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- / ISBN・EAN: 4988105049086
感想・レビュー・書評
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自衛隊のクーデターを描く、とてもラジカルな映画です。おまけに自衛隊がブルートレイン(←昭和だなぁ)をジャックして爆破する。そりゃ、こんな過激な映画に自衛隊も国鉄も協力するわけもない。最高です。
設定は申し分ないし、豪華なキャストも申し分ないです(主演の渡瀬恒彦も良いですが、首相役の滝沢修がインパクト強し)。
しかし、わりと早く計画は頓挫し、後半は残党による無益な反抗活動に費やされ、やや盛り上がりに欠けるというか、期待したほどのスケール感がないのです。
本物のブルートレインがではなくセットをしているので、走行してい感じが全くなく、それがスリルを欠いている一因かも。
あと、この手のパニック映画に吉永小百合が出ている違和感も…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今から40年前、1978年の映画。
もう渡瀬さんはじめ、亡くなっている役者さんや
超大御所になっている人もみんな若手の役。
それにしてもこの頃の自衛隊ってとことん悪役が多い。
今見るとかなり現実離れした内容に感じます。
あとはだいたいハッピーエンドはない。
ラストはけっこう悲劇的な結末。
「皇帝のいない八月」このタイトルはまた意味深だな、と感じます。 -
我々の世代では、とにかく出演者が豪華。
渥美清まで出ている。
その豪華キャストを使いこなし、大作??を作る監督に妙に尊敬の心が生まれる。
戦前は軍国主義にのっとった作品が多かったようですが、まぁ、戦中のことを言っても始まりませんから・・・。 -
子供のころ、テレビで見ました。
今、改めて見ると、あんまりおもしろくないです。でも、出演キャストは豪華でした。