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- / ISBN・EAN: 4959241931290
感想・レビュー・書評
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2000年公開のアメリカ映画。
いやぁ〜これは
音楽好きにはたまらないし、
ダメダメな人を描いた映画って
なぜだか惹かれるんスよね〜(笑)
音楽好きな男が
同棲していた彼女にフラれ、
歴代の彼女に
自分のどこが悪かったのかを
問いただしていく
変なストーリーなんやけど、
(失恋トップ5という発想からして笑えるし)
自分も学生時代は、
好きな子の誕生日や
狙った女の子に(笑)
編集テープやMDをプレゼントしていた
恥ずかしい思い出があるので(笑)、
この映画に出てくる登場人物たちの
音楽へのこだわりには
かなり共感できました♪
音楽好きだからこその
マニアックな会話にもニヤリだし、
仲間が集まれば
すぐに
『〜のベスト5』を決めたがるところなんて、
まるで自分自身を見てるようで
ドキリとさせられたなぁ〜(苦笑)(^_^;)
(泣ける映画ベスト5とか、ロックな映画ベスト5とか、
映画見ながら考えてしまったし)
過去の回想シーンを劇的に演出する
スプリングスティーンの
『The River』、
ジャック・ブラックが踊り狂う姿が可愛い
『Walking On Sunshine』、
他にもQUEENの
『We Are The Champions』、
それにジャック・ブラック自身による
クリソツな熱唱が聴ける
マーヴィン・ゲイの
『Let's Get It On』など
流れる音楽がまた
どれもマニア受けする選曲なんです♪
常にカメラ目線で
観る者に話しかけてくる(笑)
製作、脚本、音楽監修を手掛けた
主演のジョン・キューザックも楽しいけど、
嫌な男役のティム・ロビンスに、
プリテンダーズのTシャツを着た
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(笑)、
トレードマークであるテレキャスと共に登場の
なんと本物の
ブルース・スプリングスティーンなど、
豪華キャストも要チェックです。
中でも
まだブレイク前の
ジャック・ブラックが
ホンマいい味出してて
終始笑かしてくれます(笑)
自分のように、
世間一般で言われるような
『大人』にはなれない大人や(笑)、
音楽好きは勿論、
オタク心があればあるほど
ハマるんじゃないかな☆
しかし、世の女性たちには
やっぱ
理解されへんねやろな〜(^_^;)
オタクな男の思考回路が知りたければ、
いい参考になりますよ♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋人に勧められて観た一本。
女性より、男性が共感しやすい映画なんじゃないかと思う。
私は女なので、どうしても主人公ではなく、主人公の彼女やその友人に共感してしまう。
「でもなーこういう男性が好きなのも事実なんだよなー」みたいな。
ジャックブラック歌上手過ぎ!! -
音楽をこよなく愛するロブ・ゴードン(ジョン・キューザック)は、シカゴで小さな中古レコード・ショップのオーナーをする30代の独身男。
音楽へのこだわりがあまりに強すぎるためか店のほうはパッとしない。
同棲中の彼女ローラとは結婚もせずに中途半端な状態。
ついにある日、ローラは理由も告げずに家を飛び出してしまい、ローラが出て行ってしまった理由を知るためロブは昔の彼女たちに「自分の何が問題だったか」問いただしていく。
主人公ロブが失恋をきっかけに自分の欠点が何かを探し始め、目を背けていたありのままの自分自身を受け止めていく成長物語を音楽ネタ満載(A面ベスト10を言い合うシーンなど)で描いています。
サブキャラクターも味があり、特にジャック・ブラックが演じるプライドが高過ぎ皮肉屋で音楽の趣味が悪い客を追い返すオレ様店員は、音楽マニアの行き過ぎたカリカチュアで、爆笑モノです。
ロブのダメんずぶりは、別れた彼女ローラに彼氏が出来たと知ると嫉妬に狂ったり、彼女ローラと付き合っている時に浮気したり、店の赤字を埋めるために度々借金していたこと、元彼女たちの話を聞いていくうちに自分に原因があることに気づいてヘコんだり、元彼女ローラの彼氏を前に何も言えなかったりで明らかですが、そんな主人公ロブを魅力的に見せているのはジョン・キューザックのナイーブな魅力がハマっているからですね。
大人に成りきれず、夢も叶えられていない自分に向き合ったロブに、ハッピーエンドは来たのか?ダメな自分を受け止めて変えるために地に足がついた人生を歩もうと決心するロブのラストシーンが、心に染みました。 -
『ハイ・フィデリティ』鑑賞。過去の失恋トップ5を振り返る主人公。振られた原因を別れた彼女と実際に会うことで確認したがるシーンが痛い。ああ、男ってなんてカッコ悪いんだ。男は永遠に恋愛のアマチュアで女性に敵うことはないって思わされた。ゴーンガールも怖いけど、これも怖いよ!
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恋人の条件
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本も読んだし、昔この映画は結構好きではまった。
なんか思い出してまた見てみたけど、自分の今の恋愛に戸惑う感じとか、人間の自分勝手な感じとか、恋愛ってめんどくせーって感じとか、音楽聴いてるの楽しいとか、そんな気分を認識させてくれる -
こういうことを言うのは身も蓋もない
ということはわかっているのだけれど
それでもあえて言わせてもらえば
この映画は何故ここまでと逆に関心がわくほど
自分の中では観ていて苦痛な映画だった
売り上げのきついレコード屋さんの物語で
くせ者店員(ジャック・ブラックさん)もいて
というとなんだかおもしろそうに思ったけれど
所々レコード屋店主の問わず語りが散らされ
その場面になる度、飛ばしたくなる気持ちに
レンタルではあったけれど
激しい後悔にかられながらどうにか観ていると
終盤出て来たジャック・ブラックさんと
そのバンドがあまりにカッコ好くてぶっ飛んだ
↓続きはこちら↓
http://dekirebane.seesaa.net/article/390593085.html -
滑稽な男が我が人生においてワンパンチをかます映画。ただそのパンチの何が効果的だったのか、未だわからない。実際に作り手もそこまで考えていないかもしれないけど、実際すべて理にかなっていないのが世界だから、そういう考えって意外に誠実だと思うし、とりあえず適当にやろうぜ!という気持ちになれる映画。
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かなり好き。
僕もちょっとずつ死んでるなあ。
カメラ目線のナレーションが、コミカルに感じるが、ぐっと引き込まれる。
出てくるキャラがみんないい。
ジョンキューザックいいね。
ジャックブラックいいね。
もちろん音楽も良かった。
85点。 -
うーん、なんか煮え切らないストーリーだなぁ。主人公はロックオタクだからローラにふられたわけではない(ような気がする)し、過去にふられた女に理由を聞いてまわっても「相手にそれぞれ事情があった」というだけで、それがローラとの関係にどう影響を与えたのかもよくわからない。まぁ、最後にジョンが「自分の浮気は幻想だった」と告白するところにはグッときますけど。
ストーリー以外の部分では見所が多くて楽しいです。音楽好きにはオタク同士の会話にはニヤリとするし、ジャック・ブラックにはじけっぷりはすごく、本作でブレイクしたのも当然かな(いまと芸風が変わっていないけど)
主人公がカメラに向かって語り出すというユニークなスタイルは、原作が一人称の独白スタイルだからなんだろうな(と推測)