あの頃映画 「皇帝のいない八月」 [DVD]

監督 : 山本薩夫 
出演 : 渡瀬恒彦  吉永小百合  山本圭  三國連太郎 
  • 松竹
3.24
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本棚登録 : 49
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105049086

感想・レビュー・書評

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  • 自衛隊のクーデターを描く、とてもラジカルな映画です。おまけに自衛隊がブルートレイン(←昭和だなぁ)をジャックして爆破する。そりゃ、こんな過激な映画に自衛隊も国鉄も協力するわけもない。最高です。

    設定は申し分ないし、豪華なキャストも申し分ないです(主演の渡瀬恒彦も良いですが、首相役の滝沢修がインパクト強し)。

    しかし、わりと早く計画は頓挫し、後半は残党による無益な反抗活動に費やされ、やや盛り上がりに欠けるというか、期待したほどのスケール感がないのです。

    本物のブルートレインがではなくセットをしているので、走行してい感じが全くなく、それがスリルを欠いている一因かも。

    あと、この手のパニック映画に吉永小百合が出ている違和感も…。

  • 今から40年前、1978年の映画。


    もう渡瀬さんはじめ、亡くなっている役者さんや

    超大御所になっている人もみんな若手の役。



    それにしてもこの頃の自衛隊ってとことん悪役が多い。

    今見るとかなり現実離れした内容に感じます。



    あとはだいたいハッピーエンドはない。

    ラストはけっこう悲劇的な結末。

    「皇帝のいない八月」このタイトルはまた意味深だな、と感じます。

  • 少ない予算でスケール感を演出している。
    自衛隊員が命懸けで行うクーデターの目的が、憲法9条の改正という所に、与党が当たり前のように推し進め、国民もぼんやり納得している現在からは隔世の感がある。
    最後主人公も含めた全滅エンド、事件の全貌に箝口令が敷かれ、全てが施政者たちの思惑で闇に葬られ、東京はいつもと変わらぬ朝を迎えるという鬱展開は、個人的には好み。

  • 我々の世代では、とにかく出演者が豪華。
    渥美清まで出ている。
    その豪華キャストを使いこなし、大作??を作る監督に妙に尊敬の心が生まれる。
    戦前は軍国主義にのっとった作品が多かったようですが、まぁ、戦中のことを言っても始まりませんから・・・。

  • 全滅ロマン

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  •  子供のころ、テレビで見ました。
     今、改めて見ると、あんまりおもしろくないです。でも、出演キャストは豪華でした。

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