姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション [DVD]

監督 : 実相寺昭雄 

出演 : 堤真一  永瀬正敏  阿部寛  宮迫博之  原田知世  田中麗奈  清水美砂 

• ジェネオン エンタテインメント

感想・レビュー・書評

[hs19501112さんの感想 · 2023年8月4日]

京極堂シリーズの映像化

堤真一の京極堂のビジュアルイメージはちと違ったが、これはこれでいい味出ていた。

関口くんのキャストだけは最後まで違和感しかなかったけれど、榎木津も木場修もがっつり納得。

と、敦子役の田中麗奈が可愛かった（笑）し、イメージも合ってたな。


でもまあ、「お弁当箱」の異名をとる京極作品を2時間でまとめるのはやっぱり厳しかったな・・・原作をはしょりすぎ、とかいう「原作至上主義者」みたいなことを言うつもりはなく

ただただ・・

原作既読だからこそストーリーについていけたものの、未読の人には難解すぎただろうな、と。

重箱の隅をつつくように原作との相違を探しながら観るような人たちには駄作な映画でしかないのだろうけれど・・・原作をどうアレンジして映像化するかを楽しむ種類の人なら、ちゃんと楽しめるはず。

※自分は後者




★３つ、７ポイント
2023.08.04.WOWOW

※WOWOWで録画した「魍魎の匣」を観るのも楽しみだな♫と思えるくらいには楽しめた。

※京極堂のお祓い衣装が、お笑いコンビ　ぺこぱ　の人に見えて仕方がなかった（苦笑）

[manaさんの感想 · 2013年10月4日]

日本へ一時帰国を３ヶ月した時、ちょうどドイツへ帰国するちょっと前に始まったので、妹と一緒に観にいきました。生まれて初めてキャラメルポップコーンを食べて感動したという。

さて、映画ですが、京極ファンにはと～っても楽しかったのじゃないか、と思います。
私も一緒に行った妹もほくそ笑みながら観て来ました。（あ、妹も京極氏ファンです。）
京極氏、水木氏に変身して登場するんですもん。結構、いい味を出していたと思います。

それにしても実相寺監督らしい映像でしたね～。おどろおどろしく作ってありました。
でも、この映画、読んでいないとわかんないだろうなぁ～と思いました。それかじっくり観るかしないとね。
実際、隣に座っていた中学生くらいの女の子2人が「えっ！終わったの？　意味わかった？」と話していましたもん。あはは

TVの予告でも見ることができましたが、いしだあゆみさんの『ぎえぇ～～』はよかったですねぇ～。

結構、褒めていますが・・・・ワタクシとしてはキャスティングに異議あり
なぜにワタクシの愛しいお方・榎木津さまが阿部ちゃんなんですか？
いや、私は阿部ちゃんファンなんですよ～。
でも、榎木津さまとはかけ離れていると思うんです。どうして人間臭くしたのでしょう。もっと破天荒な方ではないといけませぬ 。
私のイメージとしては・・・高島兄弟をたして２で割るイメージなんです。ガハハ笑いは高島弟のあのガハハ笑いでないといけません。

ちょっとキャストチェッ～ク！
　・京極堂・・・堤　真一さん＜ｂｒ＞ 　　なんとなく許せた（笑）。淡々と語るところなんてよかったように思う。
　・関口くん・・・永瀬正敏さん
　　違う！全然違う！もっと線の細い人じゃなきゃ～。境界線に立っている人なんだから。
　・木場くん・・・宮迫博之さん
　　これまた違う！全然違う！もっと鋭い人じゃなきゃ～。
　　ん・・・柳葉さんもちょっと違うし、中井貴一は上品過ぎるし。難しいかも。
　・久遠寺涼子・・・原田知世さん
　　お嬢様っぽいところはあっているけど、もっと２面性な部分を出してほしかった。

それにしても・・・・他にもいっぱい文句はあるんだけど、どうしてお笑い界の人をキャスティングしたんだろうか？　どうも既成観念が邪魔をして、シリアスに観れなかったです。

ま、これは私の感想でして・・・・
よく原作を先に読むか？映画を先に見るか？とか話題になりますが、基本的に私は映画と小説は別もんだと考えています。あの長い小説を２時間で映像化するというのが土台無理なところがあるし。
どちらかというと、私は原作を先に読んでいる方です。ま、自分のイメージするところとの違いがあってもしょーがないなぁ～くらいに思ってないとね（笑）。

[ぴよこさんの感想 · 2011年9月1日]

先日、「実相寺昭雄展」にて、中途半端に観てきたため、ちゃんと観ようと思って購入。
京極夏彦氏、実相寺監督、どちらも好きなので劇場公開当時は劇場に足を運んだ作品。

当時観た感想は、京極作品を実相寺監督が撮るとこうなるんだ、って感心した覚えがあり、過剰と思われる演出も「らしいな」と感じた。
ちなみに、購入時にアマゾンのレビューなどを見て酷評が多かったのは正直驚いた。
自分は上記の理由もあり、観ていて原作を超えたとは言わないが、好感触だったし、これはこれでアリだと思っていたので。

キャスティングは、京極堂、関口はよかったと思うが、榎木津は少しイメージとは違うけどこれはこれで許容範囲、でも木場はミスキャストだったように思う。
鉄骨を地面に埋めた目眩坂とか京極堂店舗のセットなどは雰囲気があって本当に素晴らしい。
ただ、小説で読んでそれほど不自然ではない点も、映像化するとチープに見えてしまう設定も若干あったかなとは思った。

[Over50GGさんの感想 · 2018年5月13日]

原作も読んでます。怪しさは流石に原作にはかないませんがまぁまぁかな。役者がご豪華すぎ

[ナッキーさんの感想 · 2017年8月22日]

２００５年の作品。夏にピッタリなおどろおどろしい怪奇的なミステリー。


今までかなり怖そうで見てなかったですが、この夏はチャレンジしました。



観た感想はそこまで怖くはなく、金田一シリーズとかよりは

全然見やすかったです。

ただ、内容がちょっと難しく、謎解きも１回聞いただけでは分かりづらいです。

１２年前とかいえ、堤さん、阿部さん、永瀬さんの主役級３人の共演は豪華です。

特に阿部さん、完全に脇役なので。



これぐらいの怖さなら対応可能、おもしろい！


京極堂シリーズもっと見たくなりました。

[ontenさんの感想 · 2012年6月25日]

新しい分野を見ようと思ったのが間違いだったのか、開始10分たたずで眠気に襲われ、30分で消した。

キャストに惹かれたんだけど残念。
誰か話し教えて下さい。

[ハッカさんの感想 · 2010年8月31日]

所々話はついていけない部分はあったけど面白かった。原作知らなくてもぼちぼちたのしめます。先に映画見てから原作を読むとしっくりするかもしれません。

[m-_k-さんの感想 · 2010年3月22日]

演出がくどいくらい凝ってますね…面白かったです。邦画は食わず嫌いなのでちょっと反省…
個人的に水木しげる役で出てきた京極夏彦がよかったです(笑)

[dai-4さんの感想 · 2024年2月21日]

ミステリ映像ガイドから。原作は、十全に理解できたとは言えないせいか、いまひとつピンとこなかったけど、こちらはどうかな、と。結果、意外に自分の原作理解が間違っていなかったことの確認は出来たけど、となるとやはり、何だこの解決は…？って思えちゃう。それはまあ、原作に対する不満だとして、映像作品としても、キャストの豪華さに目を奪われはするものの、退屈な場面が多い。何度か寝落ちしかけた。にしても改めて、邦画って、同じ役者さんばかり、ひたすら繰り返し見かける気がする。

[あきさんの感想 · 2024年1月16日]

内容が難しかった