クレールの刺繍 [DVD]

監督 : エレオノール・フォーシェ 
出演 : ローラ・ネマルク  アリアンヌ・アスカリッド 
  • ビデオメーカー (2006年3月24日発売)
3.24
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364611222

クレールの刺繍 [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 原題:BRODEUSES/A COMMON THREAD (2003年) ※2005年公開
    収録時間:88分

    刺繍を刺すのも見るのも好きなので、前々から気になっていてやっと借りて観た。
    でも私が想像していた刺繍とは全く違って、こういうのも刺繍の一つなんだぁ…と。
    肝心な物語の方はどうも私には難しいというか…。
    一体その表情はどんな感情なの?とか、何でそこをわざわざアップで抜いたの?とか、分かり辛い所が沢山あって、よく分からない。
    淡々としている映画も嫌いではないけど、それはきっと雰囲気だったり、登場人物だったり、物語だったりが自分の好みにピタッとハマった時であって、そうでない場合は静かな物語も「ただの退屈な映画」になってしまうんだなぁという事を改めて学んだ気がする。

    “スーパーのレジ係として働く傍ら、小さな下宿で大好きな刺繍制作に精を出す17歳のクレール。実は彼女は望まない妊娠をしてしまい、5ヶ月経った今も親友以外には打ち明けず、母親にも黙っていた。そして、医者から勧められた“匿名出産”という、産みの親が身元を秘したまま出産し子どもを養子に出す合法制度を利用しようと考えていた。そんなある日、クレールはふとしたきっかけから、刺繍職人のメリキアン夫人のアトリエで働くことに。しかし、最愛の一人息子を事故で亡くしたばかりの夫人は悲しみに打ちひしがれ、世捨て人のような生活を送っていた…。”

  • クレールがかわいい、赤毛がとてもきれい。刺繍職人との関係をもっと深く描いてほしかった。でもフランスの片田舎の風景がきれいだし、クレールがイケメンと体を重ねるシーンは、妊娠している女性の性を描いていて素敵だと思った。

  • 「一針一針にこめられたのはその命への思い」


    17歳のクレール(ローラ・ネマルク)は望まない妊娠をして、親友のリュシルとの手紙のやり取りで孤独と不安を紛らしていた。医者からは、出産費用は無料で産後すぐ養子に出す制度・匿名出産を薦められていた。
    クレールはスーパーのレジ係として働きながら、小さな一間の下宿で黙々と刺繍制作に打ち込んでいる。同僚から意地悪く「太りすぎじゃないの」と言われ、思わず「癌なの。薬の副作用よ」と嘘をついてしまった。
    週末に帰省したリュシルに会いに行くと、家にはリュシルの兄ギョームがいた。友人のイシュハンとバイクに2人乗りしていて事故に遭い、ギョームは顔に大怪我を負い、イシュハンは亡くなった。ギョームは仕事を辞め、3年ほど外国に行くつもりでいる。
    リュシルの母親に「アトリエに行って元気づけてあげて」と言われたクレール。イシュハンの母親、メリキアン夫人(アリアンヌ・アスカリッド)は刺繍職人で、クレールは1年前にアトリエを訪れたことがあったのだ。
    髪をまとめてターバンを巻いたクレールは、自分の刺繍作品を包んでメリキアン夫人のアトリエに行く。陰鬱な表情で戸口に出てきたメリキアン夫人は「ミシンは使える? 資格はある?」と問いかけ、「急ぎの仕事があるから明日また来て腕試しをして」とだけ言われて戸は閉まった。
    翌日、どうやら合格したらしいクレールは、アトリエに通うことになる。スーパーには10日間の欠勤届けを出した。
    メリキアン夫人は高名なルサージュ氏から依頼された緻密な刺繍を制作中。ルサージュ氏の店で12年間働いた後も仕事を依頼されていて、ラクロワの仕事も請け負っているという。
    ともに寡黙なクレールとメリキアン夫人は無駄な話は一切しない。夫人はクレールのお腹のふくらみに気づくが、何も口に出さない。クレールは夫人の刺繍作品に見とれ、自室に帰ると自分の作品づくりに没頭する。
    だが、アトリエに通うようになって2週間ほどたったある日、クレールはアトリエの床に倒れている夫人を発見する。自殺を図ったようだった。救急車で病院に運び一命をとりとめるものの、夫人はクレールの面会を拒否し、看護婦にお金の入った封筒を託していた。夫人になじられながらもクレールは見舞いを続け、夫人がやりかけていたルサージュ氏からの依頼の作品を仕上げていく。
    ある日、ギョームも一緒に病院を訪れ、帰りの車の中で2人は互いに惹かれあっていることを感じとる。
    完成間近になったルサージュ氏からの依頼作品を、クレールはふとした拍子に裂いてしまう。大変な失敗をしてしまったと青くなって病室を訪れたクレールを見て、夫人は思わず笑い出す。「大変なことよ…でも直せるわ」。
    ある日、母親が下宿の戸口でクレールを待ち構えていた。スーパーを訪れて初めて娘の休職を知ったという。クレールはわざと母親にふくらんだお腹を見せつけても、母親はまったく気づかなかった…。
    退院したメリキアン夫人に、クレールは黒地に白いスパンコールを縫い付けた手製のショールをプレゼントする。上品でゴージャスで個性的な仕上がりに夫人は驚き、心から感激した表情を見せた。
    クレールが夫人のアトリエで眠り込んでいた深夜、夫人がパリから戻ってくる。ラクロワから依頼が来てパリに行ったのだった。クレールが作ったショールをラクロワに見せたという。「デビュー作から評価されるのは稀なことよ」。希望と絆がやがて二人の間に生まれ育っていくのだった。

  • 17歳のクレールは妊娠5ヶ月。誰にも相談できない彼女は一人、“匿名出産”で産む決意をする。刺繍が大好きなクレールは、妊娠を隠すため親友の勧めもありオートクチュールの刺繍職人メリキアン夫人のアトリエで働くことになった。一人息子を事故で亡くして以来、心を閉ざしたメリキアン夫人と、出産という未知の世界へと向き合わざるをえないクレール。不器用な二人は刺繍を通じ、少しずつ心の絆を育ててゆくのであった―。

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    とても淡々とした物語だな、というのが印象。
    正直、最後のシーンが色んな物をぶち壊したような気がする(嫌悪感)。
    刺繍はとても綺麗だし、クレールとメリキアン夫人が互いに少しずつ心を開いて通わせていくのは見ていて良かったのに。

  • 光のコントラストとか、色使いとかが印象に残る作品

    だけど、こちらから能動的に入っていかないと
    なかなか登場人物の孤独が身にしみない感じの撮り方な気がします

    あと、寄り気味の画面が多い気がしました

    全体が掴み難いというか


    妊婦の経験がある人なら
    彼女の不安、孤独をもっと敏感に感じ取れるのかもしれないけど
    未経験の私は、「〜だろうなあ」の域から抜け出せない

    それから、夫人の喪失感に対しても

    主人公の女の子のカーリーな赤毛に対しての、ブルー・グリーン系の服、小物、壁みたいな色使いがキレイでした

    それに対して、夫人の黒もきれいでした

    ストーリー的には、正直入り込めなかったのだけど
    この静かな感じは好きです

    あと、夫人のアトリエの感じとか
    病院の感じとかがよかったです

    クレールが作る作品が、彼女自身みたいにもうちょいカラフルなものだったら良かったなと思う

    だけど、全般に漂う重々しさが
    最後の光をより印象的なものにするのかもしれない



    (2003/BRODEUSES)

  • 繊細な刺繍とクレールのアップの映像の美しさに感動。

    ビー玉みたいな目!

    静かな時間も青い夜も毎日足を運ぶアトリエの階段も素敵だった。
    主演二人の人間関係とその演技もよかったな

    いろんなことの説明がわかりにくい気もするけど
    いい映画でした。 静かな映画です。


    たまに音楽が明るくなるところがあるけれど意味はよくわからない。
    あと日本語版予告もいまいちおしいところです。

    他にマイナスになるようなことは見つかりません
    派手に素晴らしい映画ではないけれどよい映画でした。


    刺繍がすごくやりたくなりました。
    針仕事をしている間に流れる空気って
    監督さんの言うとおり本当に素敵なものだと思う。

    それをこの映画上手に見せてくれてた。
    女だからこそわかる、知ってることなのかな。
    クレールがお裁縫しているシーンは息をとめて見てしまう。
    本当に心を奪われたなあ。

    ストーリー云々より、刺繍を見たい映画。
    ストーリーは中の下かな。
    もう一度見たいというよりは、パンフレットや写真集が見たい。

    ミシンのアップの糸の動く映像もすごくすごくよかったから
    やっぱりもう一回見てみようかな と思うんでした。

  • ため息がでる刺繍の美しさ。
    大人になる少女の姿に力をもらった。

  • 一言で言うなら定番の『フランス映画』。
    淡々と日常を映している感じがする。

    刺繍はとてもキレイでした。
    その他は・・・。
    最初の手紙を読んでいた時点では親友がキーパーソンになるのかなと思ったのですがそうでもなく。
    母親も、大きなお腹をみていくらなんでも妊娠に気がつくだろ・・・。
    と思っても気がつかないし。
    親友の兄ギョームとのシーンも必要あったのかな・・・と感じたり。

    なんだかもやもやしたまま終わりました。

  • 望まない妊娠をした少女クレールと
    事故で息子を失った刺繍職人が
    刺繍を通して心を通わせていく物語


    壁の色が美しくて
    男も女もむっつりで
    生魚(特にウナギ)の描写がやたら生々しい
    おっふらんすー、な画面でした

    ルサージュの刺繍が観られるのかなと思い借りたのですが
    独学の技術でラクロワにスカウトされた経歴を持つ
    Neja Beruyerさんというパリの職人さんが技術監修をされたみたいです
    作中にもラクロワのための刺繍が出てきます
    ミンクと鉄環を刺した作品も素敵...! めろり

    クレール役の女の子がとても可愛かったです
    青緑色のコートにふわふわの赤毛で
    ちょっと下を向いて唇をくちばしみたいにすぼめる笑顔が大変に小悪魔でした

  • もっと触れるべき点はあるとは思うのだけれど、気になった点が。
    先日Goethe!を見たときも思ったんだけど、あちらの方って外ですることに対してあまり抵抗がないんでしょうか。

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