めまい [DVD]

監督 : アルフレッド・ヒッチコック 
出演 : ジェームズ・スチュアート  キム・ノヴァク 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.63
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本棚登録 : 174
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580120516354

感想・レビュー・書評

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  • 1958年公開
    監督 : アルフレッド・ヒッチコック

    旧友の頼みで不審な動向の彼の妻を追跡する高所恐怖症の元警部が、陰謀に巻き込まれていくお話。

    やられました。
    物語前半は、なんとも怪しげな幽霊探偵モノみたいな空気で進みますが、ちりばめられた設定が回収されていく様は圧巻。高所恐怖症、悲劇の先祖、錯乱、悲恋、陰謀などなど、結構要素が多いのに、全部必然になっていくんだから、ヒッチコックはやっぱり見応えがあります。

    サスペンスでもあり、探偵モノでもあり、ロマンスでもあり。
    オンリーワンな作品でした。
    最後のシスターが頭の切り替え早すぎだろって感じは否めないけどw

  • 狂気な愛を感じられる映画だった

  • ヒッチコック、おもっつえぇなぁ!

    『ライジング・ドラゴン』、ジャッキー最後のアクション映画を
    友達に誘われて観に行って、
    ぜんぜん寝てなかったもんだからうとうとしてしまったんだけど
    (まあ『ライジング・ドラゴン』は内容はクソで、
    ジャッキー最後の楽しいお祭り映画って感じ)

    映画から帰ってきて深夜、『めまい』を観始めて
    こりゃ絶対寝るわーと思ってたのに、
    2時間ちょい、全然飽きない!
    映像がすごく面白い!
    なんとなく前半後半で2部構成になってるとこも良い!
    若干力技でポカーンとなるけど、
    そのポカーン含めて良い!

    ついでに、脇役のバーバラ・ベル・ゲデスさんがかわいい!

  • 中盤に明かされるミステリ要素は大したことない。「レベッカ」手前、という感じ。

    しかしその後の男の行動……執拗に過去の女と同じ服、同じ髪型、同じ靴まで強要する姿こそが怖い。
    ミステリ要素がむしろ話にオチをつけてくれたが、それがなければますますニューロティックな方向へ進むはず。この人間性こそが怖かった。

    さすが屍姦。

  • カラーでも美しい映像。デジタルじゃない不器用な色合いに惹かれる。
    そして単純に面白い。
    欺瞞、表情、トリック。
    こんな風にぐいぐい引き込まれる作品ってやっぱそうそうない。
    偽られた関係の中での純愛は辛い。

  • 音楽が良かったです。

    ラストが衝撃的です。まさに「めまい」の描写が、本作の説明やなんかで、よく解説されると思いますが、終盤、悪夢にうなされた主人公が、飛び起きるカットでの、表情、演技が凄いです。完璧。

    「めまい」というか、高所恐怖症は、犯人のトリックのかなり重要な点です。本作に影響を受けた「ボディ・ダブル」では、閉所恐怖症は、犯人の計画のうち、それほど死活的な点ではなかったし、むしろ、「寝る場所がない」という点が非常に重要であったので、より現実的だと思いました。

    ただ、本作は、カラー映画であるし、意味不明な俳優のアップもなく、やはりサスペンスとして面白いことは否定できません。ミッジは、救いがないですが,,,NHKのリマスター版で観たので、画質は非常に良かった。

  • BSの録画。途中うとうと・・・。独特のまったりねっとり感があるなあ。

  • ヒッチ作品だが『鳥』よりも面白かった。

  • Wikipediaによれば、この映画は封切り当時、ヒッチコックの女性蔑視ぶりが批判の対象になって、興行的にも不入りだったとある。しかし、現代の我々の目からみれば、これは女性蔑視な男どもを描いた映画ではあるが、女性蔑視な映画ではない。
    もちろん、ヒロインの悲劇を描くためには、出てくる男たちがみんなロクデナシである必要があるのは作劇上の要請ではあるのだろうが、しかし、男というのは今も昔も実に身勝手で、女性の気持ちなんか考えていない存在であって、そこのあたりの男の無神経さをヒッチコックはよくとらえていると思う。特に後半部のジェームス・スチュワードのサイコぶりと来たら、監督自身が「ネクロフィリア」と評したように、相手を女性扱いどころか、人間扱いしていないわけで、本当に許しがたい。キム・ノヴァクの身代わりにされた彼女の心情は想像するにあまりありますね。
    そうして考えてみると、やはり公開当時に不評だったのは、映画評論家をはじめとする当時の男どもにとっては我が身を見せられるようで、それがネガティブな評価に結びついたのかもしれません。

  • ある事故をきっかけに高所恐怖症になった元刑事が、友人の妻の尾行を依頼される。友人の妻の奇怪な行動。
    そこには予想外の展開が待っている。


    アルフレッド・ヒッチコック監督。ジェームス・スチュワート。

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