どろろ コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : 塩田明彦 
出演 : 妻夫木聡  柴咲コウ  瑛太  杉本哲太  土屋アンナ  麻生久美子  中村嘉葎雄  原田芳雄  原田美枝子  中井貴一 
  • ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
3.13
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本棚登録 : 52
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4582131186755

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な構成の物語だなぁ。
    と思ってみていた・・・
    2007年作品 塩田明彦監督

    原作が手塚治虫と知って、なるほど・・・。
    納得。
    漫画の巨匠の想像力は果てしないものがある。

    醍醐景光(中井貴一)は、天下を統一するために、
    生まれ来る子供を48ヶ所に分割して捧げる
    ところから始まる・・・
    おどろおどろしい世界である・・・

    生まれた子供は、捨てられ・・・・
    寿海(原田芳雄)に拾われ、蘇生させられる。
    その名前を 百鬼丸(妻夫木聡)と言い・・・
    48ヶ所を取り戻す 旅に出る・・

    その相手は、妖怪たちで・・・・
    百鬼丸は、香港アクションシーンさながらの活躍ぶり。
    日本の映画が香港映画に影響を受けるというのは、
    やはり、奇異な感じを受けた。

    脱国籍になってきているのだろうか。
    風景も何か中国のようなところみたいだが、
    ニュージーランドとのこと・・・・
    ボーダーレスに物語は作られる。
    日本的な想像力の物語を無国籍にしたのは、

    製作者が、日本の妖怪たちに通じていないことや、
    エスプリが足らないことが勿体ない物語にしている。

    百鬼丸を演じる妻夫木聡は、身体の部分を取り戻すたびに
    表情がよくなっていく・・・だんだんと笑顔が生える。
    どろろ役の柴咲コウは、
    こういう役柄にも挑んでいるのが好感持てる。

  • えっ・・これ3部作なの…!?

  • ど ろ ろ ツ ン デ レ す ぎ る 。 
    百 鬼 丸 天 然 タ ラ シ す ぎ る 。
    元々柴咲コウさんも妻夫木くんも大好きなのでかなり期待してたんですがこれは結構自分的にはヒットです。
    まず原作。原作が大好き。ブラックジャックはあれをさらに進化させた漫画だな、と思わせてくれます。
    とにかくどろろは原作も小学生の頃から大好きで大好きな作品だったんで見れて嬉しい!
    天下を狙う父の野望のためにその身から48箇所のパーツを奪われた青年百鬼丸と
    男のなりで街場を荒らす天涯孤独の野盗どろろの旅の物語です。
    ふたりがふたりだけで進む己を取り戻す旅路。
    欲望に振り回され、親に醜い姿を疎まれ、捨てられ、
    他人には化け物という認識しかもたれる事が無かった青年百鬼丸がどろろという少年(本当は女の子)と出会って、
    少しずつ人と触れ合いながら自分の身体を、自分自身を取り戻していく、それがメイン。(だと思う)
    でもそれだけじゃなく天涯孤独の淋しさから偽悪的に振舞う盗人どろろも百鬼丸と歩く道の中で変わっていくんです。
    少しずつ女の子になっていく(ように見える…)どろろが可愛いんだ!優しくなっていく兄貴が素敵なんだ…。
    だんだん『ひとりぼっち』が寄り添いあって『ふたり』になっていくのが…もう…もう!
    映画では少し脚色されていますがあれはいいスパイスになってるよ。
    すごいなんか・…もう…可愛い…。なにあれ…!!いい意味で驚きました。
    オチは漫画と大分違うけれどあれはあれであり!と思います。
    キャストが素敵過ぎる…!醍醐さんとどろろのお母さんが本当にハマッてた!
    とにかく可愛いんだどろろが!!!あれは百鬼丸もきゅんきゅんしちゃうよ。
    人との付き合い方がわからない彼ですが、もしかして百鬼丸が最初に感じた感情は『萌え』かもしれない…と思いました。
    一瞬。(笑)それくらい可愛い!
    最初はツンケンしてた兄貴がどんどんどろろに心を許していく様が微笑ましい。
    でもあのラスト直前での天然TARASHIっぷりには驚きました。兄貴!やめて!素敵すぎる!
    打たれ弱い兄貴素敵。どろろにケツ叩かれてようやく立ち上がる姿にMOE。
    ああ〜、劇場公開行きたかった。

  • 大好きで映画は3回ぐらい観たんでメイキング等が入ってるコレクターズエディションを勢い余って買ってしまいました

  • 丸様のへたれっぷりと、どろちゃんの可愛さが最高。嗚呼なんて仲良し夫婦なんだろ・・・かわええなぁ

  • これまた評価すべきところが全くない映画。

    原作の良さをまるで感じさせないし
    日本の妖怪映画=着ぐるみの伝統を引き継ぐグダグダ感。

    一作目がこれだから、続編の出来が気になって、気になって(笑)

  • 7月発売予定!<BR>予約せねば…<BR>
    | 2007-06-23 10:10:05 |<BR>
    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−<BR>
    劇場でも見てきたのですが、やはり好き作品です。アクションや音楽もいい(サントラ買った…!)続編製作決定とかも聞いたのですが、楽しみです〜

  • 笑う要素てんこもりの映画。
    妻夫木がやたらかっこいい&#9825;&#9825;この映画を見て思ったのはそれだけでした…
    2、3があると知ってびっくり。これだけで、もういいと思う。ミスチルの主題歌も全然活かされてなくて、かなり失望しました。

  • 見終わった後、その映画館で『ゆれる』の最後の上映が同じ時間にされていたことを知って・・・へこんだ。妻夫木くんかっこいいなぁ〜

  • 気晴らしに友達セレクトで見に行った。柴咲コウの喉は強いなーとか、妻夫木くんにはやっぱり悩める、けれど前向きでさわやかな青年役が似合うなーとか、そんなことを思ってしまった。

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著者プロフィール

1961年生まれ。立教大学在学中より自主制作映画を作り始める。83年、黒沢清監督『神田川淫乱戦争』に助監督として参加。同年『ファララ』がぴあフィルムフェスティバルに入選する。その後、大和屋竺のもとで脚本を学ぶ。99年、初の長編映画『月光の囁き』がロカルノ国際映画祭に出品、同年第24回報知映画賞新人賞を受賞、同年『どこまでもいこう』『月光の囁き』で日本映画監督協会新人賞、2000年第9回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞。01年『害虫』でナント三大陸映画祭審査員特別賞および主演女優賞(宮﨑あおい)。04年『黄泉がえり』で第27回日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞。05年『カナリア』でレインダンス映画祭グランプリを受賞。主な作品に『どろろ』『抱きしめたい -真実の物語-』『風に濡れた女』(ロカルノ国際映画祭若手審査員賞)などがある。

「2019年 『映画「さよならくちびる」公式ブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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