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- / ISBN・EAN: 4988101127528
感想・レビュー・書評
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崔洋一の「月はどっちに出ている」に続く(だったと思う)作品。歌舞伎町に生きる中国人たちと、彼等の奥深くに入り込む刑事を描く。大杉漣が情けなくていい味を出していて、主役の岸谷五郎を食ってしまっている。この前に「若草物語」を見たせいもあって同じ日本を舞台にした映画でも全然違うなあとあたりまえなことを思う。
ストーリー自体はVシネマにでもありそうな感じだが不思議とチープな感じはしてこない。描き方が違うのだろうか?(それとも今のVシネマもこのぐらいの水準だったりして)。この手のストーリーはあまり得意ではないが、大杉漣のおかげで(?)けっこう楽しめた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
制作年:1998年
監 督:崔洋一
主 演:岸谷五朗、大杉漣、冨樫真、香川照之
時 間:110分
音 声:日:ドルビーサラウンド
新宿警察署生活安全課の刑事・中山は、韓国人の情報屋・秀吉と上海美女の恋人・桃花とつるんではかなり危ない生活を送っている。
新興勢力のヤクザ・愛虎組に警察情報を横流しして見返りの金を受け取ったり、ヤクに手を出しその勢いでボッタクリバーを強制調査して手柄を立てたり…。
そんなある日、桃花が秀吉の部屋で死体で発見された。彼女は、中山に隠れて秀吉や弟の健祐たちとチュンマネや闇送金、売春、密入国の手助け、裏バカラ屋などで荒稼ぎをしており、敵も相当にいたようだった。
そして、更に彼女は愛虎組の組長・権田の愛人でもあったのだ。
秀吉の告白で、桃花が権田と裏バカラ屋オープンに際していざこざを起こしていたことを知った中山は、桃花の死体を真犯人である権田に返すべく、秀吉と一緒に桃花の死体を背負って夜の町をさまよう。
漸くの思いで、権田の車のトランクに桃花の死体を乗せることに成功した中山と秀吉。
権田との話し合いもつき、騒動は一件落着する。
ところが安心したのも束の間、権田に拉致された秀吉は、警察に手柄を立てさせ組を守るという警察との裏取引の拳銃運搬を命じられるのだった。
しかし、秀吉が言われた通り現場に拳銃を運んで現れた時は、既に警察が現場検証をしている真っ最中で、しかも怯えた秀吉が拳銃をぶっ放したことから、事態は新宿界隈を舞台にした大騒ぎの大追跡劇に発展してしまう。秀吉が逃げた先は、愛虎組の事務所だった。
それに続いて事務所に乗り込む中山たち警察グループ。このどさくさに乗じて中山は、権田たちを一斉検挙することに。
実は、これは中山と秀吉が仕組んだ大芝居だったのである。
だが、たったひとつ計算違いがあった。芝居で撃たれる段取りになっていた秀吉が、防弾チョッキを着るのを忘れていたのだ。
中山の腕の中で息絶える秀吉。新宿に静けさが戻った。働きづめでろくに眠っていなかった中山も、やっと休息を取ることが出来る…。 -
さいこーだよ
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岸谷五郎すげぇかっこいい。