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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4907953019928
感想・レビュー・書評
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評判だったので楽しみに見たけど……どこがそんなに評判なのかいまいち分からなかった。映像は雰囲気があってきれいだったけど、脚本と演出が甘すぎると思う。「ここで泣いてね」みたいなお涙ちょうだいの場面があざとすぎてクールダウンしてしまった。
それぞれの主人公たちがつぶれかけた鉱山の町で何を捨て、何を得て、どのように成長したのかがまったく色分けされていなかったように思う。とくに旧弊とした男社会の代表であるトヨエツと革新の代表みたいな松雪泰子の対立の決着が「そんなんでいいの?」っていう印象。
同じ不況とかブルーカラーの人生を描いた映画なら『リトル・ダンサー』とか『フル・モンティ』とかの方がいいと思う。とくに同じ鉱山を舞台にしているのに『リトル・ダンサー』と『フラガール』の持つ重厚感はあまりに違いすぎるなあ……。
『フラガール』はアカデミー外国語映画賞の日本代表作品だったと記憶してるけど、この作品が、結局同賞を受賞した『善き人のためのソナタ』と同じ審査委員に見られたのだと思うと切ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ずいぶん前に知り合いに貰ったDVDをすっかり忘れていて
見ようとテレビをつけたら「土曜ロードショー」でもやっていてびっくり。
色々話題にもなったので期待が大きかったのかもしれないけど
☆ふたつ。