ブルークリスマス

監督 : 岡本喜八 
出演 : 勝野洋  竹下景子  仲代達矢  岡田英次  八千草薫 
  • 東宝
3.70
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感想 : 14
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988104033710

感想・レビュー・書評

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  • 見終わったら消してしまおうと思っていたけど、やめる。
    ブルークリスマスは今見ても基本的には古くない作品だった。
    ガジェットは古いけれどそれは仕方ない。
    地球外生命が地球人を光で照射すると血の色が赤から青に変わり、性質が穏やかになる。
    外見は変わらない。血が青いなら唇が青くなるのでは?と思ったけどまぁそこは置いておく。
    特別何かが変わるわけではないけれど、人間はすぐに自分たちと違うものを排除しようとする。差別が好きな生き物なのだ。
    それをこの映画は分かりやすく見せてきた。
    今と何も変わらない。世界は少しも穏やかにはならない。

  • ラスト10分…雪に映える青い血と赤い血。ブルーなクリスマス。。
    血が青いってだけで何もしてないのに、人はよく知らないものが恐怖の対象になるから…が行き過ぎていました。


    数シーンだけなのに天本英世さんの格好良さったらない。最初の着物も羽織も全て黒尽くめ姿も、次の洋装にロングコートでやっぱり黒尽くめ姿も痺れる。それにステッキだし何でも似合うなぁ。岡本喜八作品の天本さんはいつも格好がキマっている印象です。役もだいたいキマっているが。。。
    これに比べて勝野洋さんの常と、アメリカで取材している仲代達矢さんなんて格好してんだ。特に仲代さんどうして……上下デニムの時点で結構な事なのにブーツカットデニム。パリでの格好は良かったのに。目でっかいなぁ。
    兵頭博士と奥様も素敵でした。八千草薫さん淡いサングラス!

    竹下景子さんは可愛いし、松田洋治さんも可愛いし演技上手い。松田洋治さんももうちょい見せてくれ…と思いました。
    そうか〜小沢栄太郎さんはこっちだったか!と。大滝秀治さんとふたりして狸親父な感じで好きです。
    沖雅也さんもいい。


    パターン青は使徒だけれど、使徒もエヴァもほとんど人と変わらん構成?(遺伝子構造か組成か成分かも)とか言ってたのここからか〜となるなどしました。元ネタというのを他の方のレビューで今知った。

    • 魚雷屋あすりんさん
      わー。懐かしいなあ。「パータン青」の元ネタですなぁ。今だと「マイノリティーの人権を守れ」となりますね。
      わー。懐かしいなあ。「パータン青」の元ネタですなぁ。今だと「マイノリティーの人権を守れ」となりますね。
      2023/02/19
    • 橘さん
      魚雷屋の読書録さん

      コメントありがとうございます。
      そうですね、今だとマイノリティーの人権です。作中のデモの理由もこれが主になりそう...
      魚雷屋の読書録さん

      コメントありがとうございます。
      そうですね、今だとマイノリティーの人権です。作中のデモの理由もこれが主になりそうです
      2023/02/19
  • 日本のSF、監督が岡本喜八、脚本が倉本聰ということで見てみる。

    今は亡き往年の名優の姿がこぞって見られる。
    そして若い竹下恵子が・・・か、可愛い。

    特撮の無い日本のSF。
    SFという設定はとっているものの強烈な差別に対するアンチテーゼになっている。

    「血の色」は肌の色や人種の明らかなメタファー。
    「違い」を憎しみへ変化させるのは愚かしい人間の愚行。
    差別とはこういう愚かしいものだという説得力ある倉本哲学。

    岡本監督作品ということで見て観たが
    内容は立派だが頭でっかちな感じがして
    エンターテイメントな形態をとっていることに少々違和感を覚える。

    随所に岡本監督の映画的なダイナミックさを感じるが
    言葉に縛られているき気がした。

    倉本氏からは一字一句脚本改変をするなとの意向があり
    それをまもった岡本監督の意地の演出。

  • 世界各地に出没するUFO、それを目撃した人々の血は青く変わった。その血の脅威もわからぬままに、世界人類は狂気の道へと歩んでゆく。。。
    未知の物への人類の恐怖だとか、排他性・狂気を過去のナチスも引き合いに描いた作品か。全体にシリアスムードが漂い、破滅エンドへと向かうのは必至という感じ。コロナ騒動の後に見ると、悲しいかな、これが人の本性だと思えてくる。
    "エヴァンゲリオン"のオマージュ元ネタの一つ。

  • ウルトラマンのエピソードで出てきそうな昭和テイストのSFですね。本当に倉本聰の脚本なのかと疑いたくなる異色作品。

    この手の侵略系SFの元ネタはジャック・フィニィの「盗まれた町」(映画版のタイトルは「ボディスナッチャー)でしょう。外見はそのまま変わらないから、誰が宇宙人かわからず疑心暗鬼なるというサスペンスは強力。本作では宇宙人に接触して光を浴びると血が青くなるという面白い設定です。

    この映画では、宇宙人に侵略意図があるかは不明で、ただひたすら疑心暗鬼になり、最後には雑な掃討作戦に出る人間側の愚かさが描かますす。これは人種差別に対する風刺なんでしょう。とは言っても、そんなに面白くはないですが。

    キャストでは天本英世、岸田森といった馴染み深い人もいますが、仲代達矢、田中邦衛など、およそSFに縁がなさそうな名優が出演しているところがなんとも味があります。

    BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。

  • 1978年 岡本喜八 倉本聰 東宝が「特撮を一切使わないSF映画」を目指す
    キネマ旬報「ブルー・クリスマス/倉本聡シナリオ」1977年7月下旬
    仲代達矢 竹下景子 勝野洋

  •  まだDVDがない頃に偶然テレビで見た作品。その時に過去にない衝撃を受けたが、何に対してなのかうまく説明出来ないが(もうかなり前のことなので)、よって以下はDVDで見直した上での感想。
     始めはサスペンスタッチで面白いが、勝野洋と竹下景子が主体になってから?の展開に。
     青い血が有害ではないが、でも無害なのか?血が青くなって悪い性格がなくなった、と語らせることで無害を印象づけたうえで、世界的規模の虐殺に至るという下りはちょっとひねりがないなあ(いろいろ陰謀は張り巡らせてはいるが)。ナチスを引き合いに出すのは、いかにも安易過ぎ。反対派の博士が植物人間にされていたのも、この時代の映画の定石。
     恋人が血が青いことがわかり(判明する場面は失笑物、恋人の兄とのやり取りは爆笑物)、また同僚の自殺(彼も血が青に)もあり、国防軍?としての立場に葛藤し、最後は自分の手で恋人を始末してから自分も始末される所は、逃亡を図るより遙かにリアリティがある(そう仕向けられていた可能性大、あの上官ならやりかねない)。
     と、突っ込み所は満載なのだが、それでも初めて見た時のインパクトが強烈で、自分にとってはフェイバリットな作品。DVDで見直しての収穫は、主題歌を歌っていたのがcharだったのがわかったこと。
     

  • 「パターン青、使徒です」の元ネタだというので視聴。
    確かに『エヴァ』に、その痕跡を見ることができる気がする。
    時間のわりに説明不足な感はあるけど、全体としては面白かった。
    大きいところで何が起こっているのかわからない不気味さはあるけど、
    物語の整合性を求める人には向かないかも。
    今見ると、ものすごく豪華なキャスト陣にも驚き。
    集団をまとめようと思ったら、外側に脅威を作るのが一番簡単な方法だなと実感。
    僅かな差異も認められないし、簡単に排除したがる。
    結局、青い血の正体は、なんだったのか気になる。
    仲代達矢がニューヨークを放浪するシーンは、ツインタワーに目が行ってしまう。
    しかし手がかりも無しに、ニューヨークの街中で無闇に聞き込みしても
    人は見つからんだろw
    それと天本英世と岸田森のコンビが怪しすぎるw

  • エヴァヲタにとっては blood type : blue というフレーズで馴染みのある映画。

    設定は素晴らしいと思う。
    なぜだか青い血の人間が同時多発的に発生し、なぜだか政府は彼らを弾圧する。
    少数を泳がせておいて一斉に……という不気味さも素敵。

    が、脚本がどうにも拙い。演出がどうにも臭い。
    主役がダブルで別々に行動すれば、どこかで交差するものじゃないのか、普通。
    後半はパリの雰囲気(具体的にはBGM)を無理やり日本に持ち込むためだけのパートになってしまっているし。
    だいいち、破瓜の血が指についていて慌ててシーツを確認する……こんな場面、失笑不可避。
    臭い演出で全員濃い顔が動き回るので胸焼け。

    ラストシーンはぐっときたけど。

  • 岸田森チョイ役。しょぼん。
    キャストは豪華なのだがなあ。
    青い血がとても綺麗。

  • ちょっと長いけど、贅沢なキャスティング陣の絡みを見ているだけで楽しい。天野英世&岸田森!

  • 人類の意思がひとつにまとまってひどいことになります
    やるせない感じが好きだけど、冷静に考えると話にいろいろ無理があるような・・・
    設定だけ見れば、山田悠介さんの諸作品に通ずるものがある、かもしれない

  • 岡本喜八
    現代SFモノ

    青い血の竹下恵子

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