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- / ISBN・EAN: 4582117985617
感想・レビュー・書評
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「尖ったナイフみたいな心で 細長く意味もない日々を削る」バタフライ
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『暗号のワルツ』『ワールドアパート』『ブラックアウト』『桜草』『路地裏のうさぎ』『ブルートレイン』『真冬のダンス』『バタフライ』が好き。
個人的に主張したくなることはアジカンはイヤホンとかヘッドフォンで聞いた方が音がシャワーみたいで気持ちいい気がする…。 -
自らのことをアジカン第1世代と呼んでいて、たぶん第1世代は遥か彼方やリライトを聴いてるあたりを言うのではないでしょうか。しかし今はソラニンがアジカンのベストソングな時代らしい。
『ファンクラブ』や『ワールド・ワールド・ワールド』とかは中期?なのかな、アルバムごとの毛色が顕著に出始め、好きなことをしてますって感じ。後者が出た2008年は他にも2枚アルバムが出たはずなので、中期としてひっくるめるべきか迷いどころだが、『ファンクラブ』が他のアルバムとは顕著に違うスタンス・モチーフを持って作られたことはわかる。ダントツで陰鬱として混沌としている。
うる覚えだが、なんかのインタビューで、当時のアジカンは仲が悪かったっていうのがあって、納得できてしまう。キヨシのドラムがいつもに増して、難解なリズムを刻んでいる。そこに単純なコード進行を合わせているのだが、なぜそこまで暗い!とツッコミたくなるぐらい、マイなコードが続く。アルバムを縛る統一感が、当時のアジカン内の軋轢をあらわしている。
しかし、とてつもなく良いアルバムであることは変わりなく、1曲目から引き込まれる。ずっと暗闇のなかで、ふらふらしている感じだ。最後はしっかり泣きソングで抑えている。この縛られた統一感で好き嫌いが別れそうだが、わたしはアジカンのアルバムのなかでも偏愛している。 -
アジカン3枚目のアルバム。君繋、ソルファと聴いてきた人はちょっと面食らうかもしれない。
ベスト盤でゴッチが「ファンクラブの頃の俺はメンタルがめちゃくちゃで」って言ってるけど、それが伝わってくるようなアルバム。レンタルで1回聴いただけでは良さがわからなかったけど、買って何回も繰り返し聴いているとすごく響いてくるところがある。
「桜草」とか「路地裏のうさぎ」とかほんと暗いんだけど、心に何かしら闇を抱えた人には絶対共鳴すると思う。そういう人たちにとってはまさしく「闇を裂く白い声」となる1枚だと思う。 -
アジカン、通算3枚目のアルバム。
前作までの勢い良く突っ走る演奏から脱皮し、じっくりと聴かせる・スルメのようによく味わってもらう演奏になっています。
ですから、前作までの「リライト」などのような圧倒的な刺激をアジカンに求める人にとっては、肩透かしを食わされるかもしれません。なんか物足りないなぁと。
それでも、本質はまったく変わっていません。アグレッシヴなギターの音。見事にはまったドラムス。楽曲を締めるベース音。そして、後藤さんのボーカル。一度聴いたら、しばらくは何回も何十回も繰り返し聴きたくなるような1枚。よく作り込まれている名盤。
個人的に、好きな曲を書こうと思ったら、選べない。全部、好きだから。
アジカンの入門盤としては、おすすめできません。アジカンにはまった方、まさしく【ファンクラブ】の会員あるいはアジカンファンの方におすすめしたい1枚、といった感じになるでしょうか。
【収録曲】
1. 暗号のワルツ
2. ワールドアパート
3. ブラックアウト
4. 桜草
5. 路地裏のうさぎ
6. ブルートレイン
7. 真冬のダンス
8. バタフライ
9. センスレス
10. 月光
11. タイトロープ -
(3.ブラックアウト)
独特な音のテンポがいい。 -
アジカンの3rdアルバム。
アジカンらしさを残しながら、全体的にはガラッとイメージチェンジした感じ。
深いです。心に染みます。 -
アルバムの中で一番好き。
歌詞が自分的にしっくりきます。
なんか叫びながら歌ってみたい -
これまでのアジカンの作品を並べてみると、
この作品は異色かもしれない。
変化の途中というか。
個々の曲はやはり良いのだが、
全体を通してみると統一感はあまり感じない。
スルメのように、よく噛んで味わう作品。 -
購入品