ハウルの動く城 [DVD]

監督 : 宮崎駿 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2012年3月10日発売)
3.71
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感想 : 822
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4959241980762

感想・レビュー・書評

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  • ◎ ご飯が美味しそう。

  • 「もののけ」「千」と私的にはイマイチが続いたので、映画館に観に行ってなかったガ。本日TVであったので観ましタ。コレは久々に良いと思った。ちなみに、私の宮崎アニメBest3は「ナウシカ」、「豚」、「トトロ」である。次点が「カリオストロ」と「ラピュタ」。にしても、宮崎監督は声優を使わないなぁ。確執なり因縁なりがあるのだろうか。それにしたって餅は餅屋だと思うよ。美輪明宏以外では。美輪明宏は声優超えてる。ってか、あの人ノモモケだろう。湯バーバとか魔女とかイチイチ名前付けなくても「ミワアキヒロ」って固有名詞=「妖怪変化」でエエんじゃないんですかね、もう?声ならずとも存在自体モノノケっぽいしぃー。ハウルが美意識に拘らぬ優男でなければ惚れたのになぁ。主人公のソフィーは状況認識能力に著しく欠けておる。心配だって思った。ラスト、犬とカカシにはもうちょいなんか欲しかったな。私としては「犬」=「ハウルの師匠のおばはんの良心or国王」、「カカシ=ハウルの死んだおじさんの魂=偉大な魔法使い」って読みだったんだが、どっちも外れた。私のアニメベスト10 1. 攻殻機動隊(TVシリーズ・映画両方。好みはTVシリーズ) うわーん、タチコマーっっ。素子が死ねばよかったのに! 2. ウテナ(TVシリーズのみ。・映画はクソ) これはやっぱ、逸脱している。 3. パトレイバー(TVシリーズ・映画両方。好みは押井の映画2作) 4. AKIRA 5. ナウシカ 6. 紅の豚 7. うる星やつら「ビューティフル・ドリーマー」 8. さらば宇宙戦艦ヤマト 9. 妖獣都市 10. エヴァ 更に後ろに「トトロ」「カリオストロ」など、やっぱ宮崎アニメと「サイバーシティOEDO」「ゴクウ」など川尻監督の作品が来る。

  • 原作にはウェールズが出てくるんだけどなぁ
     この作品はロケ地フランスだしなぁ
     私は戦艦について何の関心もないが、ドレッドノートのごとき戦艦が出てくるシーンで血管が浮く。
     劇場で見た時、カルシファーが卵の殻を食べる所で、口の中へ殻が入った時に見てたよいこが十云人、一々
    「うわぁあああああっ」
     と叫んでゐたのを覚えてゐる。
     他いろいろ。

  • この映画が好きヵ、嫌いヵ の分かれ目は
    ハウルに恋するか、しないか。。。
    私は恋した口(笑) 

    キムタクの声はあまり気にならなかった。
    それより倍賞さんはちょっと無理があったかも?
    でも18歳から90歳だものねぇ、仕方ないなぁ。

  • 定期的にみたくなる。
    木村拓哉の声、好き。ソフィーの声も、最初は違和感がぬぐいきれなかったけど、見てるうちにどうでもよくなる。
    何がいいのかうまく言えないが、「私は美しかったことなんてない」って泣くソフィーに「わかりみ」ってなるし。ハウルのヘタレなのに誠実にソフィーを愛そうとする姿とかに泣ける。

    なんか、最後も「なんかよくわからないけど全てが愛の力で丸く収まってハッピーエンドだぜ!!」みたいな。

  • 音楽は前から知っていて、好きだったし
    背景がとっても綺麗

    でも内容が
    イマイチ理解できないのです…。

    何度か見ればだんだんわかってくるかもしれないんですけど
    そこまで余裕ないし
    自分とはかけ離れた物語なんですね…。

  • 久しぶりに観た&原作を読んでみた上での感想。

    序盤が良すぎて後半グダグダになってる気がした。でも好き。
    ソフィーとハウルが最初に出会って空中で歩くシーンがこの上なく好きなんですよ…そこだけ何度も観たくらい。ワルツが流れるこのシーンが作中で最も美しいと思う。人によってこれが踊っているのか歩いているのか解釈は分かれるかもしれないけれど、ハウルがソフィーの手をとってリードしている姿は舞踏会でエスコートする紳士に見える。素敵。

    各ジブリ作品のマスコット的なキャラの中ではカルシファーが一番好き。我修院さんの声って不思議な魅力がある。カルシファーの表情が人間並みに豊かでかわいい。
    キムタクの声がハウルというキャラクターにとても合ってる。癇癪起こすところのシーンでもそう。静かに話す時の声がすごくかっこいい。
    お嬢さんとお婆さん両方の声を演じるために倍賞さんをキャスティングしたんだろうけれど、お嬢さんの時はやっぱり違和感あるぞ…

    原作よりむしろ映画の方がハウルとソフィーが惹かれ合ってるように感じた。

  • 『ハウルの動く城』、ずっと観たことなくて、たまーに好きな人がいるので観てみた。
    最後まで観たら、「ちょ待ぁてぇよっ!」とつい口をついて出るような映画でした。

    事前になんとなく知ってた賛否両論、女ウケはそこそこいいけど男ウケ悪いってやつ、全くもってそのとおりやなと笑。序盤退屈、中盤めちゃおもろい、終盤「……。」みたいな感じ。
    この映画、普通に作ってたらめちゃくちゃ良い映画になったはずなのに、なんでそれしないの?「あえてしてない」とかだったらくそダサいでしょ、それ。
    しないんじゃなくてできないんだったら、ただの耄碌した老害なんだろうけど。

    ポニョとか千と千尋がこの方向性なのはいいんだけど、ハウルでこれってのはほんとなんなんやろう?としか思えない。

    中盤めちゃ面白いって書いたけど、良いとこもいっぱいあるんです。ビストロSMAPのシーンとかね、「近い近い近い!」みたいなね。最高。
    で、恋愛もので、こういうとこ良いのに全然恋愛描ききれてねぇじゃん!!と。『風立ちぬ』で「いやそこがようやくスタートラインでしょ?」って思ったけど、この人はやっぱり恋愛を描くのは下手くそなんでしょうか?クラリスとか普通にできてたと思うんだけどなあ。

    それよかなんで悪いか?って意見の方を聞きたい。

    この話、学習性無力感の話なんだと思うんだけど。象に鎖つけるやつ。
    ソフィーの方は女性の社会的地位や若さ、みたいなとこで「呪い」としてあって。

    で、戦争の要素は宮さんが追加したらしいんだけど、魔法使いってのは何なのか?って言うと、アニメーター。イリュージョンを見せる自分たちの仕事。他の作品でも書いたけど。

    その中でハウルは、アナキストというか。簡単に言えばパンクロッカーですよ。

    そういうとこめちゃくちゃ良いのに、ソフィーもハウルも話の中で大して成長しないというか、自分で何か行動して獲得するみたいなことをほとんどしない。だからつまらん。
    一応ハウルの方は戦争反対ってのはあるんだけど、やり方ちゃうやん。師匠(親みたいなもん)と対決して乗り越えたら終わるやん。それこそ、高畑さんと宮さんの関係、あるいは宮さんと庵野の関係みたいなもんじゃないの。
    親が子離れしてないっていうのもあるのかも。

    ダメなパンクロッカーがダメなまま終わるし、ダメなことを肯定してる。ガキのままで終わる。
    ガキが観るガキの為の映画なのに、宮さんにはこういうことして欲しくないわけです。で、できなくなったんなら耄碌ジジイだろうと。ダメな自分を肯定するような。あるいは助けてって言ってるような。
    『紅の豚』のポルコみたいなもんですよ。にしてもポルコの方がちゃんと行動してたと思うんだけど。

    それもこれも、恋愛がちゃんと描けてればよかったんだけど、きっかけがヌルすぎて。ソフィーの方はほんと、ただキムタク好き!アイドル好き!ってだけで。ハウルの方はとってつけたような感じで。戦争が終わる理由もだけど。
    あの中でちゃんと恋愛してたのは、美輪さん演じる魔女のババアだけなんじゃないの?あぁ、カカシもいたか。

    ソフィーが恋に落ちた(?)とき、飛ぶんだけど。宮崎作品で「飛ぶ」ってのは重要で。
    飛ぶやつと飛ばないやつがあるんです。飛ばない豚はただの豚だしね。ポルコはちゃんと自分の意思で飛んどる。

    (追記で)今気づいたんだけど、ハウルが自分の意思で動かないのが心がなかったからとすれば結構納得いく。
    要するにハウルに対しての呪いはカルシファーで。星(才能)を拾ってしまったが故にかかってしまった呪い、みたいな。そうするとのちの『風立ちぬ』とつながってくる。
    でもやっぱりナルシストだよ、宮さん。

    女性の地位、フェミな話だとすると、ナウシカとか戦闘美少女ものの原点みたいな感じで、ずーっときて’92年のセーラームーンがそれを倒すんだけど。リドリーの『テルマ&ルイーズ』が’91年だけど、時代的にも近くって。
    で、ハウルでこんな内容だと、なんかもう時代遅れというか、遅い気がするんだけどなあ。

    キャストでいうと、宮さんは島本須美をずーっと使いたかったと思うんで、ソフィーも島本須美がやりゃあいい気がするんだけど、たぶんダメだから倍賞姉で。

    非声優、俳優を使うのも昔からのジブリの特色だけど、キャラの見た目をキャストに寄せてる気がしてて、そういうとこは良いなと。

    で、成長しない主人公を助ける女性ってそれ寅さんとさくらじゃねえか!!

    ていうことで寅さん観てからハウル観るのもまた一興でしょう。
    あとあの犬はどう見ても押井にしか見えん。

  • 昔見たときはもっと意味がわからない映画だった気がするんだが、すごくよく分かるじゃないか。
    超おもしれえし。

    やっぱ、宮﨑駿って別格ですね。

  • 2005年の発売だったはずなのになぜ2012年てなってるのか。いいけど。べつに。原作とだいぶ違うけど、これはこれで、というかんじ。ソフィーの声がひどい…もうちょっとなんとかならなかったのか。ハウルは美人。クラバートみたいになるところ、宮崎駿の趣味だなあと思った。子ハウルのビジュアル好きだなあ。音楽が素敵。安定の久石譲。映画の最初のほうで、テーマ曲が流れた時、映画館でびっくりした。ワルツだよ…!て。うわーいいなあ、て。うっとりしたのよね。懐かしいなあ。

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著者プロフィール

アニメーション映画監督。1941年東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)入社。「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)で劇場作品を初監督。1984年には「風の谷のナウシカ」を発表。1985年にスタジオジブリの設立に参加。「天空の城ラピュタ」(1986)、「となりのトトロ」(1988)、「魔女の宅急便」(1989)、「紅の豚」(1992)、「もののけ姫」(1997)、「千と千尋の神隠し」(2001)、「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)、「風立ちぬ」(2013)を監督。現在は新作長編「君たちはどう生きるか」を制作中。著書に『シュナの旅』『出発点』『虫眼とアニ眼』(養老孟司氏との対談集)(以上、徳間書店)、『折り返し点』『トトロの住む家増補改訂版』『本へのとびら』(以上、岩波書店)『半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義』(文春ジブリ文庫)などがある。

「2021年 『小説 となりのトトロ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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