ザ・ベスト・オブ・P.K.ディック〈1〉 (1983年) (サンリオSF文庫)

著者 :
制作 : ジョン・ブラナー  浅倉 久志 
  • サンリオ
4.17
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本棚登録 : 28
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)

感想・レビュー・書評

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  • いかにも冷戦時代の作品だと思った。傑作揃いだが、一番好きなのは「変種第二号」で、その次が「植民地」。どちらも、悲惨な結末の中に笑いを誘う光景が浮かぶ。ジョン・ブラナー編。1983年11月30日発行。定価580円。
    収録作品:「フィリップ・K・ディックの現実」(ジョン・ブラナー、朝倉久志訳)、「彼処にウーブ横たわりて」(鈴木聡訳)、「ルーグ」(鈴木聡訳)、「変種第二号」(友枝康子訳)、「報酬」(汀一弘訳)、「贋物」(鈴木聡訳)、「植民地」(大瀧啓裕訳)、「消耗員」(安田均訳)、「パーキイ・パットの日」(汀一弘訳)、「薄明の朝食」(鈴木聡訳)、「フォスター、おまえ、死んでるところだぞ」(友枝康子訳)

  • 【由来】
    ・実家にあったもの

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • SF小説界の一般教養と名高い「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」がそこまで響かず、「高い城の男」が自分的には完全にハズレだったため、ディックが合わない人間だと自分のことを判断して2年ー、友人から借りたこの短編集で考え方が完全に一新された。
    どの話も20~90ページで完結するためサクサク読み進める上に、どの話にも設定やオチがかなり凝っていて、一話をさらに練れば長編一冊作れるのではないかというくらい密度が濃い。
    恐らく、ディックの綿密な設定を短編として纏めると自分にはちょうど良いんだろうな。
    長編として描かれると、胸焼けに似たおなか一杯感がある。
    「変種第二号」「贋物」「植民地」はどれも素晴らしい。映画を観ているかのように頭の中でイメージが活き活きと再生された。

  • 2015/05/23 読了

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