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- / ISBN・EAN: 4959241931290
感想・レビュー・書評
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音楽をこよなく愛するロブ・ゴードン(ジョン・キューザック)は、シカゴで小さな中古レコード・ショップのオーナーをする30代の独身男。
音楽へのこだわりがあまりに強すぎるためか店のほうはパッとしない。
同棲中の彼女ローラとは結婚もせずに中途半端な状態。
ついにある日、ローラは理由も告げずに家を飛び出してしまい、ローラが出て行ってしまった理由を知るためロブは昔の彼女たちに「自分の何が問題だったか」問いただしていく。
主人公ロブが失恋をきっかけに自分の欠点が何かを探し始め、目を背けていたありのままの自分自身を受け止めていく成長物語を音楽ネタ満載(A面ベスト10を言い合うシーンなど)で描いています。
サブキャラクターも味があり、特にジャック・ブラックが演じるプライドが高過ぎ皮肉屋で音楽の趣味が悪い客を追い返すオレ様店員は、音楽マニアの行き過ぎたカリカチュアで、爆笑モノです。
ロブのダメんずぶりは、別れた彼女ローラに彼氏が出来たと知ると嫉妬に狂ったり、彼女ローラと付き合っている時に浮気したり、店の赤字を埋めるために度々借金していたこと、元彼女たちの話を聞いていくうちに自分に原因があることに気づいてヘコんだり、元彼女ローラの彼氏を前に何も言えなかったりで明らかですが、そんな主人公ロブを魅力的に見せているのはジョン・キューザックのナイーブな魅力がハマっているからですね。
大人に成りきれず、夢も叶えられていない自分に向き合ったロブに、ハッピーエンドは来たのか?ダメな自分を受け止めて変えるために地に足がついた人生を歩もうと決心するロブのラストシーンが、心に染みました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ハイ・フィデリティ』鑑賞。過去の失恋トップ5を振り返る主人公。振られた原因を別れた彼女と実際に会うことで確認したがるシーンが痛い。ああ、男ってなんてカッコ悪いんだ。男は永遠に恋愛のアマチュアで女性に敵うことはないって思わされた。ゴーンガールも怖いけど、これも怖いよ!
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恋人の条件
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本も読んだし、昔この映画は結構好きではまった。
なんか思い出してまた見てみたけど、自分の今の恋愛に戸惑う感じとか、人間の自分勝手な感じとか、恋愛ってめんどくせーって感じとか、音楽聴いてるの楽しいとか、そんな気分を認識させてくれる -
(2000年作品)
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こういうことを言うのは身も蓋もない
ということはわかっているのだけれど
それでもあえて言わせてもらえば
この映画は何故ここまでと逆に関心がわくほど
自分の中では観ていて苦痛な映画だった
売り上げのきついレコード屋さんの物語で
くせ者店員(ジャック・ブラックさん)もいて
というとなんだかおもしろそうに思ったけれど
所々レコード屋店主の問わず語りが散らされ
その場面になる度、飛ばしたくなる気持ちに
レンタルではあったけれど
激しい後悔にかられながらどうにか観ていると
終盤出て来たジャック・ブラックさんと
そのバンドがあまりにカッコ好くてぶっ飛んだ
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滑稽な男が我が人生においてワンパンチをかます映画。ただそのパンチの何が効果的だったのか、未だわからない。実際に作り手もそこまで考えていないかもしれないけど、実際すべて理にかなっていないのが世界だから、そういう考えって意外に誠実だと思うし、とりあえず適当にやろうぜ!という気持ちになれる映画。
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エンディングのクレジット・デザインが、格好良すぎる。