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- / ISBN・EAN: 4988017637616
感想・レビュー・書評
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2006年発表のサードアルバムで、これまでの2作品とは、テイストが異なっています。ざっくり書くと、インディーズ色が薄れて、メジャー寄りに傾いた感じだけど、そこにストロークスらしさも残しつつといった感じでしょうか。解説には、ガレージ表記が多いけど、私の中では、オルタナバンドなんですけどね。ただし、オルタナでも前作とは異なり、吹っ切れて突き抜けた感じがあるのが好きです。
「ジュースボックス」や「ヴィジョン・オブ・ディヴィジョン」を聴くと分かりやすいのですが、ジュリアンのヴォーカルの、どこか飄々としていたイメージとは違った、熱血漢あふれるエモーショナルな唄い方は、正にロックンローラーそのものでカッコいい。
曲に関して、これまでは3分ほどで完結する短いものが多かったのが、長い尺のものが増えて、じっくり聴かせる構成になっているのも、今回のアルバムには合っていると思いましたし、また、後半の渋い構成も、彼ららしいなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前に付き合っていた人が好きだったのですよ(小声)くっ、やっぱり趣味よかったなあ。めちゃかっこいい!堪りませんわ。
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INXSとFranz FerdinandとMuseを足して三で割ったみたいな感じになった、ストロークスの三枚目。
でも、文句なしにカッコいい。
ギター小僧としては、パクリたくなるフレーズ満載。
一枚目のヘナヘナ感、
二枚目のヘロヘロ感はどこへやら、
中々骨太のロックを奏でている。
ということで、今年二枚目の★五つ -
1st、2ndとの比較でちょっぴり変わったストロークス。これまでシンプルだったけど、少し飾り気が出た感じでしょうか。でもストロークスがかっこいい事に変わりは無い。
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1st、2nd以来久しぶりにストロークスを聴いたがやはり意味がわからない。
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新譜出るので聞き直し。しかし特に印象は変わらずに終わりました。
ストロークスの魅力はミニマルな曲構成にミニマルなアレンジ、程よくタイトかつ若干もたついた演奏、そしてあの神がかった声にあると思う。要は1stです。音楽性だけでなく発売のタイミング(KID Aの次の年!)もかっこよすぎた。
ではこのアルバムはどうか。前述した魅力とはほぼ正反対。端的に言って複雑になりすぎ。(ストロークスというバンドの持つ魅力から考えて)曲構成まで複雑にするのは如何なものか。演奏もかなりタイトだし。
複雑という点では、アレンジだけ複雑にした2ndが限度ではないでしょうか。 -
今後の活躍にも期待。
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かっこいい!その一言
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何回聴いたか知らない。
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前作が思った以上の商業的成功を収められなかったせいか、劇的な変化が見られた。
それは入り組んで手数も増えた複雑な曲構成であり、ソングライティングをジュリアン・カサブランカのみでなく他のメンバーに開放することで、メタルなどの他の嗜好が入ってきたことだ。
ファーストシングルのM2のジュークボックスを初めて聴いたときはたまげた。
また、「制御」が好きな自分にとってはギター、ベース、ドラムしか使わないこと、アルバムは11曲入りだった事、アートワークのどこかに「THANK YOU」と忍ばせることなどの「制御」が無くなってしまったのは残念である。
ガチャガチャぶりも存分に楽しめるが、もう少しフォーカスがしぼれればなぁと思ってしまう3枚目。それでも好き。