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- / ISBN・EAN: 4988013014947
感想・レビュー・書評
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ドラえもん生誕30周年記念作品。
大山のぶ代さん時代の後期の傑作だと僕は思う。
のび太がカッコイイ。
「1+1は1よりも少なくなるとは、ぼく、思わない…だって、1人じゃないんだもん」
ジャイアンがとてもいい奴。
(カカ&モカ)「あの…レディナは、王子様1人で来いと…」
(ジャイアン)「俺たちゃそんなこと聞いてないぜ、じゃあな!」
ドラえもんたちのささやかなやりとりに心があったかくなる。
(ジャイアン)「こっちには22世紀の科学の結晶、ドラえもんがいるんだぞ!」
(のび太)「ちょっと頼りないけどね」
(ドラえもん)「失礼な!」
中盤でのび太とティオが行うサカディというスポーツが最後にレディナを倒すための伏線になっていて、「なるほど~」と思った。
(ドラえもん)「いいね、君たちは。ジャンケンで王子様になれるんだから。フフフフフ」
なんかいいな~、ドラえもんの映画って。 -
CS朝日の額縁&ステレオ放送で視聴。やけに新鮮なのだが、もしや、初見だろうか?
大人のキャラが『T・Pぼん』のような藤子・Fリアルタッチでなかなかいい。
惜しいのは話が軽く、映画ではなくテレビSPのような印象になってしまっていること。
冒頭からのほほんと話がはじまり、のび太側に何の葛藤もないので、冒頭でダメ男のび太の変身願望を描くとか、劇にからめて「のび太は演技がへたくそだなぁ!」「のび太に他人を演じる演技なんてできっこないよ!」などとジャイスネに言わせて憤慨するのび太のシーンを入れるなどすれば、その後、王子と入れ替わって演技をするのび太のシーンの重みが増したと思うのだが。残念。
……というのは最初の30分を見た段階での感想。
その後、物語はなんとも絶妙に展開。
奇をてらった驚きこそないが、これはとてもよくできた映画ではないだろうかと感激しつつ楽しめた。
近年では『人魚大海戦』のような感じ。ストーリーはオーソドックスでスケールの壮大さはないが、破綻がなくきちんとまとめられている。
のび太とクク、子どもたちとのふれあいが丁寧に描かれていてとても心地いい。のび太のやさしさが作品のキーポイントになるようにしっかりと主張している。
サカディのシーンもなかなか緊迫感がある。
王子に陰口をたたいていた2人のくだりもいい。ラストに皆を連れてくるシーンも効いている。
イシュマルが崖から落ちてすぐあとのシーンで、皆わりと笑顔でのんきなのはちょっと違和感が。
いけにえのシーンは『T・Pぼん』からの流用で、漫画ファンとしてはテンションが上がる。
王子と入れ替わってそれぞれの世界で過ごし、似た事件がシンクロするくだりは『みきおとミキオ』のエッセンスが感じられて楽しい。
ジャイアンと王子の本気の決闘シーンや、しずちゃんが「そんなののび太さんじゃない!」と号泣するシーンは、なかなか見られないシーンなので楽しい。
ドラえもんの活躍シーンが少ない。
スネ夫も一応ラジコン操縦で活躍するが、比較的目立たない印象。
しずちゃんにいたっては後半は「ただいるだけ」という印象(序盤のジャイアンから道具を取り返そうと奮闘するくだりでも空気だし)。
放映時間をもう少し延ばしてボリュームを増やせば、海底鬼岩城のようなドラマも入れられたのではと思うと少し残念。
一番残念だったのが、敵のボスキャラクターの魔術に科学的考証がなかったこと。未来から来たとか、催眠術だった等でいいので、種明かしがほしかった。岩の怪物等が匂いによる催眠術だったとしても、水晶に映像を映すシーンが科学では説明できない。
視聴後、DVDを確認したところ、画質がよく(もちろん額縁ではない)、音声も5.1サラウンドだった。なんだ、こっちで見ればよかったと後悔^^;
(2012.1) -
子どもの頃に見たレディナが怖すぎてトラウマ映画だったなあ。
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★★★
まあまあでした。
ドラえもんは悟空にも勝てるだろう -
映画ドラえもんの中でものび太が一際かっこいい作品。
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原題:映画ドラえもん のび太の太陽王伝説
製作年:2000年
製作国:日本
のび太と瓜二つのマヤナ国の王子ティオ。
彼の助けになるためにのび太たちが奮闘するお話。
マヤ文明をモデルにしたような風景。
お約束の展開ながら中々楽しめました。 -
のび太くんの良さが滲み出ている作品。
優しいようにみせかけて、ずるいだけの人っているけど、のび太くんの優しさは勇気や強さと共存しているから、本物だと思う。
しずかちゃんがのび太を好きになる気持ちがわかるなあ。
それにしても、ジャイアンも男気溢れるいいやつだけど、スネ夫はいつだって中途半端で煮えきらないな〜
ジャイアンを傲慢だと嫌う人もいるかもしれないけど、好き嫌いが両極端に別れるタイプじゃないかな。
それに引き換えスネ夫はいざというときに積極性を発揮できないし、どうも将来出世できなそうだよな〜。なんて、思ったりする。 -
「1+1+は少なくとも1以上だよ。」
だったか?の言葉に感動した。1+1+は2だよ!って言われるよりも、何だか心強くなる。
のび太が格好良い。 -
VHSで持っている。
マヤ文明、アステカ文明をモチーフにした作品。
大山のぶ代さんたちが登場する最後の映画。