよく言われるのが
    性欲と食欲は同源だから云々・・・ってことだけども、
    ちょっと正確ではない。
    「恋愛は変態の第一歩」っていうタモリの名言があるんだけど、
    欲求だけなら動物と変わらない。
    動物は生命維持のためだけに食物摂取して交尾するだけ。

    料理ってのは食材を「いかにして美味しくするか」ってことで
    それを性欲に置き換えるなら、恋愛=変態行為=フェチズム
    ってことになる。
    料理≒セックスじゃなくて料理≒フェチズムなんです。
    だから作品中には直接的な性行為は無くて
    フェティッシュな行為と隠喩が出てくる。(まあ、わりとモロですけどねw)
    いやらしい意味ではなくて、恋愛=服を着飾ることもフェチ。
    だから宮本信子の衣装換え→デートシーンもある。
    要するにウキウキするってこと。

    そのラストシーンがセックスの結果生まれた赤ちゃんと
    食の根源の母乳ってとこがほんと素晴らしい。
    『ニューシネマパラダイス』にも通じるなぁ。
    大人になって観返した今、そう感じます。


    この映画は日本よりも海外で受けたそうだけど、
    確かにそうだよね、観ながら思いました。
    ポール・ハギスの『クラッシュ』とか
    ソダーバーグの『トラフィック』とか
    『パルプフィクション』とか、外国人の方が好きそう。
    今なら日本でもウケると思うけど。

    個人的に好きなシーンは、ノッポさん(高見映)の話と
    イノシシの話のとこで傍に赤い豚の像があるところ。
    そして特訓シーン!!!!


    この映画に関わった方、かなり亡くなりましたね。
    冒頭のラーメンの先生こと大友柳太朗さんは
    直後に自殺されてこれが遺作。
    伊丹監督も、大滝秀治も、力也さんも死んだ。
    彼らは死の間際に、どんな映画を観たんでしょうか。

  • 他の人のレヴュー見てて、この映画を見つけ、あ、そういえばオレも見たことある、って思って、ブクログに登録した。

    これは、「ラーメンウエスタン」っていう設定が、冗談ぽくて、おもしろかった。

    TVでもグルメ番組みたいなのが増えて、日本全国でグルメにうつつをぬかす人たちが出現した時代だったと思う。

    食べることについての風刺が効いていた。

    山崎努が良い演技してた。

    印象的なのは、イタリアンレストランで、食事マナーみたいなのを教えてる最中に、同じレストランの隅っこで、イタリア人が、マナーに反する下品な食べ方をしてたり。
    男と女が、口移しで生卵の黄身を崩さず何度もやりとりするカットは、エロティックなものを表現しているんだということは分かったけど、オレは、全く何も興奮しなかった。


    伊丹十三の死は、本当に痛ましい。

    大島渚や、他の友人たちが証言してる通り、彼は殺されたのだ。

    誰が伊丹十三を殺したのか?

    彼のような勇気のある芸術家を殺すなんて、絶対に許されることではない。絶対に許してはならない。

  • 観終った後にじわじわ良いものを観たなぁーという気分になった。
    お金持ちもホームレスも、着飾っている大人もいじめられっ子も、
    どんな人も生きている間は「食べる」ことから逃れられない。
    エンドロールの映像を見て、そのメッセージはとても強く伝わった。
    話の本筋とは関係ない細かいエピソードにもこだわりを感じる。

    それにしてもこんなにお腹の空く映画だと思わなかった。
    とりあえず今日のお昼はラーメンにします。

  • 何度めかだがやっぱりおもしろい。
    昨今流行りまくっているグルメムービーの先駆けだが、ちょっと視点が違うか。例えば孤独のグルメは食べることそのもののシズル感をいかに伝えるかというへのこだわりが強いが、この作品はそれよりも食にまつわるエピソード重視。メインストーリーと関係ないエピソード満載で、それがまたおもしろい。エンタテインメント要素たっぷり。
    マカロニ・ウエスタンふうの演出も気が利いている。
    宮本信子がだんだんと素敵な女性に見えてくるのが映画マジック。
    役所広司、渡辺謙、若いなー!
    とにかく醤油味のシンプルなラーメンが食べたくなる。

  • ラーメンの物語だとしか知識はなかったが、
    西部劇だったとは!w

    食と性、生と死。
    人間の果てしなく本質的な欲求を、
    こうもコミカルに、
    しかし象徴的に、
    面白おかしく真剣に映画として昇華できることに、
    伊丹十三がいかに唯一無二かというのが感じられ、
    今回も堪能できた。

  • 朗らかで癒された。
    自立!っていう感じじゃなく素直な感覚でラーメンに向かうたんぽぽがかわいらしい。

    ところどころ挟まる食に纏わる悲哀のドラマがまた面白い。
    最後に赤ん坊だったのもよかった。

  • 見た回数はきっともう10回は越しているはず。
    最初に見たのは父とだったからHなシーンが恥ずかしかったのを覚えている。
    もしかしたら日本映画で一番好きかもしれない。
    「食」がテーマだし。
    そして必ず美味しいラーメンが食べたくなる。

  • 食に関する蘊蓄が印象深い。洋食テーブルマナー実践で外人がずるずるスープ啜ってんの、若いお嬢さんが真似しだすシーンが笑える。

  • 1985年日本
    山崎努、宮本信子、役所広司


    伊丹十三作品。
    ラーメン家のお話だけど、芯は別にあり、、
    ただ、やはり私にはあいません。

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プロフィール

1933年生まれ。映画監督、商業デザイナー、俳優、エッセイスト、TVマン、雑誌編集長など、興味のおもむくままに様々な分野の職業に分け入り、多彩な才能を発揮した。翻訳も多数手がけた。

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