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- / ISBN・EAN: 4520634510905
感想・レビュー・書評
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人にオススメはしないけど、この映画好きです。
わざとらしい演技と関西弁がツボ。
主役の秋桜子(こすもすこ)さんの、三白眼が愛らしくて、それを活かした表情の演技が可笑しい。
荒川良々の違和感。サイコっぽい怪しさ。
(ご本人は不本意でしょうが)各映画サイトでの評価の低さまで好ましい。偏愛しそうな作品です。
谷崎潤一郎原作。
『片腕マシンガール』『悪の華』の井口昇監督。 -
谷崎原作文芸映画に荒川良々が出演しているというので飛びついた。しかも監督は井口昇。きっと阿呆らしいシーン満載だろうと期待大。
谷崎の面白すぎるストーリーの枠の中で、大いに遊んでいた。終始気になったのが、エセ関西弁。これはあえての演出なのだろうか。出演者みんながみんなわざとらしい演技をしていたので、きっとそうだろう。それにしても、主役の秋桜子の関西弁、どうしても、吉本新喜劇の島田何某(忘れた)という女性芸人を思い出して落ち着かなかった。少し標準語フレイバーのかかったあの関西弁である。
やはり気色の悪さにかけては荒川良々は裏切らない。もう、長髪のカツラをかぶった彼が出てくるだけで笑いが止まらなくなった。生きていてよかったと思った。 -
原作谷崎潤一郎と書いていいのだろうか、どこにも谷崎テイストを感じられるものが無かった。エロ映画として見るにしても酷かった。エロさに不快感とキモさを感じてしまった。主演2人の女優の未熟さというよりお粗末さにイライラしてしまった。
荒川良々の長髪のかつらも役には合っていたが不自然な感じがした。野村宏伸も役にはあった演技はしていた。、かつては角川映画で主演を貼っていたのに、今の姿を見ると残念に思えてしまった。
至る所でガッカリ度と残念度が満載だった。逆にここまでくると、最後まで見てみようという気になってしまった。見終えた事で後悔の先にある何かを感じた。見なきゃあ良かった。本来ならブロクに載せる事はないのだか、レビューに書いてやろうという気になってしまった。 -
原作の雰囲気のまま、卍はやはり卍でした。
特に面白くはないけど、雰囲気は良いよ。 -
ギャグみたいな映画だった。すごく胡散臭い。ところどころ笑える。(笑わそうとしているのかはよくわからない)。なのにたまに少しリアル。
原作読んでみたいなあと、少し思いました。 -
ギャグとポルノを足して2で割った感じ。かなり完成度高いと思います。ほうれん草とご飯粒ふんづけてもた~、を思いだしてくすくす笑う日々。
2011.04.30 -
原作には忠実度が高い。
違和感のある京弁も原作っちゃー原作だから、逆に「谷崎」っぽさは出てる。
もう少し綺麗な女優さんを使ってくれたらなぁ… -
ちょっと胡散臭いんですが、たまにおもしろくて笑っちゃいました。時間経つの早いです。
谷崎さんの独特の雰囲気が出ていました。
そういえば、前回コメントした「ツィゴイネルワイゼン」もそこで見たんだったっけ。
大人の階段のーぼるー♪という歌を思い出しました。土曜日の午後11時って大人の時間ですよねー。
谷崎の『卍』は今まで四回映...
大人の階段のーぼるー♪という歌を思い出しました。土曜日の午後11時って大人の時間ですよねー。
谷崎の『卍』は今まで四回映画化されていて、私が今回観賞したのは一番新しい2006年バージョンです。コメディ色濃厚だったのですが、原作はどうなんでしょうね。他の映画化作品も合わせて、機会があったら触れてみたいです。