さよなら、さよならハリウッド [DVD]

監督 : ウディ・アレン 
出演 : ウディ・アレン  ティア・レオーニ  トリート・ウィリアムズ  マーク・ライデル  デブラ・メッシング 
  • 日活
3.23
  • (14)
  • (27)
  • (69)
  • (13)
  • (6)
本棚登録 : 222
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103631085

感想・レビュー・書評

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  • 海外ドラマ「glee」に引き続き、ブロードウェイミュージカルができるまでを描いた「SMASH」にまた異様なほどはまりまくっていて。

    で、そのSMASHに脚本家役で出ているデブラ・メッシングがものすごく好きになり、彼女がこの「さよならさよならハリウッド」出てたってことを知って見直したわけで。わたしはウディ・アレン好きなので公開当時に映画館で見ているんだけど、そのときはまったくデブラのこと知らなかったし、なんとも思わず、まったく覚えてなかった。
    で、デブラ、役柄が軽ーーい女の役のせいもあって、今とぜんっぜん印象違う。いかにも若くて(っても12年前くらい?35歳くらいかな?)明るいロマコメ女優っぽくて、そしてすんごく痩せている。今の彼女のほうがずっと好きだけど。DVD特典のインタビューがおもしろくて、デブラが監督ウディ・アレンに「もっと大げさに」って演技指導されたときのウディの様子をまねしているがすごいおもしろかった。

    映画自体はいつものウディ・アレン。笑えて皮肉が効いている。ハリウッドの映画界裏話的なのもおもしろい。

    ……ウディ・アレンの例の疑惑に関しては、昔からファンなのでどう考えていいのかよくわからないっていうのが正直なところで。もうウディ・アレンの映画は見ない!っていうのもなんだしなあ。ただの観客でも困惑するんだから、出演したことある人たちはどう思ってるんだろうか、とか思う……。

  • DVD

    過去に大作を撮ったが今では落ち目の映画監督(自身の皮肉?)が、心身症による全盲の状態でハチャメチャな映画を撮るというコメディ。
    吹替で鑑賞。さすがの面白さ。

  • 好きな人は“大好き”な、知る人は“通振れる”、ひねくれ者の映画監督ウディ・アレンの、
    齢70を迎えて撮ったハッピーエンディングなラブ・コメディ。
    自ら映画監督の役で主演した 等身大の作品。
    アニー・ホール(1977)での失恋を、本作でようやく成就させたような気が致しました。

    世の中に理解されずいつも自虐的に皮肉を言っている老監督が、
    起死回生でメジャー作品の監督に大抜擢!ところがストレスで失明してしまう。
    誤魔化し誤魔化し撮影するも作品は散々に。。。
    失明して 素の自分と向き合わざる得なくなったとき、
    映画監督は自分にとって大事な人の存在(元妻、息子)に気付き、幸せになっていく。
    幸せは いつもここから。。。

    よく観察したら、ヒロインの服装が心境と共に変化していました。
    登場シーンでは男勝りのビジネススーツ、段々変化し、ラストシーンでは暖色系のスカートに。
    これに比べ主人公は終始カジュアルなトラッド。世渡り下手の頑固さ、不器用さが窺えます。
    そんな彼でも、そんな彼なのに、大事な人の存在に気付き、受け入れられました。
    アニー・ホール(1977)では、それでも女は大物歌手の元に行っちゃったんだけど・・・。
    失明から治って元妻を観た彼は、美しさに驚いた。
    失明中の彼を支えてくれた元妻の心の美しさに。そして彼は叫んだ。
    「世の男性はみな一度失明すべきだ!」

    ひねくれ者ウディ・アレンの自虐・皮肉ギャグは健在!
    立食パーティで男女が歓談中、ウディがマスターベーションの話を喋り捲って立ち去ると、
    片手にソーセージを持っていた女性が 隣人に「食べる?」
    とか、
    裸と暴力さえ見せときゃいいでしょ的な、商業主義のハリウッドを皮肉りつつ、
    訳の判らない駄作でもなんでも芸術にしてしまうフランスに感謝したり。
    何より いかにもハリウッド的なハッピーなエンディング。
    ウディはハリウッドを永年敬遠しているだけに、これを皮肉と取るか、素直に取るか、迷う処です。

    大爆笑も大感動もないけど、無数の他人の自我と暮らす都会人?の気分を描いたラブ・コメディ。
    (130630鑑賞)

  • Hollywood Ending; PG13
    ウディ・アレン

  • これぞウディ・アレン。
    彼が画面に映った瞬間、彼が喋りだした瞬間、思わず頬が緩んでしまう。
    なんなんでしょう、あの喋り方にあの佇まい。
    アレンの作品は字幕で観てこそだと思うのは私だけだろうか。

    ダラダラ過ごしながらダラダラ観るのにもってこい。

  • 皮肉の効いた長台詞とテンポが好き。

  • コメディとしておもしろかった。

  • ウディアレンおじいちゃんすぎ

  • 「ズッコケ天才監督は、恋に、笑いに、秘密あり」

  • 終始イライラ。。。

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著者プロフィール

1935年、ニューヨーク生まれ。映画監督、脚本家、俳優。『アニー・ホール』でアカデミー監督賞・脚本賞、『ハンナとその姉妹』『ミッドナイト・イン・パリ』で同脚本賞を受賞。小説に『これでおあいこ』他。

「2022年 『唐突ながら ウディ・アレン自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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