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- / ISBN・EAN: 4988111282507
感想・レビュー・書評
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タイトルもすんごいですけど、中身はそれ以上に破天荒を究めてると思います。向こう見ずっぷりを怪演する緒形拳は、大きな声で、常に自信を持って戦略や方法を口にする。それが後半のふたなりの問題になるとますますおかしいことを口走りはじめるんですけど、自信を持ってそれを実行していくから(そして実現する)、映画の虚構性が確かなものとして描かれる。とても風変わりな作品ですが、その発信力は相当なものだと思います。
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緒形拳のもつ 野性の魅力を
引き出した作品かもしれない。
安田道代の 一生懸命 走る姿が好感もてる。
ちょっと 題名が エロティックすぎるが・・・・
もうすこし 考えてもよかった。
題名だけでは 期待はずれになる。
緒形拳は 100mの選手だった。
爆発的なエネルギーを持ち・・・・
獣になって 自分を 鍛えるのだった。
100m 10秒を目指すオトコ。
ところが 戦争で オリンピックは 中止。
かわりに 兵士として
中国で 人を殺し 強姦する・・・
戦争がおわり 女のヒモとなって
自堕落な生活をおくっていた。
そういう中で 元ライバルだった スポーツドクター(滝田裕介)が
所属する 企業の陸上部の コーチを するように・・・・
緒形拳を さそう・・・月給 10万円。
緒形拳は 滝田裕介の嫁(小川真由美)は
初恋の相手であった・・・・
その 嫁を レイプしてしまい・・・
滝田裕介から 絶交を言い渡されるが・・・
バスケットボールをしている 安田道代
をみて その運動神経と 足の筋肉に
100mランナーの素質を見抜き・・・
コーチをかってでて、オリンピックを目指すという。
訓練につぐ訓練。
オトコになれ と 髭剃りを 渡して
男性ホルモンを ださせる・・・・
(そんなことでできるのか?)
そして 安田道代が 走ると 11秒7
まで走ることができるようになり
オリンピックの基準を軽く超え・・・・
日本記録 11秒6に わずか迫るようになっている・・・
そして 陸連幹部に 走りをみせる・・・。
見事 11秒7 で走り・・・
セックスチェックを 受けろといわれ・・・
安田道代は ふたなり だった。
緒形拳は オトコにしすぎたと反省する。
それから 緒形拳は オンナ断ちを していたが
がんばって・・・・練習とオンナにするために励むのだった。
・・・
オリンピック予備選で・・・・安田道代は はしり・・・
ふーむ。
結末が なんともいえぬ よさなんですね。
現在の 日本の女子 100m短距離
記録保持者は 福島千里
100m 11秒21 (2010年記録)
女子は オリンピック標準記録を打ち破れずにいたが
福島千里は 56年ぶりに 北京オリンピックに出た。
人見絹枝は 1928年 100m 12秒2の世界記録を出した。
この人はずば抜けていたが・・・・24歳で病死。1931年。
世界記録は
アメリカ ジョイナー 10秒49 1988年。