神奈川県横浜市出身。劇作家・演出家。上智大学中退。1966年劇団俳優座付属養成所卒業。1970年「黒色テント68/71」(現黒テント)の創立に参加。劇団での作・演出活動を中心に、1980年代中頃からは劇団外でも、オペラ、演劇、ミュージカル、コンサート、合唱と多岐にわたる活動を開始する。『ピーターパン』などのロングラン作品を持つ一方、ジャンルを越えた「楽劇」作りを長期的な課題としている。1984年からの林光および「オペラシアターこんにゃく座」との共同作業の歴史は長く、『セロ弾きのゴーシュ』『吾輩は猫である』など、これまで数多くの作品の台本や演出を担当。独自の視点を基に『ひかりごけ』(神奈川芸術文化財団)、『罪と罰』(新国立劇場)、『真夏の夜の夢』(二期会)、『羅生門』(日生劇場)、『マノンの肖像』(東京室内歌劇場)、『山と海猫』(まつもと市民オペラ)などのオペラ作品の演出も多数。まつもと市民芸術館まつもと演劇工場・工場長。
「2023年 『ヴォーカル・スコア オペラ 山と海猫 第ニ幕』 で使われていた紹介文から引用しています。」