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- / ISBN・EAN: 4988002495313
感想・レビュー・書評
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ブラジル移民の実情を知ることが出来る良作
移民のことを知らずして、ブラジルを知ることは出来ないと実感
移民された人々がどれだけ苦労したか、
その苦労を乗り越えて実績を積み上げ、
そして信頼を勝ち得てきたのか
家族や日本人の繋がりの大切さ
自分の作り上げたものに対する愛情
忍耐の美しさを改めて実感
現在のブラジルにおける日本人に対する尊敬は、彼らが努力して積み上げたものに対しておかれている
開墾し、市場を作り、国の発展に貢献する
そんな仕事を、自分もしてみたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブラジル移民の苦しさを描いたドラマ。
ハルは家族とブラジルへ。ナツはひとり
日本に取り残される。その後の二人の人生が
対照的だ。やっぱり家族一緒の方がしあわせ
な気がした。でも最後はなんとかふたりが
会えてよかった。ブラジル移民の話はたまに
聞くけれど成功者と失敗者の明暗が分かれる
理由がなんとなくわかった。 -
トラホームと診断されて日本に置き去りにされたナツとブラジル移民で苦労した姉・ハルが70年振りに再会するが、お互いに出したと思っていた手紙は相手に届いていなかった。互いの70年を描いた作品。姉妹愛に泣ける半面、現実的にしょうがないのだけども両親がナツを忘れたように暮らしているのは切ない。ブラジル移民や戦前・戦中の田舎での暮らしはこんなんだったんだなと想像の一助となる話だった。