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感想・レビュー・書評
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もやもやしたなんか嫌だなってことを、誰もそんな風には言わなかった頃から「嫌だ」って言い続けていた人がいる。
自分だけじゃないんだってことが嬉しかった。
自分が生まれる前からこう感じて、ちゃんと生きている人がいるってことは救いだった。
大丈夫なんだって思えた。
上から目線でがんばってると讃えられても嬉しくねえよとか、
ヘテロだから男しか好きになれないけど女子役をするのは嫌だから恋愛が嫌なのです。という意味で「性別なんてなくていいのに」と口に出したらいっせいにそんな世界はつまらないと集中砲火をくらった人の話とか、
細かいことを気にする自分を肯定しようとする姿勢とか、
文章のひとつひとつを大切にしたい。美しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「男女の扱いの差は差別ではなく区別であるので問題が無いという人がいるが、差別は同種内でのものであるので、まだ救いがある。区別とは、そもそも違う種類のものであり、比較や同列化の対象にすらならないものである。差別されるのは辛く悲しいことだが、区別されると考えることは血の凍るようなぞっとすることである」という部分が記憶に残った
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