大停電の夜に スペシャル・エディション (初回限定生産) [DVD]

監督 : 源孝志 
出演 : 豊川悦司  田口トモロヲ  原田知世  吉川晃司  寺島しのぶ  井川遥  阿部力 
  • 角川エンタテインメント (2012年9月12日発売)
3.45
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本棚登録 : 535
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126203610

感想・レビュー・書評

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  • カメラが良い〜
    なんて言うか、画面構成と言うか、トリミングと言うのでしょうか
    いちいち画面にシビれた
    セリフとセリフの間も良い

    先日の台風で停電を経験したところだから、すごく感情移入してしまう
    そうそう、いつもと違う災害の時って、なんだか他人に優しくなれるんですよ
    普段ならチラッと横目で見過ごすようなことにも目がいって、妙なお節介をせっせと焼いてしまうんです

    そんな優しさに溢れて、尖った心が少しずつ和らいでいく映画でした

    ※原田知世がBlendyの詰め替え用を詰め替えているところはクスッと笑ってしまった^_^

  • 好きな空気感の作品
    これといって何もないけど
    台詞がお洒落だなと…
    でも覚えてないなぁ
    ほっこりな映画(^-^)

  • 大停電のイヴ、JAZZ、静けさの中で動く人々の感情・・・好きな雰囲気を持った作品です。
    My Foolish Heartはやっぱり名曲。音楽は菊地成孔さん。
    普通の人を演じる田口トモロヲはいいじゃないですか!
    ただ、登場人物の関係がこんなに絡み合うところは御愛嬌ってところですね。
    面白かったです。

  • 見終わったあとにほっこりとした気分になれる群像劇です。様々な人間関係が、はじめは難しく見えますが、ストーリーが進むうちにそれも自然になれてきます。

  • (俺のブログ2006-07-13投稿より)
    旅館の部屋についていたTV&DVDデッキで、TSUTAYAで借りて持参した映画見ました。
    かなりしんみり心なごむ素敵なラブストーリーでした。配役もはまってたし。

    特にともよちゃん(原田知世)ファンにはたまらない。井川遥より年上という設定だったのに全然そう見えず。。。時をかける少女?

    関係なさそうな人たちが絡み合ってくる展開も好き。さらに絡み合ったらしつこかったかも知れない、ぎり寸止めな感じで。

    いろいろな物語が各所で並行に進んでいくので飽きも来ず、ぐいぐい引き込まれました。

    上質な大人の恋愛映画を見たい人におすすめな映画です。

  • 光が消え、時がゆっくりと回りだす。本当にまったりとみれるいい映画でしたね~とくにチンピラ風の銀二役の吉川さんの魅力って好きだなぁ~演技とも地とも言えそうな素振りがなんともいえない。やっぱり年を重ねるごとにどんどんよくなる人ってそんなにいないですからね~♪吉川サンタのシーンなんて最高ですよ~

    「大停電の夜に」
    http://www.youtube.com/watch?v=VYno9QdqDNY

    井川さんの言う忘れられない恋ね~……あるのかな俺には?

    オムニバスで送られるこの作品は豊川さんと原田さんのコンビが主を務めていますが、お二人ともどちらと言えば寡黙なイメージなのですが、言葉少なめで表情で会話をしてくれるところがこの作品にあっているような気がします。

    クリスマスにはピッタリの作品ですけど独り身が見ると寂しくなりますよ~www

  • クリスマスイブに東京で大停電が起こり、それぞれの事情をもつ登場人物たちが、そのときに逢いたい人のところへいく、という映画。
    浮気をしている男とその妻、浮気相手
    誰かを待っているJazzBarの店主とご近所の蝋燭屋さん
    平穏な生活を迎えようとしていた老夫婦
    エレベーターに閉じ込められた男女
    臨月の女性とその昔の男
    病院の屋上で自殺を考える女の子とそれをみつけた少年
    それぞれがそれぞれの日常から一歩踏み出して、みんながなにかを変えるきっかけを掴む、そんな奇跡の一夜の物語。
    こういう群像劇って大好き。人の分だけ幸せがあって、自分にもとくべつなことが起こりそうな気がしてくる。いくつかのストーリーはちゃんと重なり合いをみせてくれるのが嬉しい。これぐらい「ありえねー」って思わせてくれる映画も大好きです。
    音楽は菊地成孔。伸びやかなトーンが心地よく、この出来すぎたストーリーに染みる。

    村上春樹の「偶然の旅人」がその末尾で語るように、偶然の一致なんてものは、「僕らのほうに強く求める気持ちがあれば、僕らの視界の中に、ひとつのメッセージとして浮かび上がってくる」と信じたい。

  • 【ストーリー】
    東京であるクリスマスイヴに大停電が起き、そこで様々な人が織り成すオムニバスストーリー。
    不倫関係を精算した夫とその妻。不倫相手のOLとエレベーターに閉じ込められたホテルマン。妻の元恋人のジャズバーのオーナーと向かいの蝋燭店の女店員。元やくざとその元恋人などなど。
    【感想】
    何があるわけでもないが特別な夜の出来事がいろんな人で繋がっていく。
    よかった。
    特に元やくざがサンタクロースにふんして子供を尋ねるところ。ジャズバーのオーナーと蝋燭屋の女店員とのやりとりがいい感じだった。
    原田知世がブレンディを詰め替えるシーンは笑えた。

  • 「大停電の夜に」・・・源孝志監督の作品。 
前作「東京タワー」は劇場でみましたが、それ以来あの東京の夜景や大人のロマンチックさがヤケに身に沁みて好きになってました。 
本作はその意味で、またイイ味出してるロケーションを提供してくれるのだと密かに期待していました。 

東京での大停電の夜に繰り広げられる束の間の邂逅。 
キャンドルのやわらかで温かみのあるロマンチックな情景が印象的です。あと、暗がりの色合いとかもさすがですし、やっぱり(良い)な〜って感じです。ジャズ(菊地成孔)も良いし、特にクリスマスに観るとより一層テンションが↑ 
なんとなく、こんな夜だから・・・って、タブーがなし崩しになる雰囲気が心地よく、夜明けが恨めしくなります。 
でも「一夜限り」って憧れます。 
コメンタリーもお勧めです。

  • しっとりと流れる映画。クリスマスの夜に停電がおき、登場人物それぞれにとって特別な日となる。素敵です。全員の思いが交錯するかとみせかけて絶妙なポイントででしゃばらない、落ち着きました。しかしトヨエツの最後の言葉はいただけなかった。東京で大災害あってあんな平然にはいられないだろうし、不倫しすぎw

著者プロフィール

1961年生まれ。ホリプロに入社し、映像制作を経てフリーの演出家・脚本家に。主な映画に『東京タワー』『大停電の夜に』、ドラマに『京都人の密かな愉しみ』シリーズ、著作に『星をつかむ料理人』などがある。

「2018年 『グレースの履歴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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