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- / ISBN・EAN: 4948872193122
感想・レビュー・書評
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サイレンが響くと現れる、異形の「屍人(しびと)」の跋扈する「羽生蛇(はにゅうだ)村」。
複数人の主人公を操りながら、村の謎を解明し脱出を図る、和風ホラーアクション。
まず、挑戦的なシステムを盛り込みながら非常によくまとまっている。
ただ難易度がなかなか高く不親切で、突き放される。
ここまで敷居が高いのに一定の完成度を持っているという、矛盾した作品は珍しいと思う。
内容としては「死んで覚える」感じで、試行錯誤しながら進んでいく。
敵の視界をジャックする能力があるので、それを手がかりに敵の配置や行動を把握していく。
多くの主人公はすごく非力で、2〜3発の攻撃を受けるとアウト。
猟銃・短銃を初期装備のキャラはいるものの、逆に何も武器がもてなかったり
屍人に見付かるだけでアウトのキャラも。
周りも暗く、スタート時に手持ちにライトと武器がないと、すごく焦る。
たまにいる同行者もとにかく面倒。
ストーリーの手がかりを知るためのアイテムや、シナリオ開放のフラグが色々あるが
ほぼノーヒントで、「こんなの分かるかよ!」というものも。
こんな理不尽な内容で、結局何が面白いのかというと
やっぱり達成感、征服感であろうか。
ゲームをクリアした、というより
なぞなぞが解けた、の感覚が近いかもしれない。
とにかく最初はわけも分からず見付かったり殺される。
丸腰なのに、包丁持ったばあちゃんに追いかけられるとかなり怖いし、
目の前に敵がいる状態から始まるシナリオなんかも、なかなか焦らされる。
逆に、余裕が出てきて敵の行動を操れるようになると恐怖感は薄れるものの、
今度はいかに効率よく安全に進めるか、を考える楽しみが出てくる。
敵の種類や行動パターンも多く変化があり、場合に応じた対応が求められる。
アイテムやシナリオ開放条件、敵の陽動や突破方法などを
自分で見付けていくことに終始するわけだが、
それがわかりにくくも、わかってしまえばなんだ、という感じ。
そこに関しては敷居が低く、何度でもチャレンジしてしまう。
完成度は高いと書いたが、大雑把な部分もある。(狙撃タイプのリロードの仕様とか…)
それゆえにシステムの穴をついた意外な方法で突破できたりと、解法は一つではない。
制限が多く一本道に見えて、実は自由で想像力の要求される作品。
一人だと怖いので、人と一緒に色々試しながら遊んでみてほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Oh!メッチャコワーイ
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鬼畜ゲー。そして死にゲー。
死んでからやり方を覚えていく、本当に無理なゲーム。
上級者向けだと思います。
とてもとても攻略サイトがなければクリアできません。
でも、面白い。 -
初めて自分で買ったホラーゲーム
結局半分以上は兄にやってもらってクリア←
プレイしてる時は毎日悪夢を見たりしてた(∵)
この作品がきっかけでゲームをよくやるようになった気がする
話が深くて萌え要素もある←いい作品! -
不気味さでいえば、個人的にこれがいちばんです。
音楽も内容も、人物のビジュアルも…すべてが不気味でした。
操作が少し難しく感じたのですが、鈍い私でも慣れれば何とかなったので大丈夫かと(?)。
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Mに目覚めた思い出深いゲームです。
美耶子かわいいよ美耶子。
難易度極悪なんで未だにクリアしてませんが、大好きなゲームです。
ストーリーだけでなく、スタッフが用意した関連サイトやアーカイブ、そしてマニアックスでストーリーを紐解いていくのが面白いです。