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感想・レビュー・書評
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4巻で私の推し、涼君の出番が減ると文句を垂れていましたが、それどころか誰ですか貴方達…?
今回は一つだけ文句があります。途中から小説の一説と共に永井先生のカラーイラストが冒頭に何枚か付いてる仕様になったのですが、知らない男女が砂漠で抱き合ってるシーンがいきなりドーン!しかも全裸!
砂漠でという点にも突っ込みたい所ですが電車内(しかもすし詰め状態の)でこれはなんと言う羞恥プレイ!慌てて捲りました。
この破廉恥な2人が今回の主役です。中国の遺跡発掘調査団に選ばれた秀英と玲林。
そう、突然の主役交代です。舞台も、火炎山に近い砂漠に変更。日本人とのハーフと言うだけでかなり差別されて嫌な思いをしている秀英は、軽い予知能力や透視能力があり、不思議な波動を感じ取れるいわゆる超能力者。この能力も気味悪がられているので生き辛い彼のたった一つの心の拠り所は中央から監視役で派遣されて来た玲林の存在。ラブなのです。
どうやら中国は超常現象も当たり前のように研究対象になっているご様子。流石。
調査団はなんと葉巻型の宇宙船を発見してしまいます。勿論中を確認する事になるのですが、秀英は前日に予知夢のようなものを見ており、人間は小さな存在でそのうち自身も命を落とす事を認識してしまいます。そんな中、秀英と玲林以外の調査団はいよいよ宇宙船の中の調査へ。
もう皆さんお気付きでしょう。そう、始まります。お魚パニック!!
船内に足を踏み入れた団員達が次々と魚の怪人に変身!地獄絵図!魚臭い!
2人は命からがら街を逃げ出しますが、砂漠で放浪する羽目に。そこで漸く思いを告げる秀英、そのまま砂漠でいたしてしまう2人!砂が入りませんか?!
という余計な私の心配を他所に、朝チュンを迎えた秀英は怪異に見舞われます。
表紙の大きなおめめがなんと彼の上空に!貴方誰ですか?!
『大いなる目』と秀英が恐れるおめめと会話を試みる秀英。するとおめめは「お前さん、もうすぐ3人の男と会うからそいつらと同行して頑張れよ」と謎の予言を告げてさよならしてしまいます。
そして再び砂漠の放浪となるのですが目の前になんと村を発見。これ幸いと助けを求めて逃げ込んだは良いですがこの村は時空の歪みで入ったが最後、二度と出られない村だったのです。
食料、無くなりますよね?そうなると始まるんです、カニバリズム!突然のグロ展開!
逃げる2人!しかし謎のバリアで出られない!飢えた村人に囲まれ自死を決意した秀英の前に、やっと出ました救世主、雄介!
村は時空の歪みのせいで雄介からは見えないのですが、秀英は超能力を駆使し彼とコンタクトを取ってどうにか雄介を村に入れる事に成功。
乱戦か?と思いきや、これにより壁が破壊され解放された村人は散り散りに自分の村へと去っていったのでした。貴方がた、砂漠ですけど…と思う秀英ですが「しゃあねえよな、出られたんだから…」と解決。
この出会いで秀英は雄介、加賀、透と共に日本へ向かい協力し、そこで命を落とす運命なのだと悟ります。
ここで始まる痴話喧嘩。何で結婚を申し込んでくれないんだと怒る玲林に、日本へ行って自分は命を落とすかもしれないと諭す秀英。しかし恋する乙女は強い。「私も日本へ行くわ!」
『チャラララ~♪秀英と玲林が仲間に加わった!』
後書きで栗本さんが書かれていたように、今回は息継ぎの回でした。必要悪としてお許しを、と仰っていましたが今回も面白かったです。
今の所、読者の人気No.1は天才変人の加賀だそうです。
未だ全キャラの十分の一も登場していないとの事で、そうだこれ水滸伝を書かれていたのだったと思い至り、覚えられるかなと最近脳細胞が死んでいる私は不安になったのですが、雄介達はずっと出ばっていて欲しいなあ。
さて、私がうるさい程に推している涼君ですが、少し6巻を読んだ所、冒頭から出てきました。おお喜びしたのも束の間…
ぐおおお!!えらいことに…えらいことになっている!!!北斗、許さない、絶対に!!(でも幸せなら良いのかなあ…)
先に言っておきます。1Qさん、表紙の死んだ目をしている青い魚は私ではありませんのであしからず笑 -
アレッ雄介達は???????
と思ったら、栗本薫的にも5巻はインターミッション的立ち位置だったらしい。
中国…中国だ……。
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感想 :

そうなんですよ!冒頭は飛ばせるけど途中のそういう挿絵だと文章読まな...
そうなんですよ!冒頭は飛ばせるけど途中のそういう挿絵だと文章読まないといけないからすぐ捲れなくて!
古のものの絵もバン!て出てくるので内心冷や冷やしてます(T_T)
(でも裸はやめて欲しい笑)
(でも裸はやめて欲しい笑)