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感想・レビュー・書評
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大蔵大臣が別荘の書斎で死体となって発見される。
凶器と見られる鑢についていた指紋を元に容疑者が逮捕されるのだが…。
名探偵ゲスリン登場の巻。
どうも名前からしょうもない探偵を想像してしまうが、なかなかどうしてきちんと捜査に精を出す立派な名探偵だった。
伏線もきちんと貼られていてそれなりに面白く読んだけど、恋愛ドラマの唐突さと最後の謎解きの構成の下手さが気になった。
なぞとき。丁寧なのはいいんだけど、少し前の章で同じことが書かれてたりしてくどく感じてしまったんだよなぁ。
あとアリバイ作りの手法に笑った。実際にやってるところを想像したら、バカミスの一歩手前じゃないかとw
動機にしてもそれがなぜ今なのかが描かれていないので、ちょっと弱いかなー。
表紙のねちっこいイラストとは違う雰囲気の作品であることは確かだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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