おいぼれ犬と新しい芸―在外研究者の生活と意見 (1984年) (岩波現代選書―NS〈539〉)

著者 :
  • 岩波書店
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 4
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • カナダが、アメリカと違って、国民的英雄という概念が希薄な点について書いているところが面白かった。
    カナダに3度いったことがありますが、アメリカのような押し付けがましいところがないのが不思議だった。

    フランス語圏と、イギリス語圏があるという均衡も重要な要素なのかもしれない。
    ひょっとしたら、フランスとイギリスのいいところを引き継いでいるのだろうか。

    ちょっとした読みものとして、読める本です。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

藤永 茂(ふじなが・しげる)
1926年中国・長春生まれ。九州帝国大学理学部物理学科卒業。京都大学で理学博士の学位を取得。九州大学教授を経て、カナダ・アルバータ大学教授就任。現在同大学名誉教授。著書:『分子軌道法』(岩波書店)、『アメリカ・インディアン悲史』(朝日選書)、訳書コンラッド『闇の奥』(三交社)他多数。

「2021年 『ロバート・オッペンハイマー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤永茂の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×