アナーキー・国家・ユートピア〈上〉―国家の正当性とその限界 (1985年)

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  • 所謂、(介入の度合いが)大きな国家・小さな国家問題に、私人間の損害賠償論から切り込んでいく一冊。

    ただ、なぜ国家という主体と政府という主体が同一に論じられるのだろうというディレンマ(←1975年表記)に気づかせてくれた上巻。

    P.S. MH17の報道やプーチンの来日、イスラエルのガザ地区空爆やシリアのジャーナリスト斬首問題に対して、平和主義国家日本としての意見を述べ、何故、人権に国家が介入するかという正当性を述べてくれる日本キボンヌ。

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著者プロフィール

ロバート・ノージック(Robert Nozick): 1938-2002年。アメリカの哲学者。コロンビア大学で学士号を、プリンストン大学で博士号を取得。ハーバード大学教授を務めた。『アナーキー・国家・ユートピア』で政治哲学者として注目を集める。その後は、政治哲学を離れ、認識論から価値論にわたる広範な問題について独創的な考察を行う。他の著書に『考えることを考える』などがある。

「2024年 『生のなかの螺旋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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