かもめ食堂 [DVD]

監督 : 荻上直子 
出演 : 小林聡美  片桐はいり  もたいまさこ  ヤルッコ・ニエミ  タリア・マルクス  マルック・ペルトラ 
  • バップ
4.12
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本棚登録 : 6785
レビュー : 1401
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021126106

感想・レビュー・書評

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  • 先日、久々に『かもめ食堂』を所有しているDVDで観た。
    かなり数年ぶりに、観た。

    ここ数年の私はとにかく仕事で、大阪の中小企業のおっさん相手に闘ってた。
    と思う。
    闘わないと勝てなかった。勝つとか負けるとか嫌いだけど、負けると精神がもたなかった。だから、毎日負けないように、無理してた。
    社外の人とも社内の人とも社長とも。


    そんな感じで生きてきた結果。負けた。
    負けた上に、すごくがさつで性格の悪い女になったと思う。
    性格悪くなきゃ、やってけない世界だった。


    前の職場を離れた今も、がさつで、性格は悪いままです。


    だから、久々にかもめ食堂を観ても、「んだよ~」みたいなキムタク口調みたいな気持ちにしかならないと思ってたら、全然違った。


    昔好きだった、本当に好きだったものはそう簡単には変わらない。変えられない。性格は変わっても、そこは変わらなかった。



    初めてミニシアターで映画を自分の意思で観たのはこの『かもめ食堂』でした。

    こんな世の中になってしまいましたが、映画はなくならないし、ミニシアターも消えません。


    ミニシアターエイド基金、本日最終日です。


    ご協力いただける方は、お願いいたします。
    https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid


    Tポイントが余っておられましたら、Tポイントでも寄付可能です。
    https://tsite.jp/donation/?xpg=PCTC0202&bokin_id=627


    最近、ずっとずっとこんな話ばかりしていましたが、昨夜の『ミニシアターエイドライブ』の生配信をちらちら観てたら、もっともっと応援したくなったし、全国に同じ思いの方がいるのが嬉しかった。
    アーカイブです。
    https://youtu.be/uXe5WQFyOsQ


    特に矢部太郎さんの言葉が印象的でした。矢部さん好き。
    ニュースにもなってたので、リンク貼ります。是非。
    https://www.cinematoday.jp/news/N0115885

  • 「この国の人は、どうしてこんなにゆったりのんびりしているように見えるんでしょうか…」
    「森…」
    「え?」
    「──森があります」

    フィンランドで小さな食堂を営む日本人女性が主人公。
    大きな事件はない。
    少しずつ集まってくるおばさまたち。と日本かぶれの青年ひとり。
    まる一日誰も来ないような店が、少しずつ来客が増えていく。

    サチエさんの、あるがままを受け入れてくれる姿勢が好きです。
    何度も見返したい系の映画でした。

    皆さんのレビューを読んだら、大変愛されている映画だということが伝わって来ました。
    わかりみ。こういう映画を、日常に置きたい。 

  • 小説『かもめ食堂』を読んだあとに観る。
    頭のなかの情景が、彩りをもって動き出す。小林聡美さん演じるサチエをはじめミドリやマサコがごはん作ってる。話してる、笑ってる。
    かもめ食堂やサチエの部屋のインテリアや市場のカラフルな野菜。
    みんなの素敵なお洋服とエプロン!そうエプロンが可愛いいんだなこれが。
    そういえばわたしはついつい邪魔くさくてエプロンしないんだけれど、やっぱりエプロンはしたほうがいいな。
    これからお料理するぞーっていうオンオフの切り替えにもなるしね。エプロンつくろう。さっそくつくろう。
    お料理のおいしそうな匂いに熱々感。とんかつを切るときのあのざくっという音。丁寧にいれられたコーヒーの香り・・・・・
    小説と映像と両方とも大好きな作品。

  • 小林聡美、片桐はいり、もたいまさこというキャスティングだけで、
    もう不思議空間決定&必勝でしょう。

    あまりにも有名で、
    北欧ブームの火付け役的本作品を初めて観た。
    まぁ、たしかに北欧食器に和食が載るのは面白いけれど、
    この作品の素敵さって、
    「みんなそれぞれいろいろあるよね」の終始徹底なのかと思う。

    原作も読んでみたくなった。

  • フィンランドのヘルシンキが舞台。
    中年女性のサチコが営む「かもめ食堂」、おにぎりが看板メニューもなかなか流行らない。
    そこに一人の日本かぶれのトンミ・ヒルトネンが来て、ガッチャマンの歌詞を尋ねたところから、少し話が動く。世界地図を指差してきミドリ、ふとテレビでニュースを見てきたもののロストバッゲージに遭ったマサコ。そしてシナモンロールの匂いに釣られてやってきた近所のご婦人たち。旦那に逃げられぼろぼろに酔ったご婦人とも打ち解け、一緒にサウナに行く中に。少しずつ賑わっていくかもめ食堂。

    派手な事件もなく、特に押し付けがましくもなく、異国の地で出会った個々人の人生の深堀もなく、静かに進む。おいしそうな料理を作る風景がある。
    フィンランドの風景というのも、森や港、市場など、そんなにすごく映える映像ではなく、のんびりした日常。夏の時期なのか、空が明るく映される。

    旦那に逃げられたご婦人と、前に同じ建屋でカフェをやっていたけど嫁子供に逃げられたご主人が集まって、みんなでおにぎりを食べるシーンが一番印象的です。
    確かにおにぎりは日本のソウルフードですよね。
    しかし、やっぱり異国感があって、旅行に行きたくなります、ミドリさんやマサコさんのように、あんまりいろんなことを決めず、思い切って旅行に行きたい。
    フィンランドにもいつか行きたいですね。

  • なぜに フィンランド。

    なぜか あっという間に 終わってしまいました。

    ガッチャマンの歌を 最後まで 知っている人に 悪い人はいない。

    これは 名言ですね。

  • 1番好きな映画です。

    特別感動的なシーンはないのですが、エンディングの「クレイジーラブ」が流れはじめるとジーンときて涙がでそうになります。

    観ると幸せな気分になるのです。

    北欧のインテリアや食器も素敵。

    だけどただのおしゃれな映画なだけではなく、いろいろ考えさせられます。

    原作も読まれる事をおすすめします。

  • 映画メモ。

    ずっと、おとぎ話のような映画なのかと思っていたけれど、一部合っていて、一部違いました。
    ほんの一瞬、主人公たちが自身の過去に言及する場面があるのだけれど、「サチエさん」は早くに母を亡くし父子家庭で育ち、「マサコさん」は長く両親の介護を続けた上で、二人を看取っているんですよね。
    ケア労働や家事でがんじがらめになりそうな状況から、何らかのきっかけで距離をとって、フィンランドで食堂を営む三人。
    そう思って映画を見ていると、お客さんが入らずただただコップを磨き続けていた時も、市民プールで泳いでいる時も、サチエさんはずっと様々なしがらみと闘っていて、最後には彼女にとっての勝利(=食堂がお腹を空かせた街の人々で満員になる)をつかみ取るまでの過程を描いているように感じられてきます。
    しがらみや現実の苦味をふまえているからこその、大人のおとぎ話。
    「当たり前のことを淡々と続ける」ことの大切さと尊さを感じさせてくれる映画です。

  • 大好きな作品。
    ヘルシンキで、食堂を始めた女性が、偶然であった日本人女性が2人、かもめ食堂で働き始める。

    食べ物はどれもおいしそう。
    風景もとてもきれい。
    衣装もかわいい。

    何度みても飽きないです。

    マザーウォーターが気になっていたことを思い出す。
    この機会に観てみようかな。

  • 好きすぎて登録していなかった。
    もうどういうきっかけで見始めたのかすら思い出せないけれど、数え切れないくらい見ている。

    妙齢の女性がフィンランドで食堂を始める。
    初めは人が来なかったけど、徐々に人が集まり始める。
    日本かぶれの男の子、そこらへんのおばさん、前からお店が気になっていた夫婦、窓からじっとみつめるおばさん…
    みんな美味しいものを食べて、腹ごしらえして、自分の人生を歩きだすんだ。
    という話。

    好きな人は好きだし、苦手な人は5分見たところでつまらなくって苦痛を感じるだろう。
    押しつけがましくない、こういう人になりたいなぁと思わせる映画。

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著者プロフィール

荻上直子(おぎがみ・なおこ)
1972年、千葉県生まれ。映画監督、脚本家。千葉大学工学部画像工学科卒業。1994年に渡米し、南カリフォルニア大学大学院映画学科で映画製作を学び、2000年に帰国。2004年に劇場デビュー作「バーバー吉野」でベルリン映画祭児童映画部門特別賞受賞、2017年に「彼らが本気で編むときは、」で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞など、受賞多数。他の監督作に「恋は五・七・五!」「かもめ食堂」「めがね」「トイレット」、著書に『モリオ』がある。

「2019年 『川っぺりムコリッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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