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- / ISBN・EAN: 4988102233037
感想・レビュー・書評
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『鎌倉殿の13人』とのからみだろう、正月に『新選組!』総集編全3回と『新選組‼ 土方歳三 最期の一日』がまとめてオンエアされた。
後者は、買ったまま死蔵していた DVD があったので、この機会に視聴する。昨秋、映画『燃えよ剣』を観たこともある。
『新選組!』は毎回、近藤勇のとある一日を描いたもの。『新選組‼』はそれに準拠し、土方歳三の最期の一日を描いている。
総集編を視た後でよかった。明治期、沖田の姉みつが黒船由来のコルク栓を二つ持っている。そのうち一つを入手した経路が判った。
見どころは山本耕史演ずるフェロモンたっぷりの土方像。片岡愛之助演ずる榎本武揚との丁々発止。最後の最後にチラリと出演する香取慎吾の近藤勇は、レギュラー放送からのライブ映像なのか、短い出番のためにわざわざゲスト出演を請うたのか。
メイキングではピアノにマジック、山本耕史の引き出しの多さが楽しめる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本耕史と片岡愛之助のコンビ。山南さんが出てきて嬉しい。
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NHKにて視聴。この作品で新撰組!というドラマが綺麗に締まったなという気がしました
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土方ひたすらかっけーな~~。新撰組!!以来、土方といえば山本耕史をイメージする。ドラマ自体は、(ちょっと古いドラマだからか?)安っぽいつくりでいまいち。
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何回か見直しているけれど、筋もおぼえているのに見るたびに泣ける。
土方さんの生き様や周りの人々の想いが胸にしみる。
ほんとよくできた番外編だと思う。 -
いろんな土方歳三の中でも、山本耕史がかっこよかった。
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最終的に、新選組のついてきた隊士も函館軍も土方さんにメロメロという話(笑)
あの土方さんはずるい。かっこよすぎ。頼りがいとか安心感とか半端ないですもん。男も女も惚れてまうわ。
かつて近藤さんの夢にのった男が、今一度榎本さんの夢にのっかることを決めるっていうのがいいなあ。
「近藤さんが死んだとき自分の人生も終わった」発言とか、死に場所探してたりとかがちょっと意外だった。
しかし、二人とも最期に口にするのが互いの名前だったことで、「新選組!」は近藤さんと土方さんの物語でもあったんだと認識したら納得した。
大鳥さんとの関係の描き方とかも含めて、三谷幸喜こそとんでもないロマンチだよ!
以下諸々。
今回、土方さん語りによる山南さん上げがたくさん。細かい兵略云々とか真の武士とか鵺のくだりとか。そういうのは生きてるうちに言ってあげてー(´;ω;`)
ご褒美の試衛館回想シーン!
もう戻れぬ場所、戻れぬ時間、戻らぬ仲間、とか涙腺壊れる。
埋葬シーンの斎藤と容保様も嬉しかった。
無事に首取り戻してきたんだね!
ラストシーン、広がる草原と青空。生き残った者達によって、やっぱりまだ新選組は生き続けていくんだって思わずにはいられない。 -
2004年に放映された大河ドラマ『新選組!』は、
近藤勇の死ぬところがラストになってる。
その後、スペシャルドラマとして、土方歳三のその後が放送された。
函館の五稜郭で、榎本武揚らとともに明治政府と最後まで戦った姿が描かれている。
特に印象に残ったシーンは、戦争を続けるかどうか、
土方と榎本武揚がふたりで語り合うシーン。
近藤勇を失って、生きる意味を見失った土方。
榎本武揚という男を理解することで、
再び生きるための戦いをしようと決意する。
二人とも生きざまは違うけど、どっちも侍だよ。
大河ドラマの続編というのは史上初らしいね。
素晴らしい締めくくりだったと思います。
これは観てよかった。
大学生時代、ひとり旅で北海道へ行ったときに、
五稜郭まで行ったことがあります。
今見たら違う感動があるだろう。
もう一度、行ってみたくなりました。 -
おすすめ度:90点
大河ドラマ50年の歴史での唯一の続編。
箱館五稜郭での最後の新撰組の思いが綴られる。
土方歳三の才気さが際立っている。
榎本武揚との対立から戦闘への展開は三谷脚本の神髄が見事に発揮されている。